このコーナーは伝説のアダルトライターである舐達磨親方に、古き良き「あの頃のアダルト」を回想していただくものです。昭和、平成、令和の「男女の愛欲」を取材し続けてきた親方は、まさに歩く伝説。中高年読者の皆様も、若かりし頃にタイムスリップした気持ちでお楽しみください。

編集長より。

【タイでチン取材ツアー番外編の巻】

　ところでこのパタヤンには、なぜかゲイが集まっていて、ショーを見せる店もありました。店の中だけでなく外にもウジャウジャとゲイがおります。

　それがみんな可愛いのに驚かされます。こんなに可愛いんならゲイもいいじゃん。なんてちょっと思ったりして。とはいえ、そんなゲイのコと遊んだりはさすがにやりすぎだと、あえてお相手しませんでした。

　でもショーはスバラシイ。白人の男たちもみんな大満足みたいでした。Ｔ氏はやっぱりコソコソと写真を撮っていました。ゲイといっても中にはすっかり女の体になっている人も多かったような気がします。マジでキレイでしかもセクシィー。この場所はまさに楽園のような所でした。

　ホテルに戻り、あ～おなかが一杯。ベッドにゴロンして、ふと我にかえり、そういえばタイに来て初めてだなぁ独りで寝るのって。なにかいつも隣に女のコがいても手を伸ばせばお肌があったような気が……。まぁたまにはいいやってシャワーを浴びます。（水しか出ないけど）

　スッポンポンで大の字に寝てウトウトしていると、例によってホテルのお兄さんがコンコンとノックして、マッサージはどうかと誘われます。エーッ！　とか思いつつもやっぱりお願いするのでした。

　ワシもぉ開き直ってスッポンポンのままおねぇさんにマッサージを受けます。これがねぇ、意外にツボを心得ていてお上手。でもクルリと仰向けになった途端、おネェさんの手つきがいやらしくなります。そりゃそうでしょうチ○チ○ムクムクしてるわけっすから。両手で包み込むようにして指先ツンツーン。ワシはマッサージの気持良さとチ○チ○の心地良さで勃起。

　さぁていったいどんなイカせ方をしてくれるのかと思って期待していたら、なんと本番を迫られました。当然のことプラス8000円。困ったなぁと思いながらも彼女ったらすでに全裸になってワシの上に覆い被さってくる。ノースキン？　かと思えばなんとすでに装着している。えっ?!　いつの間に！

　ええいこうなりゃオッパイ揉んだらかいと両手を伸ばしてモミモミ。あっという間に発射してしまいました。彼女ったら嬉しそうにニヤニヤと、してやったり顔でフキフキしてくれます。彼女って30代？　40代？　などと思いながらそのまま眠ってしまい、気がつけば朝を迎えておりました。

【舐達磨親方プロフィール】

1952年、山口県岩国市生まれ。夜の世界のフリーライターとして、新聞や雑誌で数多くの男女の物語を紡ぐ。中でも独特の風俗体験ルポは絶大の人気を博す。