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【中高年の性告白】第151回「極上の名器と出会った初体験」神奈川県在住I・Mさん(75歳)

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【中高年の性告白】第151回「極上の名器と出会った初体験」神奈川県在住I・Mさん(75歳)

このコーナーは官能小説家の長月猛夫氏が一般の中高年男性から寄せられた「性の告白」をご紹介するものです。そこにはシニアである我々同世代が共鳴する「あの頃」の時代背景があり、実体験ならではの生々しい「性の現実」があります。懐かしくも妖艶な古き良き官能の世界をご賞味いただければ幸いです。 編集長

【極上の名器と出会った初体験】神奈川県在住I・Mさん(75歳)

 イソギンチャクに俵締め、カズノコ天井にタコツボが名器の代表格といったところか。しかしながら、そんな名器の持ち主が何十人、何百人といたしても、出会わない輩にはまったく縁のない代物だ。よく、足首の細い女は締まりがいいとか、涙目の女は汁の量が多いとかいうが、面立ちや体型だけで見極めるのは難しい。

 ところがわしは、この世の中で極上ともいえるオ×ンコに出合ったことがある。それも初めての相手がそうだった。

 中学を卒業してすぐに集団就職で田舎から出てきたわしらは、金の卵として重宝された。わしは建築作業員として毎日、汗まみれ、泥まみれになって働いていた。仕事、仕事の毎日で、しかも東北出身のイモ男。なまりも抜けず、顔はニキビだらけで、若い女と知り合うきっかけなんぞテンでなかった。

 そのまま20歳になったとき、当時の現場の先輩が成人の祝いをしてくれるという。わしは恥をしのんで、まだ童貞であることを打ち明けた。

「よし、オレにまかせとけ!」

 気のいい先輩はわしを男にするために、ある小料理屋に連れて行ってくれたのだった。

 その店は表向き小料理屋だが、裏では女を斡旋していたらしい。先輩は慣れたふうに、そこの女将にこういった。

「こいつ、まだ、女を知らねぇんだ。だれかいい子はいねえか」

 すると、年かさの女将はいった。

「それだったら美喜がいい。あんまり若い子より男あつかいの慣れた子のほうがいいだろ。でもね」

「でも?」

 女将は何か意味ありげな笑みを浮かべる。

「でも、なんだよ」

 先輩はたずねる。

「あの子、オ×ンコに特徴があるんだよ。初めての子には刺激が強すぎるかも」

「特徴? どんな特徴だい」

「それはハメてみてからのお楽しみ」

「ふうん」

 先輩は品のない笑みを浮かべ、緊張しているわしを見る。

「最初にがっかりするより、いい思いをしたほうがこいつのためにもなるってもんだ。まあ、最初がよすぎてハマっちまうのはどうかとも思うがな」

「まあ、試してみるといいよ。気に入ってかよってもらえれば、こっちも商売繁盛だし」

「そんなにいいのか? どうしてオレにあてがってくれなかったんだよ」

「あんたはさ、満足に毛もそろわないような小娘好みだろ。美喜はもう30を超えてるし」

「違いねぇ。三十路女ならオレはごめんだ」

 ごめんはこっちもだ、とわしは思った。20歳と30女じゃ10以上も歳が離れている。いまでこそ、女の30はまだまだ現役で独身も多いが、あのころは嫁に行って、子どもの2、3人も産んでいるのが当たり前だった。

 そんな印象がわしにはあったから、とんでもない年増があてがわれるんじゃないか、と気を落としたものだった。

「じゃあ、こいつにはその子を頼む。オレには若い子を」

「はい、はい」

 女将はそういってどこかに電話をかけた。わしは期待半分、不安半分で、苦くてぬるいビールをチビチビ舐めていた。

 ほどなくしてあらわれたのは、アッパッパを身にまとった背の高い女だった。想像していたよりもくたびれた様子はなく、長い髪を後ろに束ね、薄化粧な顔立ちはわしを安堵させてくれた。

「なんだよ、その格好は。もうちょっと小奇麗にできないのかい」

 美喜の姿を見て女将はいう。

「いいのよ、アタイはアソコで稼いでるんだから。見た目なんてどうでも」

「なんて口のききかただろうね。これで客がつかなきゃ、ただじゃ放っておかないんだけどね」

 女将は苦々しくいう。

「で、きょうのお客は?」

 美喜はわしと先輩の両方を見る。

「こいつだ、せいぜいかわいがってやってくれ」

「ふうん、この坊や」

「初めてらしんだよ。ヤな思いさせないでおくれよ」

 美喜はわしの顔をのぞき込む。

「初めて。まあ、この顔じゃあ仕方ないか」

「美喜!」

 女将は怒声を含んだ声でいう。

「でも、アタイのアソコが最初じゃ、アンタ、色狂いになっちまうかもよ」

「ああ、そうしてやってくれ」

 先輩はいう。

「カネはオレが女将にわたしとくから。粉が出るまでかわいがってやってくれ」

 わしは、そのまま美喜と一緒に店を出た。2階とか裏の部屋でするんじゃなく、少し離れた木賃宿が商売の場所という仕組みだった。

「アタイが初めてなんていいのか悪いのか」

 美喜はそういいながらさっさと服を脱ぎ、髪をほどく。

「さあ、アンタも早く裸になって。時間がもったいないよ」

 わしはいわれるままに薄汚れたシャツとズボン、パンツを脱いだ。

「へえ、いい身体してるじゃない。仕事なにしてるの?」

「土方です」

「どうりで。たくましくて汗臭い」

 美喜はそのとき、初めて笑顔を見せてくれた。

「さ、いらっしゃい」

 全裸の美喜は、思っていたよりも身体の線が崩れておらず、それどころか白い肌といい、こんもり盛り上がった乳といい、わしを興奮させるには十分すぎるほどの色香をたたえていた。ほどよい大きさの乳首は色も薄く、ツンととがって上を向き、むっちりと肉づきのいい太ももの奥には、縮れた茂みにおおわれた肉ビラがしっとりと潤いながら口を開いている。

「どうしたの? 緊張してるの?」

 わしは黙ってうなずいた。

「初めてだからしょうがないか。じゃあ、アタイがシてあげる」

 美喜の声色は次第に潤みを帯び、やさしく変わっていた。そして、立ちすくむわしの手を握って布団にしゃがませると、顔を近づけて唇を重ねてきた。

「キスも初めて?」

「は、はい」

 やわらかく厚ぼったい感触に、それだけでわしの一物は大きく固く勃起する。その様子を見て美喜は軽くほほ笑み、わしを握って上下にしごきはじめた。

「本当は生でサセないんだけど、初めてだもんね、きょうは特別」

 美喜はそういってわしをあお向けにしてまたがり、握った一物をオ×ンコにあてがう。

「挿れるよ。きょうは大丈夫な日だから、中に出してもいいよ」

 美喜の部分は、すでにぬるりと湿っていて、ゆっくりと腰を下ろすとわしは簡単に中にめり込んだ。その瞬間、伝わってくるなめらかさと温かさ。そして、手のひらで握っていたときよりも強い締めつけ。

「ど、どう?」

 わしは目を見開いて言葉をなくしていた。すごい圧力のはずなのに痛みはおぼえず、それどころか緩急のある膣筒の伸び縮みが揉むような感触をあたえてくれる。

「まだよ、アタイのココはもっと……」

 美喜は腰をかすかにねじった。すると、膣壁にびっしり並んだ肉粒が細かくうごめきはじめる。粒の1つ1つがわしの一物を刺激し、全体を包んでこすり続ける。

「どう? 気持ちいい?」

「い、いいです、すごく」

「ふふふ、アンタのも大きくて固くて、いい気持ち」

 美喜はそういって、ゆっくりと腰を上下させる。すると、肉粒におおわれた襞が長く伸び、わしにまとわりついてくる。そのうえ奥へ奥へと吸いつきが強まり、マ×コ汁は水あめのようにドロリとあふれ出す。わしは窮屈さとやわらかさと温かさ、そして絡みつくなめらかな感触に悶絶してしまう。

「あああ、あああ、ああ!」

「どう? アタイのオ×ンコ、気持ちいいでしょ。 ああん、あ、アタイも、ほら、興奮してきた」

 髪を振り乱しながら、美喜は大きく腰を振った。どんなに派手に抜き差しを続けても、吸引の強いオ×ンコから抜け落ちることはない。それどころか締めつけやうごめきは増し、マ×コ汁の量も増えてくる。

「ああ、だめだ、だめ」

「出ちゃうの? いいわよ、出して。初めての汁、アタイの中に出して!」

 自分で乳房を揉みながら、美喜は激しく腰を揺らした。膣圧で一物をおおった皮がこすられ、芯に刺激を受ける。

 わしはまさに天にも昇るような心地よさをおぼえ、そのまま美喜の中に吐き出してしまうのだった。

 初めての絶頂を忘れなくなり、オ×ンコというものはなんて素晴らしいんだろうと思ったわしは、その後も何度か1人で女将の店にかよった。けれど、美喜は人気があるらしく、なかなか相手にしてもらえることはない。

 仕方なく代わりの女をあてがわれるが、だれも美喜ほどのオ×ンコを持ち合わせていない。それからわしは女将の店以外にも足を運び、トルコ風呂、いまのソープランドにも出かけたが、やはり美喜以上の女はいなかった。

 給料のほとんどを女遊びに使い、美喜より素晴らしいオ×ンコを探したが見当たらない。それじゃあやっぱり、と女将の店にいってみたが、美喜は足を洗っていた。

 どんなにカネを使っても、どんなにいろんなところに行ってみても、最初の時のような感動を得ることはできない。そう思ったわしは女道楽をやめ、見合いで結婚した。

 
  • 【選者紹介】
  • 長月タケオ(ながつきたけお)
  • 官能小説家。一般人の中高年男性への取材を通して市井の赤裸々な性のエピソードを紡ぐ。
  • 1962年生大阪府出身在住。1988年官能小説誌への投稿でデビュー。
  • 1995年第1回ロリータ小説大賞(綜合図書主催)佳作受賞。
  • おもな著作『ひとみ煌めきの快感~美少女夢奇譚』(蒼竜社)
  • 『病みたる性本能』(グリーンドア文庫)
  • 『禁断の熟女』(ベストロマン文庫・共著)
  • 『19歳に戻れない』(扶桑社・電子版)
  • 『誘惑する女 熟女たちの悦楽』(九月堂・電子版)ほか
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