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中高年の性告白

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【中高年の性告白】第165回「母に性器をなぶられた夜」山梨県在住O・Tさん(49歳)

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【中高年の性告白】第165回「母に性器をなぶられた夜」山梨県在住O・Tさん(49歳)

このコーナーは官能小説家の長月猛夫氏が一般の中高年男性から寄せられた「性の告白」をご紹介するものです。そこにはシニアである我々同世代が共鳴する「あの頃」の時代背景があり、実体験ならではの生々しい「性の現実」があります。懐かしくも妖艶な古き良き官能の世界をご賞味いただければ幸いです。 編集長

【母に性器をなぶられた夜】山梨県在住O・Tさん(49歳)

 父親の仕事は、地元ではだれもが知っている会社の社長で、お手伝いさんを雇うほどではなかったが、そこそこ暮らしぶりはよかった。

 母はそんな父と20歳のときに結婚し、次の年にはわたしを産んでいる。つまり、母とわたしは21しか歳が離れていない。

 母は美しい人だった。それはわたし個人の判断だけでなく、近所や親戚連中、友だちの間でも評判だった。小学校、中学校と授業参観などで母が学校を訪れると、周囲の親より際立って見え、恥ずかしいながらも自慢したい気持ちをいだいたものだった。

 あれは、わたしが高校3年の夏。かれこれ30年ほど前の話だ。

 当時、父親は愛人宅に入りびたりで、滅多に家には帰ってこなかった。それまでふくよかな体型をし、明朗な性格だった母は心労で日に日にやせ細り、それがかえって妖艶な雰囲気を漂わせていたように思う。

 夏休み中のわたしだったが、来年に迫った受験のために毎日机にかじりついて問題集と参考書、教科書とにらみ合っていた。

 父は家庭に無頓着な人だったが、わたしは兄弟のいない一人息子。せめて自分と同レベルの大学へは進ませたい、というプレッシャーを無言のうちにあたえ続けていた。

 私生活こそ乱れていた父親だが、たたきあげで今の地位までのぼりつめた努力家だ。それに、一粒種のわたしがよほどかわいかったのだろう、苦言を呈することもなく、もちろん手をあげられた記憶もない。だから、わたしは父を尊敬していたし、父親のようになりたいとも考えていた。

 ただ一つ、女癖が悪いという点だけをのぞけば。

 しかし、母はそんな父を恨んでいた。当たり前だ。

 家事一切を任され、夫婦同伴が必要な時だけ駆り出される。用が終われば母は一人で帰され、父は妾宅へ。

 けれど、何不自由ないどころか、かなり贅沢のできる生活を手放したくなかったのだろう。やつれながらも、じっと我慢して家を守っていた。

「まだお勉強? いいかげんにしないと身体を壊すわよ」

 ある日、エアコンの効いた、高校生にはもったいない広さ部屋に母がきて声をかけた。

「うん、もうちょっと」

「無理しないでランクをさげてもいいのよ。お母さんは平気だから」

 その頃、わたしは目標とする大学へ、あと一歩のところで届かない程度の偏差値だった。全国規模で行われる模擬試験でも合格確率はC。

「いや、これはボク自身のためだから」

「ひょっとしてお父さんのこと、気にしてるの? あなたの人生はあなただけのものだから、だれにも気を使う必要は……」

「うるさいな! 集中できないだろ!」

 わたしは思わず声を荒らげてしまう。母は振り返りもしないわたしを残し、黙って部屋を出て行った。

 次の日の朝、わたしはさすがに母に謝ろうと思った。しかし、肉親に対してまじめに謝罪するのは恥ずかしいことだ。いつかいおう、もう少ししてからいおう、と考えているうちにタイミングを逃してしまい、また夜が訪れた。

 わたしは忸怩たる思いをいだいて、その日も机に向かっていた。きのうのように母が訪れてくれないか、そうすれば素直になれるのに、と思っていたが、ドアがノックされることはなかった。

 しばらくして疲労をおぼえたわたしは、小休止とばかりベッドの上に転がった。そして、いつの間にか眠りにおちいってしまった。

 どれくらいの時間が過ぎただろう。わたしは奇妙な感触に目をさました。

 部屋の電気はつけたまま。おぼろげな視線を下半身に向けると、そこには人影がわたしの股間におおいかぶさっていたのだった。

「か、母さん……」

 母はベッドにのぼり、わたしのズボンと下着をおろし、そそり立つペニスに顔を押しつけ、舌を伸ばして舐っていた。

「な、なに!」

「うん、お願い、好きなようにさせて」

 母は、いままで見せたことのない淫靡な視線でいう。

「で、でも……」

「ほしいの、すごくほしいの。ちょうど大きくなってたから、たまらなくなったの」

 母は潤みを帯びた声でそういうと、ふたたびねっとりと舌をはわせ、そしてパクリとほお張る。そのまま茎に舌を絡ませながら、吸い込みを加えて頭を上下に振った。

 わたしは実の母親に愛撫をあたえられているというにもかかわらず、伝わる快感のために、かたくなな拒絶を示すことができずにいた。

「ダメだ、ダメだよ、母さん……」

「うぅうん、おいしい。固くて太くてすべすべしてる」

 ときおり淫妖な視線を向けながら、母はほお張り、しゃぶりつくす。わたしは夢を見ているのではないかという錯覚に浸りながら、それでもなめらかなぬめりとうごめき、温かな温度を甘受する。

「ああ、母さん……」

「ビクン、ビクンしてるわよ。イッちゃいそうなの?」

「やめようよ、ダメだよ、こんなの」

「いいのよ、出していいのよ。お母さんに飲ませて」

 母の動きが早く激しくなる。わたしは我慢の限界をおぼえ、そのまま口内にほとばしりを放ってしまった。

 母は吐き出された精液を1滴残らず受け止め、飲み込んだ。そして、わたしの先端に吸いつき、残り汁までも搾り出す。

「いいよ、もう、母さん、くすぐったい……」

「ううん、もっとしゃぶらせて、また大きくなるまで」

 母はしぼみはじめたペニスをもてあそぶように舌で転がし、吸いつきながら指でしごく。ほどなくしてペニスは復活を遂げ、それを知った母は満面の笑みを浮かべた。

「今度はお母さんを気持ちよくして」

「え?」

「お母さんの中に入って」

 わたしの頭の中は混乱をきたした。実の母親は精液を飲むだけでなく、膣への挿入までねだってくる。

「ダメだよ、絶対ダメだ」

「どうして? わたしのこときらい? それともあなたの母親だから?」

「あとのほう」

「じゃあ好きなんだ」

「当たり前だろ。ボクの母さんなんだから」

「女としてはどう?」

 母はそういって、身につけていたものを脱ぎ始めた。

 幼いころは、いっしょに風呂に入ったこともあるし、乳児のころは乳房も吸った。しかし中学生になってから、母親の裸体というものは見たことがない。

 くり返しいうが、母はきれいな人だった。それは高校生になったときも変わらなかった。

 白い肌、肉感的な肢体、少しやせたとはいえ、乳房のふくらみは豊満で、うれいを帯びた表情にはゾクゾクするほどの色香がそなわっていた。

 全裸になった母は、見せつけるかのようにわたしの前に四つんばいになった。わたしは筋肉が硬直してしまい、あらがうどころか身動き一つ取ることができなかった。

「キスして」

 母はいう。わたしは黙ってその表情をながめている。ゆっくりと目を閉じた母は、唇を突き出しわたしに重ねてくる。柔軟な感触が伝わり、やがて舌が差し込まれる。

 絡ませあいながら、母はわたしの手を陰部にいざなった。部分はすでに潤い、肉ビラの呼吸がわかる。

「ここにあなたが入るの。生まれたところにあなたのオチンチンが入るの」

 忌まわしい言葉が、なぜかわたしを興奮させた。

「初めて?」

「うん」

「じゃあ、教えてあげる。指、挿れてみて」

 わたしは右手の中指と人差し指を、母の中に埋没させる。

「そ、そうよ、かき混ぜて」

 蜜がとめどもなくあふれ出し、肉壁が強く締めつけてくる。母は歓喜の声をあげて身悶えし、やがてわたしを押し倒すと馬乗りになってきた。

「挿れてあげる、奥まで」

 にゅるりとした感触がわたしをおおいつくした。想像以上にやわらかくぬめった膣穴は、ぜん動をくり返しながらわたしにやさしい刺激をあたえてくれる。

「うんん、気持ちいい、あ、やあん、いい」

 母はわたしを抱き起こし、乳房に顔面を押し当てた。わたしは母の乳首を吸い、欲情のままに腰を突きあげる。

「そういよ、そう、あああん、いいぃ、気持ちいい!」

 激しく喘ぎ、腰を回転させながら母はよがる。わたしも本能のままに母を堪能する。

「ああん、あああん、やあん、ステキ」

「か、母さん、母さん」

「うんうん、イキたくなったら出してね。そのまま母さんの中に出してね」

「いいの?」

「いい、うん、いいの、やんやん、いい、わたしも、あああん、イク、あく、ふ、イク!」

 母の子宮に精子をぶちまけて行為は終わった。母は微笑を浮かべ、それでもわたしは複雑な心境だった。

 やがて、秋がきて冬がきて、わたしは無事目標の大学に合格した。それと同時に、母は若い男と駆け落ちし、行方不明となった。

 いま、父も他界し、わたしは結婚して家族を持った。度量の違いか、目標としていた父ほど立派な地位にはのぼれそうもない。それでも平凡な毎日を楽しんでいる。

 あのとき、母はどういう思いでわたしに迫ってきたのだろう。うずく肉体をもてあまし、実の息子で解消しようとしたのだろうか。

 とてつもなく忌まわしい体験だが、なぜか甘酸っぱくもある。

 もちろん、だれに話すこともできないが。

  • 【選者紹介】
  • 長月タケオ(ながつきたけお)
  • 官能小説家。一般人の中高年男性への取材を通して市井の赤裸々な性のエピソードを紡ぐ。
  • 1962年生大阪府出身在住。1988年官能小説誌への投稿でデビュー。
  • 1995年第1回ロリータ小説大賞(綜合図書主催)佳作受賞。
  • おもな著作『ひとみ煌めきの快感~美少女夢奇譚』(蒼竜社)
  • 『病みたる性本能』(グリーンドア文庫)
  • 『禁断の熟女』(ベストロマン文庫・共著)
  • 『19歳に戻れない』(扶桑社・電子版)
  • 『誘惑する女 熟女たちの悦楽』(九月堂・電子版)ほか
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