【山之上彼方プロフィール】

陰謀説・オカルトライター。木曜スペシャルやUFO、1999年終末予言などに心震わせ青春を過ごしたオカルト世代。あの世とこの世は本当に地続きかもしれないと思っている。ましてや宇宙人がいないわけがないと断言する情熱家でもある。

「宝くじの都市伝説」

皆さん、アレ、買いましたでしょうか。いえ、マスクではありません。年末ジャンボ宝くじです！

私は1000円すら当たったことがありません。父親が10万円当たって狂喜乱舞し、近所の寿司屋で1日で使い果たしてきたことが一番の宝くじの思い出です。

あなたの周りにおりますでしょうか、1億単位の高額当選者。いや、疑うわけではないのですが、宝くじって、あまりにもミステリアス……。

なんてったって億単位のお金ですよ。金の使い道に困り果て、ちょっと気が触れて

「さあ拾えッ、拾ってみろ庶民たちよ！」

とビルの上から万札を撒いてみたりする当選者がいてもおかしくないと思うのです。しかし今のところ、そういったニュースはこれまで聞いたことがありません。

当選者は何にどう使うのでしょうか。そもそも１等賞なんてないんじゃないのか！？ なんて話もあります。

そこで、世の中に出回っている「宝くじ都市伝説」を集めてみました。今回買った人も、買わなかった人も、ぜひご覧ください。

・宝くじ高額当選者は、ちゃんとお金を使い世の中に還元するかどうか国に監視される。

・宝くじ当選番号を決める抽選会の矢は操作されていて、当たりの番号は決まっている。

・宝くじに当選したことを誰にも言っていないのに、いろんなところからセールスの電話がかかってくる。

・宝くじはバラで買うより連番のほうが当たる確率が高い。

・水瓶座の人がよく当たる。

・イニシャルがＫの人がよく当たる。

・いいことがあった時に買うと当たる確率が高い。

・猫を飼っている人がよく当たる。

・当たりが出る宝くじ売り場は、その人には光り輝いて見える。

・宝くじで当たったお金はどう使ってもＣＩＡに入るようになっている。

・高額当選者は不幸になる。

　どう考えても嘘臭いものもありますが、気になるのは最後。「高額当選者は不幸になる」。これです。

　確かに金は人を狂わせるもの。宝くじ当選を人に言ったがために、周りからいろいろと頼まれごとをされてクタクタになったり、殺人事件に発展したりした例もあるようです。

　怖いですね。やはりお金はコツコツと真面目に稼いだほうがよさそうです
ね。

　しかし心の奥で、もう一人の私が叫ぶのです。

不幸になっても欲しいぞ１０億円！　と。

もしも１０億円が当たったならば、まず浴槽に、水の代わりに万札を詰めた「セレブ風呂」に裸で飛び込みたい。勢いあまって浴槽に頭をぶつけて死んでも、そりゃそれで幸せな気がするのです。

そんなシーンを想像してウットリする私。疲れているのでしょうか……。