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【中高年の性告白】第124回「奇妙な愛人交換プレイ」北海道在住Y・Tさん(65歳)

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【中高年の性告白】第124回「奇妙な愛人交換プレイ」北海道在住Y・Tさん(65歳)

このコーナーは官能小説家の長月猛夫氏が一般の中高年男性から寄せられた「性の告白」をご紹介するものです。そこにはシニアである我々同世代が共鳴する「あの頃」の時代背景があり、実体験ならではの生々しい「性の現実」があります。懐かしくも妖艶な古き良き官能の世界をご賞味いただければ幸いです。 編集長

【奇妙な愛人交換プレイ】北海道在住Y・Tさん(65歳)

 還暦をすでに5年も過ぎたが、まだまだ元気。商売は息子夫婦にまかせ、悠々自適の生活を送っている。

 そんなわしには囲っている愛人がいる。歳は25。ワンルームマンションを借りてやり、月々小づかいをわたす程度だが満足はしているようだ。

 きっかけは3年前の夏の夜、繁華街でブラブラしているときに相手から声をかけられた。

「おじさん、小づかいほしいんだけど」

 下着同然の服に破れたズボン。大きなカバンをかかえているので、家出娘だとすぐにわかった。

「泊まるところがないのか」

「おカネがないの」

 わしはそのままホテルに連れ込み、1発お見舞いしてやった。

 名前はユキという。歳の割には幼い感じで背も低い。身体つきは小太りといったところか。乳はでかく、肉づきがよく、抱き心地も申し分なかった。

 その年、女房に先立たれ、寂しい思いをしていたこともあったのだろう。わしはつい、ユキにいってしまった。 

「行くあてがないんなら、わしがなんとかしてやろうか」

 房の生命保険がいくらか残っていた。それを使って住むところをあたえてやり、わしらの関係は始まった。

 最初は、そのピチピチした肌に溺れた。ハリがあって艶があり、アソコの締まりもいい。固さの残る乳肉は、揉む手を放せばプルプルと揺らぎながら形を戻す。いっしょに風呂に入ればシャワーのしずくが玉になって転がる。この歳になって娘同然の女を堪能できる。わしはそんな生活にはまってしまった。

 しかし、人間の欲というものには限度がなく、あれだけ素晴らしいと思っていたユキにも飽きがきた。

 夜中でもマンションを空けていることがある。どこに行っていたのか、と問いつめてもはぐらかされる。

 色気が少なく、真っ裸でも平気で部屋をうろつく。オ×ンコを丸出しにしてあぐらを組む。酒のつまみを頼んでも、コンビニで調達する。

 料理や掃除はまるでダメ。気分が乗らないとアレのときでもマグロ状態だ。

 それでも肌艶は変わらないし、アソコの具合もいい。だから、別れようとは思わないが、もう少しなんとかならないかとは思う。

 焼き肉ばかりを食べていると、刺身が恋しくなるのと同じだ。

 そんな思いをいだいて暮らしていたある日、行きつけのスナックで一人の男と出会った。

 男はわしよりもひとまわり年下で、会社を経営しているという。本当はとなりの店に行くつもりだったのだが、満員だから席が空くのを待っているらしい。

 なんとなく意気投合し、わしも誘われて次の店に入った。

 そこは高級クラブだった。わしはあまり持ち合わせがないから辞退しようと思ったが、男がおごってくれるというのでおそるおそる席に着いた。

「いやあ、この店はわたしのコレがやってるんですよ」

 そういって男は小指を立てる。

「呼びましょう、紹介しましょう」

 ホステスに告げてママを呼ぶ。あらわれたのは着物に身を包んだ、30代半ばと見て取れる、端正な面立ちの細身の女だった。

「紹介しよう、この人は……」

 男はわしと知り合ったきっかけを告げる。

「それはそれは」

 ママはにこやかな笑みで水割りをつくってくれる。

 和服姿がなんとも色っぽい。それでいて清楚で項のきれいな姿に、わしはしばし茫然となってしまった。

「すいません」

 途中、他の客に呼ばれてママは席を立つ。その途端、男は小声でわしに話しだした。

「どうです」

「いや、きれいな人だ。うらやましい」

「あなた、女は?」

「いやあ、いることはいますけど、これがなんとも」

 わしはユキのコトを話す。男は興味深そうに聞く。

「若い女というのはそういったものです。ですけどね、わたしには逆に、非常に興味がそそがれます」

「そんなもんですかねぇ」

「たしかに美佐子、いえ、あの女の名前ですがね、美佐子は美人だし、具合も悪くない。けれどね、ときにはピチピチのケバいギャルを堪能してみたいんですよ。たとえれば、和食に飽きて分厚いステーキを食べてみたい、といったところですか」

 同じような考えを持っている、とわしは思った。

「でね、相談ですけど」

 男は小声でいう。それはユキと美佐子を一晩だけでいいから交換してくれないか、ということだった。

 この話を持ちかけたとき、ユキはすんなりと引き受けてくれた。小づかいを別にはずむといったのがよかったのか、それともわし以外の男を望んでいたのか。複雑だが、わしも美佐子を抱けるんだ。贅沢はいえない。

 男と示し合わせたホテルに行き、お互いが別々の部屋に入った。その日、美佐子は薄手のワンピース姿だったが、たおやかな色気に満ちていることに変わりはない。

「すいません。あの人がご無理を」

 ソファーに座り、肩を並べると美佐子はいった。

「い、いや、そんな……」

「ご迷惑じゃございません? こんなことにお付き合いいただけるだなんて」

 言葉とすこしかすれた小さな声がわしのスケベ心をくすぐる。

 交代でシャワーを浴び、ベッドイン。わしは美佐子の身体を抱きしめる。華奢だと思っていたが、そこそこ肉はついている。ユキのようにふわふわでムチムチとはいえないが、しっとりとくる感触が興奮を高める。

「じゃ、じゃあ」

 わしは乱れた美佐子の髪をかきあげ、唇を重ねた。美佐子は薄く目を閉じ、舌を絡ませてくる。

 わしは右手で乳房をまさぐった。下着はつけていない。着衣では知ることのできなかった豊かな触り心地が手のひらに伝わる。

「うん……」

 切ない声をあげ、美佐子は眉根にしわを寄せる。わしは左手で肩を抱きながら、片方の手を下腹に進める。

「あ……、ん……」

 か細い声。それだけでわしの一物はムクムクと頭をもたげる。

 美佐子を押し倒し、わしは裸にむいた。露出されたのは、透き通るような素肌となめらかな曲線だった。

 しっとりとした湿り気が全身を覆い、腰は細く締まっている。ユキの溌剌としたハリはないが、その代わり、舐めればとろけそうな危うさがそなわっている。

 乳房は指が食い込むほどやわらかく、さすっただけでタプタプと揺れる。甘く濃厚な匂いがわき立ち、わしの一物はそれだけで固く大きくとがる。

「いや……、あん……」

 かみ殺したような声。気分が乗るとギャーギャーわめき散らすユキとは違う。小さな唇と小鼻から漏れ出る吐息は、つつましやかで男心をそそる。

 わしは乳、腹、そして土手を探りながら秘部へと顔をおろした。薄い茂みの向こうには、淫裂がゆるく口を開けて蜜をにじませている。

 わしは顔をうずめ、すすり、吸いつく。

「あ! やあん、あ……!」

 美佐子は背中を反らせて身をよじる。割れ目からは、ねっとりとした汁が止めどもなくあふれてくる。

「あああん、もう、ああ……!」

 指を入れてかき混ぜ、淫核を舐る。美佐子の声は次第に甲高くなり、わしの頭を押さえつける。

「もう、やあん、お願い、あん、お願いします!」

 挿入を待つ美佐子。わしは身体を起こし、横たわる姿を見る。

肌は桜色に染まり、長い手足がだらしなく伸びている。わしはその上に覆いかぶさり、先をあてがい、肉ビラをかき分けながら中へねじ込んだ。

「あ、くぅう……!」

 唇をかみしめ、美佐子はつらぬきを感じ取っている。内部では肉襞がうごめき、わしを奥へ奥へと吸い込んでいく。ユキほどの締まりはないが、なめらかな粘膜がわしを覆い、こすりあげる。

「やあん、ああ、いい、気持ちいい!」

 次第に美佐子は大胆になり、わしを求める。わしがあお向けになると、いったん抜け落ちた一物を握り、自分で肉壺に納める。

「や、あああ……!」

 わしの手を乳房に誘いながら腰を振る。見あげれば妖しく表情をゆがませ、何度も舌なめずりをくり返す。

「あああん、ダメ、ごめんなさい、ごめんなさい。だめ、です、イッちゃう、先に、ああん、先に、イクぅ!」

 美佐子は絶頂をおぼえたようだ。わしにはまだ余力が残っている。

「ごめんなさい。先にイッてしまいました」

「あ、ああ」

「お口でいいですか?」

「え?」

「お口でイッてもらって、いいですか?」

 わしが返事をする前に、美佐子は股間に顔をうずめ、自分の蜜で濡れた一物をしゃぶりはじめた。

 舌が絡まりつき、唾液が塗り込められる。クチュクチュといやらしい音がひびき、ほほの裏側と唇と喉の入り口でわしをはさむ。

「あうううん、大きい、すてき」

 全身を使って美佐子はわしをしゃぶり、舐った。そしてわしも最後を感じ取る。

「う……、いいですよ、出して下さい、口の中に」

 動きが大きく激しくなる。わしはそのまま、美佐子の口の中にドクドクと吐き出したのだった。

 次の日。わしはユキに男のことをたずねた。

「すっごくよかった。あの人もよろこんでた」

 ユキはいう。わしも美佐子のことが忘れられない。

「またしたいな。ねえ、またしようよ。今度はさ、別の人と」

 ユキはいう。

 わしは若干、複雑な気持ちだった。けれど、美佐子のような女と、また出会えるのならそれもいい。そんなことを考えてしまうのだった。

  • 【選者紹介】
  • 長月タケオ(ながつきたけお)
  • 官能小説家。一般人の中高年男性への取材を通して市井の赤裸々な性のエピソードを紡ぐ。
  • 1962年生大阪府出身在住。1988年官能小説誌への投稿でデビュー。
  • 1995年第1回ロリータ小説大賞(綜合図書主催)佳作受賞。
  • おもな著作『ひとみ煌めきの快感~美少女夢奇譚』(蒼竜社)
  • 『病みたる性本能』(グリーンドア文庫)
  • 『禁断の熟女』(ベストロマン文庫・共著)
  • 『19歳に戻れない』(扶桑社・電子版)
  • 『誘惑する女 熟女たちの悦楽』(九月堂・電子版)ほか
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