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『特捜9』は、2006年から2017年にかけて放映され人気を博した『警視庁捜査一課9係』の続編。主演の渡瀬恒彦が死去したことから、『特捜9』という新シリーズとして再出発。2018年に「season1」が始まり、現在は「season4」を数えている。第8話の視聴率は13%。初回から連続して二桁の視聴率を稼ぎ出している。この根強い人気の秘密は何なのか。
第8話のストーリーはこうだ。ビル清掃員・宮川文子(田島令子)が自宅のリビングで刺殺されている現場に、特捜9のメンバーが到着。浅輪直樹(井ノ原快彦)は、一人暮らしのはずの文子の家の奥の部屋に隠れていた娘・雪(春木みさよ)を発見した。現場は内側から鍵がかかり、密室状態だったことから、この娘に母親殺しの疑惑がふりかかる。しかし、浅輪はそのような短絡的な発想を排除し、事件をあらゆる角度から点検しようと動き始める。すると、ほどなく文子がある裁判の証人として、「証言」する直前だったことが分かってくる。当初、「私が犯人だっていうならそれでもいいわよ」といっていた雪は、浅輪たちから心を閉ざして、真実を話してくれない。
ところが、雪が時折通っていたハリネズミカフェで、ハリネズミの生態を配信。雪は匿名で生配信のチャットルームに書き込みをしていることが分かる。パソコンを通して雪と会話することによって、雪の心を溶かしていく浅輪。
井ノ原快彦演じる浅輪という心優しいけれども、芯のある中心人物の存在が、ドラマの核となって、真実が明らかになっていくということがよく分かる展開だ。この浅輪という役に井ノ原がピッタリハマって、観ていて心地良い。これがドラマの人気の秘密かもしれない、と感じた。
同時に、「特捜9」の他のメンバーも皆心優しく、それぞれが個性的な連中ばかり。羽田美智子、津田寛治、山田裕貴、吹越満、田口浩正、中村梅雀など、それぞれに「見せ場」があって、観ていて飽きないように作られているのだ。
安定の脚本、井ノ原の存在感、それぞれの役者の個性。「特捜9」の人気はまだまだ続いていきそうな気がする。
- (文)久慈修人『週刊大衆』専属記者。【Twitter】@SayEach
- (編集)スナイパー神津『週刊大衆』編集部員。【Blog】https://sniperkozu.com/
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