Catch Up
キャッチアップ

このコーナーは官能小説家の長月猛夫氏が一般の中高年男性から寄せられた「性の告白」をご紹介するものです。そこにはシニアである我々同世代が共鳴する「あの頃」の時代背景があり、実体験ならではの生々しい「性の現実」があります。懐かしくも妖艶な古き良き官能の世界をご賞味いただければ幸いです。 編集長
【外国人の愛人に翻弄されて】神奈川県在住O・Gさん(87歳)
焼け跡世代のわしらは金髪女に対して強いあこがれを持っている。抜けるように白い肌、巨大な胸、でかい身体。それは畏敬にも似た感情で、だからこそ手に入れたときのよろこびは、筆舌につくしがたい。
10年前、喜寿を機会にオーナー会社の会長職をしりぞき、悠々自適の生活を送れるようになった。とはいえ、枯れ果てるには惜しいほど力はみなぎっている。これまでに何人も愛人を囲ってきたが、若いだけの女は飽きた。
そう思っているとき、かつての出入り業者がわしに妙案を持ちかけてきた。
「外人女?」
「そうです。金髪碧眼」
「どこの国の女だ」
「ロシアです」
「ロスケか」
「いいですよ。肌は透き通るように真っ白。もちろんボインボイン。アメリカ女と違って情も深い。奴ら、金持ちの日本人には目がありませんから」
「わしはアメリカがいいなぁ」
「アメリカ女はダメです。毛深いし、肌艶も悪いし、体臭がきつい。その点、ロシアはいいです」
「どこがいいんだ」
「寒いですからね。身体が締まってます。においもあまりしません。めったに汗もかかないから毛穴が小さくて、すべすべしてます」
「そんなにいいのか」
「間違いありません」
わしはその男にすすめられるまま、ロシア人の愛人と暮らすようになった。
名前はナスターシアといった。歳は19。日本へ留学に来ているという。
わしは初めて見たときからナスターシアのことを気に入った。いや、一目ぼれしたといっても過言じゃない。
吸い込まれそうな青いひとみ、光にきらめく髪、そして純白の肌。
ホテルのロビーで紹介され、そのまま二人きりで食事をし、部屋に入った。ナスターシアは、恥ずかしそうにうつむいてたたずんでいた。
「どうしたんだ?」
「ワタシ、ワタシ……」
彼女はいきなりわしに抱きつき、泣き出した。
「おいおい」
「ワタシ、大切にしてくださいね。おカネも大切だけど、ワタシ、大切に」
故郷を離れ、異国の地で不安だったのだろう。そのうえ見知らぬ男に全部をまかせるというのだ。
日本人にくらべて歳よりは老けて見えるが、そこはまだ20歳前の小娘。わしは彼女の肩を抱きしめ、ゆっくり接吻すると、そのままベッドになだれ込んだ。
裸になったナスターシアの身体は、見事というほかにはなかった。若いころ初めて見た外人女のヌード写真ようだった。
ダイナミックで、完璧に近い曲線を描いた裸体。わしは感動をおぼえた。
あお向けに寝るナスターシアの身体に覆いかぶさり、下腹のあたりから見あげると、彼女の顔が隠れてしまうほどの乳のふくらみに圧倒される。スイカかメロンのような乳に、うっすらと静脈が透けて見える。そのうえ乳首の色も薄い。顔をうずめると呼吸困難になってしまうほどだ。
腰はわしの両腕であまるくらいに張り出し、太ももの肉づきもムッチリと豊か。うっすらと生える股間の茂みも金色なのには感動した。
「オウ、オウオウ」
オ×ンコに手を伸ばし、中をいじくると獣のような声をあげる。まさに、むかし見た洋ピン映画の女優と同じだ。
わしは十分に濡らしてから、ナスターシアの中にセガレを突き入れた。
「おお、アウウ!」
ナスターシアは吠えに吠えまくった。となりの部屋に聞こえてしまうのではないかとヒヤヒヤするほどだった。
大柄な体格の割に、アソコの締まりはよかった。熱々の淫水があふれ出し、膣襞がうねうねとわしに絡まりついてくる。
わしは夢中になって腰を振った。ナスターシアは大袈裟なほど反応を示してくれる。
15のときに近所の後家さんに手ほどきを受けてから、長年鍛えあげたわしの業物。そんじょそこらの男たちには太刀打ちできない代物だ。
日本人の名誉にかけても、この女を落とす必要がある。戦争に負けはしたが、大和魂は健在だ。
そんなことを考えながら、ナスターシアの両脚をかかえて奥までぶち込み、こねくりまわした。
「あううう、アオウ、オウ!」
ナスターシアは腰を押しつけてくる。わしは懸命になって腰を振り、ふくれあがった陰豆を指でいじくってやった。
ナスターシアは身体を震わせ、悶え狂った。わしの身体が弾き飛ばされそうなほど身をよじり、やがて、わしより先に一人でイッてしまったようだった。
「よ、よかったです。ワタシ、お父さんでよかった」
「わしをお父さんと呼んでくれるのか」
「お父さん、日本のお父さんです」
「そうか」
「でも、お父さん、まだ……」
「あ、いや……」
「口でイイですか?」
「え?」
「お父さん、まだ。口でイイですか?」
ナスターシアは身体を起こし、わしの股ぐらに顔を埋めた。そして、激しい勢いでしゃぶりついてくる。
舌使いは巧みだ。頬の裏側で揉み込むように吸いつきながら、舌を絡ませてくる。白い肌を桜色に染め、全身で愛撫をあたえてくれる。
わしはそのままナスターシアの口に射精した。ナスターシアは最後の1滴まで受け止め、コクリと飲み干すとほほ笑んでくれた。その笑顔はフランス人形のようだと思った。
しかし、ときがたつにつれ、わしは彼女がうとましく思えるようになっていた。
たしかに美人は美人だ。けれど、昼間に太陽の下で肌を見ると、荒れた様子がわかる。初めてのときは丹念に匂いを消していたのか、慣れてくると香水の香りだけが鼻につき、肉食民族特有の生臭さが伝わってくる。
そして本来がカネ目当てだから、わしに余裕があるとわかると、ブランドものの洋服に時計、アクセサリー、宝石をねだり、高級マンションに外車とエスカレートしてくる。
食事はいつも高級レストラン。しかもレディーファーストとかいって、ドアの開け閉めから何から気を使わせる。
「お父さん、怒りましたか?」
憮然とした表情のわしに、ナスターシアはたずねてくる。
「い、いや」
小娘に憤りをぶつけるのもなんだから、わしは平静を装う。すると、ナスターシアはニッコリ笑って、背の低いわしをかかえあげるほど強烈に抱きついてくる。
「さすがお父さん。お父さん、大好き」
だが、ナスターシアとの交接には満足していた。
彼女は貪欲にわしを求め、満足をおぼえるまで奉仕を続けてくれた。それにナスターシアのスケベぶりはすごく、その気になるとどこででもわしを求めてきた。
車の中やレストランのトイレ、人気のない夜の公園。
裸になると圧倒されるほどのグラマー。それがわしの愛撫や一物で悶え狂うのだから、たまらない。そんなことが刺激となって、わしは若さを取り戻したようだった。
けれど、そんなナスターシアも次第に態度を変えはじめた。
初めのころは、マンションを訪ねるといつも部屋にいた。しかし、徐々に留守にしていることが多くなる。学校にもあまり行っていない様子だ。
そのくせ、カネだけはせびってくる。わしがのしかかっても、以前のようによがり狂うこともなく、尺八もおざなりだ。
「男でもできたか」
「何いうんです。ワタシ、そんな女に見えますか!」
指摘すると腹を立て、横を向いたまま顔も見せない。
わしはとうとう愛想をつかし、別れ話を持ち出した。
「いいですよ。でも、おカネください」
「カネ? どうして」
「イシャリョウ?」
「愛人のお前にどうして慰謝料を!」
「ワタシ、傷つきました。見知らぬ国で、おカネで、身体、好きなようにされました」
「合意の上だろうが」
「訴えます」
「え?」
「訴えます」
顧問の弁護士に頼めば、うまくことを収めてくれるだろう。けれど、いまさらそれも面倒だ。カネで済むなら安いもの。
わしは十分すぎるほどのカネをわたしてナスターシアと別れた。
その後の消息は知らない。留学していた学校も除籍になったらしいし、国にも帰っていないようだ。
紹介した業者が平身低頭で謝りながら、そう話した。
「次はもっといいのを」
「もういい」
女はやはり日本人に限る。そう再認識させられた出来事だった。
- 【選者紹介】
- 長月タケオ(ながつきたけお)
- 官能小説家。一般人の中高年男性への取材を通して市井の赤裸々な性のエピソードを紡ぐ。
- 1962年生大阪府出身在住。1988年官能小説誌への投稿でデビュー。
- 1995年第1回ロリータ小説大賞(綜合図書主催)佳作受賞。
- おもな著作『ひとみ煌めきの快感~美少女夢奇譚』(蒼竜社)
- 『病みたる性本能』(グリーンドア文庫)
- 『禁断の熟女』(ベストロマン文庫・共著)
- 『19歳に戻れない』(扶桑社・電子版)
- 『誘惑する女 熟女たちの悦楽』(九月堂・電子版)ほか
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- 誘惑する女 熟女たちの悦楽 長月タケオ短編集
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