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現在、日曜劇場で放映中の『ドラゴン桜』(TBS系)は、2005年に放映されて人気を博した第一作の続編。阿部寛演じる元暴走族の貧乏弁護士・桜木建二が偏差値36の高校生を東京大学に合格させるという前作は、軽いタッチの青春ドラマとして人気を博した。長澤まさみ、山下智久、小池徹平、新垣結衣などの「旬のスター」をレギュラーにしたことで、時代を背負う青春ドラマとしての役割も果たせた。
あれから15年。その続編として登場した『ドラゴン桜』は、阿部寛と長澤まさみが同じ役を演じる他は、全く新しい今の旬のキャストが集結している。King&Princeの高橋海人、元欅坂46の平手友梨奈、加藤清史郎のほか、南沙良、志田彩良らが東大を目指す「東大専科コース」のメンバーとして集まっているのだ。
東大を目指す生徒たちのそれぞれの事情、それぞれの奮闘ぶりに焦点が当てられる。家の借金と闇金に縛られる高橋海人演じる瀬戸輝、スポーツ推薦でオリンピック選手を目指すはずだったが怪我のため推薦を受けられなくなった平手友梨奈演じる岩崎楓、家庭内暴力に悩む志田彩良演じる小杉麻里など、毎回、それぞれの生徒たちの事情に焦点が当てられ、現在を生きる生徒たちの青春が炙り出される。
それに加えて今回は、前理事長を中心とした学園売却という大きな陰謀がドラマの背景に浮かび上がる。「翌年に東大合格者を5人出す」という条件をクリアすれば(桜木たちはそのために奮闘している)
それが即、現理事長の退任=学園の終焉に近づくという大いなる矛盾の中に立たされる桜木たち。この陰謀をどのようにしてクリアしつつ、生徒たちを東大合格に導くのかというのが、終盤に向けての課題だ。
最終回前の回では、思わぬ裏切り者の登場で、前理事長派が圧倒的に数の上で勝利。桜木たちは、徹底的に追い込まれて終焉を迎えるという展開だった。東大を目指す「東大専科コース」のメンバーたちは、無事に東大に合格することができるのか、はたまた、学園売却問題はどのように決着するのか。桜木の活躍ともども、最終回の展開に大いに興味をそそられる。
- (文)久慈修人『週刊大衆』専属記者。【Twitter】@SayEach
- (編集)スナイパー神津『週刊大衆』編集部員。【Blog】https://sniperkozu.com/
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