Catch Up
キャッチアップ

この官能小説は、現在50代から60代の方々の若かりし時代を舞台背景にしています。貧しかったけれど希望に満ち溢れていたあの頃、そこには切なくも妖しい男と女の物語が今よりも数多く存在しました。人と人とが巡り合う一瞬の奇跡、そこから紡がれる摩訶不思議な性の世界をお楽しみください。 編集長
【拾ったフィルムに映されていた緊縛美女】長月猛夫
校庭では野球部やサッカー部が練習をする声が響く。校門付近には衣替えを終えたばかりの制服に身を包み、帰宅の途につく学生たちがたむろしている。
そんな高校の写真部の暗室で、翔太は水洗いを終えた印画紙を洗濯ばさみにつるしてながめていた。
モノクロの写真には、艶かしい姿の女性が写し出されている。全裸の女性は縄で縛られて苦悶の表情を浮かべ、天井からぶら下げられていた。
豊満な乳房が縄で圧迫され、少し大き目の乳首がとがっている。股間にも荒縄が食い込み、女陰の肉唇が左右に広がっている。
大きく丸い臀部と、締まった腰の曲線。そのシルエットは妖しく淫靡だ。
長い髪はざんばらに乱れ、顔の半分を隠す。厚みのある唇がゆるやかに開き、並びのいい歯の間から舌先が顔をのぞかせていた。
いまにも切ない吐息が聞こえてきそうな写真を見て、翔太は興奮を禁じえなかった。
下着の中で男が膨張し、ズボンの股間を盛りあげる。体内の血液が激流し、胃の腑をもまれるような感慨をおぼえ、二の腕の筋肉がかすかに震える。
翔太は数枚ある写真の一つを手に取り、じっとながめた。
レンズに向けられたであろう女性の妖艶な眼差しと、自分の視線が合う。身体の自由が奪われ、足を宙に浮かせているにもかかわらず、女性の視線は翔太を誘惑しているような趣を見せる。
翔太は写真を左手で持ち、右手をズボンの中に忍ばせた。そして、すでに屹立している一物を握り締めてしごく。
「はあ、はあ、はあ、はあ……」
急にドアが開いて外の光が入らないよう、暗室にはカギがかけられている。それをいいことに、翔太はズボンと下着をひざまでおろす。
ヘソを打ちそうなほど反り返った肉棒。きつく握り締め、翔太は上下にこする。写真の女性は翔太の頭の中で実像と化し、舌なめずりをくり返して身悶えする。
「あ……」
ほどなくして翔太は達した。飛び散った精液の一部が写真に付着する。我に返った翔太はズボンのポケットからハンカチを取り出し、モノと現像用の机、暗室の床、そして写真をふく。その後、むき出しになった下半身を元に戻すと、写真を洗濯ばさみからはずしてカバンに納める。ハンカチはゴミ箱の底に突っ込んで捨てた。
翔太がフィルムを拾ったのは登校前の路上だった。
いつも通る道路沿いに、古ぼけた洋館がある。豪奢な門構えで、庭にはうっそうと木々が茂り、中の様子はうかがえない。そんな屋敷の門前に転がっていたフィルムケースが翔太の目に留まった。
写真部に在籍していることもあり、翔太は気になってケースを拾う。耳元で上下に揺らすとカラカラと音がする。空ではないようだ。
「なにが映ってるんだろう」
翔太は気になる。
拾ったフィルムを勝手に現像するのは、拾得物横領の罪になり、著作権の侵害につながるおそれもある。しかし、翔太は好奇心を抑えることができない。
翔太はそのままフィルムケースをカバンに入れて持ち去ったのだ。
暗室での自涜に、若干の罪悪感をおぼえつつ、翔太はいつもの道をたどって家路を急いだ。途中、フィルムを拾った屋敷の前にさしかかる。すると、門の前にいた男に声をかけられた。
「君、ちょっと」
濃いグレーのスーツに身を包み、白髪の髪をぴっちりとオールバックにした、60歳くらいの男だった。
「君、今朝、ここでフィルムを拾っただろう」
指摘され、翔太は立ちすくんでしまう。
「見たんだよ。君がフィルムケースを持っていくところを。声をかけようと思ったが、大きな声を出すのは苦手でね。制服姿だったから、帰りもこの前を通ると思って待っていたんだ」
静かな話し方だが、逆らうことを許さない意志が声に含まれている。翔太は言葉をなくしてしまい、身体がガタガタと震えはじめる。
「さ、返してくれないか、フィルムを」
「い、いえ、その……」
「君が拾ったのは明白なんだ。さ」
「いえ……」
「さあ!」
男は語気を強める。小柄な身体のどこからそれほどの勢いが出るのか、と不思議に思えるほどの迫力だった。
「あの、その、フィルムは……」
「フィルムは?」
「現像してしまいました」
「え?」
「じつはボク、写真部で……」
「ほう」
男は翔太の言葉に興味を示す。
「君は写真部なのかね」
「はい」
「で、拾ったフィルムを勝手に現像したと」
「はい」
「見せてごらん」
男はいう。
「写真を、ですか……」
「そうだ」
「ここで、ですか」
被写体が被写体だけに、屋外での提出ははばかれた。
「なるほど。なにが写っているのか、知っているわけだ」
「それは……」
「現像したのだから、当たり前だな」
男は腕組みをして、大きく息を吐く。
「中に入りなさい」
「え?」
「中に入って写真を見せなさい。君のしでかしたことは犯罪だ。わかるね」
「……」
逃げ出そうかとも思ったが、足がすくんで動けない。男は門の横にある通用口の扉を開き、翔太を招き入れた。
手入れの行き届かない、まるで森のような庭を通り、レンガ造りの洋館の中に足を踏み入れる。まだ日暮れには若干の時間があるにもかかわらず、屋敷の中は薄暗く、カビのにおいが漂っていた。
玄関をあがり、床のきしむ廊下を通って部屋に通される。部屋の中央には革張りのソファー。壁際には脚のついたステレオが置かれていた。
男はレコード盤を1枚取り出し、プレーヤーのふたを開けるとターンテーブルの上に乗せる。スイッチを入れ、ゆっくりと針をおろすと、ジジっという音の後に女の声がスピーカーから流れた。
戦争がはじまる前、世界が大恐慌の嵐に見舞われたころにヨーロッパではやった曲。この曲調に触発され、何人もの人が自ら命を絶ったという。
地を這うような、暗くて低い歌声だった。
「座りなさい」
部屋の入り口でたたずむ翔太に男はいう。うながされた翔太はソファーに腰をおろす。男は向かいに席を取り、前屈みになって手のひらを組んだ。
「さあ、写真を」
観念した翔太は、カバンの中から写真を取り出す。男は受取り、1枚1枚確認しながらテーブルに並べた。
「なかなかじょうずに現像できてるじゃないか」
「はい」
「で」
男は背もたれに身体を預けて腕を組む。
「これを見て、どう思った?」
「はい?」
「裸の女が縄で縛られて、吊り下げられてよがっている。そんな写真を高校生の君が見て、どう思った?」
翔太は答えることができない。よもや、写真を見て射精してしまったなどと口にできるはずもない。
「その……」
「興奮したかい?」
「……」
「この女を見たいとは思わないかい?」
男の言葉に翔太は目を見張る。
「見たい……?」
「そう、せっかくだから呼んできて実物を見せてあげよう」
男は席を立ち、部屋を出る。翔太は落ち着かない気分で帰りを待つ。
ステレオからは、陰鬱な歌声が流れ続けている。庭から秋の虫の声が忍び込み、時間がたつにつれて夕暮れの闇が迫りつつある。
しばらくして、男が姿を現した。
「妻の美紀子だ」
翔太は男の連れてきた容姿を見た。それは、写真に映し出されていた女性に間違いはなかった。
和服姿の美紀子は、うつむきかげんでたたずんでいた。
髪はまとめあげられているが、後れ毛が数本、耳たぶからほほに垂れている。肌の色は抜けるように白く、半睡の眼は憂いの陰を帯びている。
帯で押さえつけられているので乳房の大きさはわからない。けれど翔太は、写真で美紀子の裸体を確認している。衣装を脱ぎ捨てた美紀子の肢体を知っている。印画紙にプリントされたモノクロの姿ではあるが、白い精液を飛ばしもした。
「どうだい。写真の姿と同じだろ」
卑屈な笑みを浮かべて男はいった。
「この着物をはぐと、もっと写真の姿に近づく。見たくはないかい?」
「……!」
翔太は驚愕する。男は自分の目の前で、美紀子を裸にしようというのか。
美紀子のことを妻だと紹介した。だが、美紀子の年齢は40代に達していないだろう。男との年齢差は20歳以上離れている。
年の離れた夫婦は、別段珍しくもない。しかし男は、あろうことか、妻の全裸体をどこのだれかもわからない高校生に見せつけようとしている。
拒否すべきか。だが、拒否する理由もない。男が勝手に行なうことだ。翔太は傍観者でしかない。しかも、勝手にフィルムを現像したという負い目もある。断れば、男がどんな行動に出るか予想もつかない。
「見たいだろ?」
男は続ける。翔太は黙っている。
「そうか、見たいのか」
翔太の返事も待たず、男は美紀子を床に突き飛ばした。裾が乱れて、白いふくらはぎがあらわとなる。
「きゃ」
美紀子は小さな悲鳴をあげる。悲痛をあらわしていても、可憐さを秘めている声色だ。
男は美紀子に馬乗りとなり、帯を解きはじめた。
シュルシュルと衣擦れの音がし、またたく間に帯が抜かれて着ていたものが脱がされる。長じゅばんがはがされたとき、美紀子の身体には、すでに縄が巻かれていた。
ほどよく実った肉体に、荒縄がヘビのようにまとわりついている。乳房の上下が締めつけられ、肉塊が極端に盛りあがって見える。
狭い乳輪の中央に位置する乳首は桃色。腰にはかすかな贅肉がつき、臀部の大きさや丸み、太ももの実り具合は写真そのままだ。
ただ、写真はモノクロでしか美紀子を表現しない。肌は真っ白で、髪の色は黒く、乳首はグレーだ。しかし、現実の美紀子は抜けるように白い肌をしていても、人としての色合いを持つ。髪の毛もきらめきを放ち、唇は赤く染められている。
細い眉の間にしわを寄せ、美紀子は自分の全部があからさまになるのを恥じた。そんな美紀子を見て、翔太は小指1本も動かせずにいる。
「どうだい、写真のとおりだろ。いや、血が通い、体温を持つ実物は、写真の数倍すばらしいだろう」
男の言うとおりだ。翔太は思う。それと同時に、血液が急激に体内を流れ、股間がうずいて屹立をはじめる。
「よく見ておくんだ」
男は用意していた手かせを美紀子の手首にはめた。そして、四つん這いになった美紀子の背後にまわり、ズボンのファスナーをおろして肉棒を取り出すと、なんら愛撫も加えることなく突き入れる。
「あうん!」
身をのけぞらせて貫きの衝撃を示す美紀子。祈りを捧げるように手首の合わさった拳を床につき、腰をあげて男の律動を受け止める。
男は無遠慮に腰を振り、そのたびに美紀子の筋肉は伸縮し、乳房が前後に揺れる。男の抽送で摩擦が増し、次第に美紀子の秘部から淫汁がにじみはじめる。
抜き差しのごとに、ちゅぷちゅぶと卑猥な音が立つ。羞恥と屈辱で美紀子の肌がうっすらと朱に染まる。だが、美紀子の表情は、徐々に喜悦のものに変わりつつあった。
「こいつは、妻は、こうやって責められるのが大好きなんだよ。縛られて自由を奪われ、人目にさらされて犯されるのがね。それを写真に撮って、あとでながめるんだ。そんなのが大好きな変態なんだよ」
レコードは演奏を終え、針がプツプツと同じ音をくり返す。日は完全に暮れ、部屋のなかにただならぬ妖気が満ちる。
翔太は漫然と男と美紀子の行為をながめていた。興奮をおぼえ、勃起はしているものの、暗室のときのように自分で解消しようとは思わない。
世界が遮断する。目に見えるもの、耳に聞こえるもののすべてが現実から遠ざかり、手足の感覚すら危うい。
「あ、ああ、出る」
男は美佐子を背後から凌辱したまま、胎内に吐き出した。美佐子は大きく弓ぞりになり、子宮に精子がたまっていく感覚を得たのだった。
「また遊びに来なさい」
夢幻の世界から日常へ戻ろうとする翔太に、男はそういって屋敷から見送った。
その夜、翔太はたぎった興奮を鎮めようと、美紀子を思い浮かべて自分を慰めた。
なかば無理やりの玩弄を強いられながらも、美紀子は歓喜を浮かべていた。男のいうとおり、美紀子は辱めで歓びを得る性格なのだろう。けれど、翔太は妄想の中で、美紀子を乱暴にあつかうことはできなかった。
縄にも縛られず、手かせもなく、その代わり美紀子は翔太を誘う。淫靡なしぐさで翔太を導き、自分の中に納めていく。女性を知らない翔太に、内部の感触など知るよしもないが、それでも究極の心地よさであろうことは想像がつく。
翔太は1回では終わらず、2度も3度もほとばしりを放ち、眠りに落ちた。
次の日、翔太はいつもどおりの時間に起き、いつもどおりに家を出て学校へ向かった。しかし、男と美紀子の住む洋館の前で呼び止められる。
「やあ、いまから遊びに来ないか」
声の主は、あの男だった。
「でも、学校が」
「いいじゃないか、1日くらい。それとも、帰りに寄るかい」
翔太は放課後に立ち寄る約束を交わしてしまう。
学校の帰り道、翔太は男との約束を守るか、それとも反故して帰ってしまうか迷いながら歩く。しかし、男は門の前で翔太を待ち構えていた。
「お帰り。美紀子も待ってるよ」
その日は和室に通された。美紀子は、やはり縄で縛られ、しかも鴨居にぶら下げられていた。男は美紀子の片足を掲げ、下からめり込ませる。両手を天井に向けた美紀子は、串刺しの格好で喘ぎ、悶えた。
「ど、どうだね、君も興奮するかね」
美紀子をかかえながら腰を振り、男は翔太にたずねる。
「けど、君には指1本触れさせない。妻は、美紀子はわたしだけのものだから」
齢のせいもあるのだろう、男は一度放つと、二度目を行おうとはしなかった。
男はコトを終えた後、美紀子と翔太を残して部屋を出て行った。
「ちょっと疲れた。先に失礼するよ」
男はふらつく足取りで部屋を後にする。
畳の上におろされた美紀子は四肢を伸ばし、あおむけになって寝転んでいた。翔太はそんな美紀子をまじまじと見つめる。
縄の食い込んだ部分が赤く染まっている。汗がにじんで肌に光沢をあたえている。男を迎え入れていた部分からは、白濁の粘液がしたたり落ちていた。
「ねえ」
少し離れてながめていた翔太に、美紀子は話しかける。
「わたし、もういやなの」
「え?」
「もういやなの。あの人は勘違いしている。わたしはあの男の奴隷じゃない」
美紀子は、この家に嫁いできた理由を話す。
美紀子の実家は工場を経営していたが、オイルショックのあおりを受けて倒産。男は多額のカネを貸し付けていた。返済できないことを知った男は、代わりに美紀子との婚姻を強制する。美紀子は、両親のためになるなら、と覚悟を決めた。
「でも、嫁いできたときから、わたしはあの人の言いなりになった。縛られる。見知らぬ人に見せつけられる。写真を撮ってわたしに見せつける。もう、我慢できない」
「そう……、なんですか」
「ねえ、わたしを自由にしてくれない。迷惑はかけない。お礼もするから」
「自由って……」
「縄をほどいて」
美紀子にうながされ、翔太は縄を解こうとした。しかし、きつく締められた縄はゆるみを見せない。それでも、どうにかこうにか外すと、美紀子は翔太ににじり寄ってきた。
「わたしを連れ出して。このままじゃ、殺されちゃう」
「それは、どういう……」
「あの人はどんどんエスカレートする。このままじゃあ、もっとひどい目にあわされる。きっと、殺される」
美紀子の目は真剣だ。
「けど、ボクに……」
「ここから連れ出してくれるだけでいいの。行先はもう決まってる」
「でも……」
「お礼、してあげる」
美紀子は床に腰をおろす翔太の脚の間に身体を割り込ませる。そしてズボンと下着を脱がし、男根を握ると舌を伸ばしてなぞりはじめた。
男と美紀子の行為を目の当たりにして、翔太の一物はふくれあがっていた。それをなぞって舐り、ほお張ってしゃぶる。
「あ……」
舌が絡まり、内ほほの粘膜におおわれる。唾液が塗り込められ、美紀子が首を振ると、包皮になめらかで温かな摩擦が加えられる。
「ううん、ん、うんん」
よだれをたらし、せつない吐息を漏らして美紀子は頭を揺らす。前かがみになって全身を使い、何ものにも圧迫されない胸乳が大きく揺れる。
「あ、だめ……」
翔太はそうつぶやくと、そのまま射精した。美紀子は勢いづいて放たれる男汁を口にため、いったん翔太を抜き取ると、こくりと音を鳴らして飲み干した。
「なにをしているんだ」
そのとき、男の声がした。
「あ、あなた」
「帰った気配がないから気になって戻ってみたら、このありさまか」
男は美紀子の髪をつかんで引きずる。
「いや、痛い、許して!」
「いいや、浮気は絶対に許さない」
裸の美紀子を引っ張ったまま、男は部屋から出ていこうとする。
「おい」
去り際に男は翔太にいった。
「二度とここには来るな。家の前も通るな。わかったな」
男の言いつけを守ったわけでもないが、翔太は通学路を換えた。あの女性、美紀子がその後、どうなったのかは気がかりだったが、たしかめるすべはない。
秋が深まり、キンモクセイの香りが風に乗ってまとわりつくようになる。以前とは違うルートで家路につく翔太の脇を、サイレンを鳴らしたパトカーが数台通り過ぎた。
「なんだろう」
パトカーは、あの屋敷に向かって走って行く。翔太はかすかな躊躇をおぼえながらも、あとを追った。
屋敷の前は野次馬でごった返していた。警官が並び、刑事らしい男が中に入っていく。マスコミのカメラも、数台並んでいる。
翔太は、身の毛がよだち、急いでその場を離れた。
次の日の新聞に、殺人事件の記事が掲載されていた。そこには屋敷の写真とあの男、そして美紀子の顔写真が載っている。
記事の内容は、男が誤って妻を殺してしまったというもの。男は自ら警察に通報。しかも男には、過去にも自分の妻を過失で殺めた前科があるとする。
「このままじゃ、殺されちゃう」
美紀子の悲痛な声が、翔太の脳裏に浮かぶ。それと同時に、美紀子の肉感的な肢体、そして自分に施してくれた口戯のねっとりとした感触、そしてステレオから流れていた歌声がよみがえっていた。
- 【長月猛夫プロフィール】
- 1988年官能小説誌への投稿でデビュー。1995年第1回ロリータ小説大賞(綜合図書主催)佳作。主な著作『ひとみ煌きの快感~美少女夢奇譚』(蒼竜社)/『病みたる性本能』(グリーンドア文庫)/『19歳に戻れない』(扶桑社・電子版)ほか。
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