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中高年の性告白

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【中高年の性告白】第147回「男の飲み代を身体で立て替える熟女」千葉県在住Y・Gさん(51歳)

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【中高年の性告白】第147回「男の飲み代を身体で立て替える熟女」千葉県在住Y・Gさん(51歳)

このコーナーは官能小説家の長月猛夫氏が一般の中高年男性から寄せられた「性の告白」をご紹介するものです。そこにはシニアである我々同世代が共鳴する「あの頃」の時代背景があり、実体験ならではの生々しい「性の現実」があります。懐かしくも妖艶な古き良き官能の世界をご賞味いただければ幸いです。 編集長

【男の飲み代を身体で立て替える熟女】千葉県在住Y・Gさん(51歳)

場末のスナックで、一人グラスをかたむけていたときのこと。みすぼらしい姿の男がカウンターの隅で飲んでいた。

すでにかなり酔っているのか、上体がふらつき、浅黒い顔も赤茶色に染まっている。

「お代わり……」

空のビール瓶を前にして、グラスを空けた男はママにいう。

「もう、いいかげんにしなさいよ、おカネ持ってるの?」

「カネなら」

男は作業服のズボンからしわくちゃの千円札を数枚取りだした。ママは、それを見て眉をひそめる。

「それっぽっちじゃ足りないよ」

「なんでだ、ビール2本しか飲んでねぇぞ」

「きょうはね。でも、いくら溜まってると思ってんのさ。これまでのツケ。全部払ってくれないと、ここへの出入りは禁止よ。そのおカネおいて、出直してちょうだい」

男は何かいいたげだったが、しかたなく立ちあがると千鳥足で出ていった。

しばらく飲んで、わたしも店をあとにした。

3月も半ばだというのに、風の冷たい夜だった。コートの襟を立て、夜道を歩いていると、だれかが呼び止めた。さっきの男だった。

「兄さん、ちょっと」

わたしは不審に思いながらも、男に近寄った。

「兄さん、女、いらねぇか」

男は握り拳から親指を突き出していう。

「年増だけどさ、なかなか締まりのいいの持ってるんだ。安くしとくからさ」

そういいながら、男はビルの陰に合図を送る。すると、一人の女が姿をあらわした。

男のいうとおり若くはないが、色白で細面、なかなか艶めかしい雰囲気を持った女だ。色は白く、端正な顔立ちをし、痩せているが胸は大きい。

「2万、いや、1万円でいい」

わたしは迷った。当たり前だ。

初めて会った、しかも見るからに怪しい男から声をかけられ、女を紹介されているのだ。怪訝に思わないほうがおかしい。けれど、少し酔っていたことも手伝い、女の妖艶なたたずまいにも興味を持ったわたしは、男に1万円をわたしてしまったのだった。

「アンタ、あの男とどんな関係なんだ」

ホテルに入り、わたしは服を脱ぎながら女にたずねた。けれど女はソファーに腰かけたまま、何も話そうとはしない。

「アンタ、結婚は? 歳は?」

何をたずねても、女は答えない。

「なんだよ、つまんねぇな」

わたしは備えつけのガウンに着替え、女のとなりに座った。女はおどおどした表情でわたしを見る。

「こわいのか?」

女は初めて言葉に反応を示し、うなずく。

「まだ、慣れてないようだな、この仕事に」

「二人……」

「え?」

「二人目です」

涼しげで軽い、少女のような声だった。わたしは思わず欲情し、女の乳房をわしづかみにした。

「あ……」

女は表情をしかめ、眉根にしわを寄せる。わたしはそのまま唇を重ね、舌をねじ込んでいった。

女は舌を絡め返してくることもなく、わたしにされるがままになっていた。

わたしは女の歯ぐきを探り、唇を吸う。顔を離したとき、女のほほは上気して赤く染まっていた。

「ウソじゃないようだな、俺が二人目っていうのは」

女は黙ってうつむいた。

そのままわたしはシャワーを浴び、交代で女にも浴室へ行かせた。出てきた女はバスタオルだけを身体に巻きつけ、生乾きの髪で顔の半分を隠している。

その姿はこれまでと違って扇情的であり、着衣のときよりも肉づきのいいふくよかな体躯をさらしている。

「じゃあ、ベッドに行く前に」

わたしはガウンの前をはだけ、半ば勃起した一物を露呈させた。

「口でやってくれ」

女は迷いながらもうなずいた。そしてカーペットの上にひざまずくと、口を開いていきなりほお張ってくる。

なめらかで温かなぬめりがわたしをおおい、舌が絡みついてくる。けっしてうまいとはいえないが、わたしのモノはグングン怒張しはじめる。

「いいぞ、そうだ……」

わたしは女の頭をかかえて股間に押しつけた。女は苦しそうな息を吐くが、決して抜き取ろうとはしない。

「よし、じゃあ、続きは」

 わたしは女を抱きあげるとベッドに誘った。そして、あお向けに寝かせるとバスタオルを一気に剥ぎ取る。

女は身をよじって乳房と陰部を隠す。わたしは女の両腕を無理矢理ひろげ、まず、実った乳房を観察した。

こんもりと盛りあがった胸乳は青い血管が透けて見え、色づいた大きい目の乳首が勃起している。顔を近づけ舌をはわせると、しっとりとした感触が伝わってくる。

わたしは乳房の谷間に顔を埋め、両手で柔肉を揉みあげる。

「あん……」

 女はそれだけで声を漏らし、身体を小さく震わせた。わたしは女の脚の付け根に手を差し入れ、肉ビラをかき分けて膣壺に指をねじ込んだ。

「やあ、ああん、ダメェ!」

 女は背中を反らせて悶えた。わたしは中をかき混ぜ、敏感なスポットを探る。肉裂からは粘り気のある汁があふれ出し、ヂュブヂュブといやらしい音がひびく。

「そろそろ、挿れていいだろ」

 そう考えたわたしは秘穴に先をあてがい、一気に根元まで突き入れた。

「あ、あ、あ、っやああん!」

 女の部分は、男が言ったように締まりがよく、まるで手のひらで握りしめられているかのようだった。その圧力を受け止めながら、わたしは抜き差しを繰り返す。

「やああん、ああああん、ダメェ、いやああん、イク、あああん、イッちゃう!」

 女は簡単に達した。わたしはそれでも抜き取らず攻めを続ける。女は狂ったようによがり、喘ぎ、最後はわたしのザーメンを受け止め、ぐったりと身体を崩した。

 数週間後。スナックの近くで酔っぱらった例の男を見た。そばにはあの女がいて男を介抱している。

「ほら、あんた、きょうはもう帰りましょ」

「な、なにいってるんだ。ま、まだ、飲むんだ」

「おカネもないのに」

「お前がまた、身体を売ればいいじゃねぇか」

「きょうはダメ。さ、家に帰りましょ」

 二人が夫婦なのか、それとも別の関係なのかはわからない。けれど、世の中には妙なつながりが存在するものだ。

わたしは妙な感慨をおぼえながら、その場を立ち去ったのだった。

  • 【選者紹介】
  • 長月タケオ(ながつきたけお)
  • 官能小説家。一般人の中高年男性への取材を通して市井の赤裸々な性のエピソードを紡ぐ。
  • 1962年生大阪府出身在住。1988年官能小説誌への投稿でデビュー。
  • 1995年第1回ロリータ小説大賞(綜合図書主催)佳作受賞。
  • おもな著作『ひとみ煌めきの快感~美少女夢奇譚』(蒼竜社)
  • 『病みたる性本能』(グリーンドア文庫)
  • 『禁断の熟女』(ベストロマン文庫・共著)
  • 『19歳に戻れない』(扶桑社・電子版)
  • 『誘惑する女 熟女たちの悦楽』(九月堂・電子版)ほか
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誘惑する女 熟女たちの悦楽 長月タケオ短編集
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