Catch Up
キャッチアップ

このコーナーは官能小説家の長月猛夫氏が一般の中高年男性から寄せられた「性の告白」をご紹介するものです。そこにはシニアである我々同世代が共鳴する「あの頃」の時代背景があり、実体験ならではの生々しい「性の現実」があります。懐かしくも妖艶な古き良き官能の世界をご賞味いただければ幸いです。 編集長
【陰毛を剃らせた美女】大阪府在住M・Tさん(54歳)
大学3回生のとき。わたしはキタのクラブでボーイのバイトをしていた。そのことを友人たちにいうと、「美人ホステスに囲まれた仕事はうらましい」とかいわれたが、裏にまわれば結構どろどろしたところがあり、そのうえバイトのボーイといえばパシリ同然。酔客にからまれ、ホステスさんには奴隷のようにこき使われ。かなりハードな仕事だった。
わたしの勤めていたクラブには、ユカリさんというホステスがいた。本当の年齢はわからないが、見た目はわたしよりも5つ6つ年上の、清楚で上品な面立ちの女性だった。
彼女は店のナンバーワンで、わたしのようなアルバイトにもやさしく接してくれた。
抜けるように白い肌と長い手脚。スレンダーな長身で、それでも胸のふくらみは十分以上に実っていた。
わたしはあこがれをいだいて彼女を見ていた。
下品な客も軽くいなし、こぼれんばかりの笑顔を始終振りまいている。黒と金を基調にした内装と豪華に飾られた生花。そんな雰囲気にも負けない華麗さが、彼女には備わっていた。
春がきて4回生になったわたしは、バイトを辞めることにした。そして最後の夜、店のママをはじめ、ホステスやチ-フがわたしの送別会を開いてくれた。
店が終わった深夜。テーブルの上には料理が並び、グラスとボトルが置かれ、そしてわたしには花束が手わたされた。
約1年間、辛い目にもあったし悔しい思いもした。けれど、この瞬間、わたしは充実感と達成感をおぼえ、思わず涙をこぼしてしまった。
「さあ、湿っぽいのはこれで終わり。ジャンジャン飲みましょう」
ママの音頭で乾杯し、座はたちまち華やいだ雰囲気になる。ホステスたちは普段のすました様子を忘れ、大口を開けて笑い、しゃべり、飲む。わたしも、客以外の男は決して腰かけるこの許されないフカフカのソファーに初めて座り、いつしか上機嫌になっていた。
場の盛り上がりが最高潮に達したころ、ユカリさんがわたしのとなりに近寄ってきた。
「長い間、ご苦労さん」
「いえ……」
グラスを合わせ、互いの目を見つめる。こんなときにも、ユカリさんは落ち着き払い、妖艶な雰囲気を漂わせていた。
わたしは緊張をおぼえながらグラスを口に運ぶ。
「いままで無理なことばっかりいうて、ごめんなさいね」
「いえ、そんな」
「大学を卒業したら立派な社会人になって、今度はお客さんでお店に来てね」
「はい、もちろん」
彼女はそのまま席を立ち、わたしから離れた。
社交辞令だとはわかっていても、二人だけで会話を交わせたことがうれしくて、わたしはほくそ笑みながら何杯もグラスをかたむけた。
宴がますます盛り上がったころ、わたしはふらつく足取りでトイレに立った。用を足して出てくると、そこにユカリさんがおしぼりを手に立っていた。
「どうぞ」
「あ、いえ……」
「遠慮せんと」
わたしはよろめく身体を立て直し、ユカリさんのしなやかな指から受け取る。
「これから、どうすんの?」
「え? 席に戻って」
「みんなもう、べろべろに酔ってる。最後までつきおうてたら、えらいことになるわよ」
「でも……」
「あなたとわたしがいなくなっても、だれも気づかない」
「え?」
「ふふふ」
ユカリさんはわたしの手を握ってほほ笑んだ。
「わたしの部屋、けえへん?」
それが何を意味するのか、当時のわたしでも十分理解できた。
上目づかいでわたしを見つめ、妖しい笑みを浮かべるユカリさん。ドレスの胸元は大きく開き、乳房の谷間がはっきりとうかがえる。
わたしは唾を飲み込み、見つめてしまう。そして誘われるままに、二人で店を抜け出たのだった。
タクシーでユカリさんのマンションに到着し、わたしは緊張と不安、そして期待に胸ふくらませながら部屋の真ん中でたたずんでいた。そんなわたしに、ユカリさんはいきなり身体を預け、抱きついてきた。
唇を重ね合い、わたしたちは舌を絡ませた。ねっとりとした温かな感触に、わたしの股間はいまにも暴発しそうなほど膨張する。
甘い香水の匂いと女性のフェロモン。わたしの意識は混濁し、立っているのがやっとだった。
「きょうでお別れやなんてさびしいね」
唇を離したとき、ユカリさんはわたしを見つめていった。
「最後の夜、楽しみましょう」
ユカリさんは床に身につけていた衣裳を落とした。現れたのは、この世の中でもっとも美しいと認識させるほど整った肢体。
髪をかき上げ、ブラジャーのストラップに手を伸ばす。そして、羞恥を見せず、その豊かな乳房を露呈させた。
「あなたも脱いで」
呆然と彼女の姿を見つめていたわたしに、ユカリさんはいった。わたしは視線をはずすことなく、シャツを脱ぎ、ジーパンをおろす。
「すごい、もうこんなんになってる」
トランクスの真ん中を突き破らんばかりに股間はふくらみきっていた。上半身裸のユカリさんは、ひざまずいて下着の上からわたしをなでる。
「固くて大きい。舐めていい?」
わたしの返事を待たずに、ユカリさんはトランクスをおろし、飛び出たペニスをほお張る。わたしは伝わる感触に感動すらおぼえ、口を開けてのけ反ってしまった。
「うん、おいしい」
散々わたしをしゃぶったあと、ユカリさんは自分のショーツを脱いで床に腰をおろした。そして、両脚を大きくひろげると、わたしに命令した。
「見える、わたしのココ」
ユカリさんの陰部は赤紫にまくれあがり、肉裂の上には比較的大きなクリトリスがとがっている。周囲の陰毛は剃り込まれ、無精髭を1週間放っておいたような状態だった。
「こうしといたらね、クリがこすれてすごく気持ちエエの」
わたしは四つんばいになりのぞき込む。彼女は自分の指で肉ビラをひろげ、陰核をいじりはじめる。
「そこにカミソリとクリームがあるでしょ。あれで剃って」
「いいんですか」
「いいの」
わたしは命じられるまま、ユカリさんの恥丘にシェービングクリームを塗り、ゾリゾリと剃りはじめた。彼女はそのたびに大きく身悶えし、じんわりとした愛液がとめどもなくあふれ出てくる。
「そうよ、あん、いいの、気持ちいい」
すべてを剃り終えたとき、彼女はたまらないといった素振りでわたしに抱きついてきた。わたしはそそり立つ肉棒をパイパン状態の秘部に押し込み、この世の至福を味わったのだった。
無事に卒業を果たし、わたしは社会人になった。しかし、しがないサラリーマンのわたしに、キタのクラブに出かけるほどの余裕はなかった。だから、ユカリさんとは二度と会っていない。けれど、わたしにとっては忘れることのできない思い出をつくってくれた。そのことには、30年近くたったいまでも感謝をしている。
- 【選者紹介】
- 長月タケオ(ながつきたけお)
- 官能小説家。一般人の中高年男性への取材を通して市井の赤裸々な性のエピソードを紡ぐ。
- 1962年生大阪府出身在住。1988年官能小説誌への投稿でデビュー。
- 1995年第1回ロリータ小説大賞(綜合図書主催)佳作受賞。
- おもな著作『ひとみ煌めきの快感~美少女夢奇譚』(蒼竜社)
- 『病みたる性本能』(グリーンドア文庫)
- 『禁断の熟女』(ベストロマン文庫・共著)
- 『19歳に戻れない』(扶桑社・電子版)
- 『誘惑する女 熟女たちの悦楽』(九月堂・電子版)ほか
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- 誘惑する女 熟女たちの悦楽 長月タケオ短編集
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