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【山之上彼方の夕やけ都市伝説】第19回「歴史というフィクションについて」

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【山之上彼方の夕やけ都市伝説】第19回「歴史というフィクションについて」

歴史というフィクションについて

コロナによる撮影ストップ、沢尻エリカ逮捕など様々な紆余曲折を乗り越え、2月7日に最終回を迎えた大河ドラマ「麒麟がくる」(NHK総合)。本能寺の変で明智光秀が死ぬシーンが描かれず「明智光秀生存説」を思わせ、話題を読んでいます。

 さて、明智光秀は長きに渡り「裏切ったけど結局敗北者」という、かなり悲惨なイメージを背負ってきました。私も小学校で読んだマンガタイプの歴史参考本に、明智光秀がキーキーと神経質に描かれていたことから「ヒステリックで情緒不安定な人」という印象しかありませんでした。

しかし今回の大河で、少し前まで当然のように定着していた「裏切者・明智」のイメージがなくなり「メディアの力」を痛感せずにはいられませんでした。

 言い方を変えれば、歴史は簡単に書き替えがきくのかも、と。

 私たちは遠い昔の出来事を、残っている遺跡や史料に基づき紐解くしかありません。が、その史料を残した人が、個人的恨みや偏見に満ちたむちゃくちゃ面倒臭いオヤジで、限りなく「盛り」をしていたら。そして運悪く、その史料が「最重要」とされてしまったら。

 いま私たちが「通説」としている歴史の、なんと儚いことか。

 私は別件の仕事でも、ある衝撃的な記述を見つけました。あのてっぺんハゲの代名詞として有名な「フランシスコ・ザビエル」。教科書でひときわ目につくあの肖像画は本人を見て描いたのではない、という事実が明らかに。ザビエルが死後80年経過したころ、日本人が様々な資料を突き合わせ「だいたいこんな感じ」と描いたものなのだそう。ザビエル自身の頭髪は、てっぺんまでフサフサだったといいます。

 なのに、死後450年以上も経った今もなお、ハゲの代名詞として自分の名が使われているという残酷。なんという恐ろしい歴史の誤解。私には聞こえます。彼の「違うんデス!」という叫びが……。

もしかしたら、超悪人を英雄として崇めているかもしれません。当然逆も。タイムマシンが発明され、過去を行き来できるようになったら

「うわ知らないままの方がよかった……」

もしくは

「えっ、誤解してた。ごめーん!」

とビックリする案件がきっと多いことでしょう。

 さて、明智光秀はどちらなのでしょう。実は「なんか周りに流されてこんなことになっちゃった」的なボーッとした人だったりして。

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