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長月タケオ選「中高年の性告白」第39回 東京都在住M・Mさん(61歳)の告白【二人でやってきたご夫人と3人戯】

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長月タケオ選「中高年の性告白」第39回 東京都在住M・Mさん(61歳)の告白【二人でやってきたご夫人と3人戯】

このコーナーは官能小説家の長月タケオ氏が一般の中高年読者から寄せられた「性の告白」をご紹介するものです。そこにはシニアである我々同世代が共鳴する「あの頃」の時代背景があり、実体験ならではの生々しい「性の現実」があります。懐かしくも妖艶な古き良き官能の世界をご賞味頂ければ幸いです。編集長

 

【二人でやってきたご夫人と3人戯】

 

M・M 61歳 東京都在住

 

いろいろあったが、この歳まで独身を通してしまった。さすがに、もはや結婚願望はないが、それでも老い先を考えると寂しく思えるときもある。

 

小さいが会社を経営し、そこそこ業績もいい。だからカネはある。家族というものに使う必要はないので、収入は全部、自分の小遣いみたいなものだ。そして、そこそこの服を着て、そこそこの車に乗っていると、女には苦労しない。行きつけのクラブやラウンジのホステスを誘うこともあるし、素人女だってカネを見せ付ければ尻尾を振ってついてくる。

 

強がりといわれればそれまでだが、どうせさほど長くはない人生。好きなように、楽しく、気持ちよく生きてやろうと考えている。

 

けれど、女にもてるには、それなりのスタイルというものが必要だ。いくら高級スーツを身にまとってみても、ブクブクの太鼓腹やハゲ頭じゃ見た目が悪い。そして、健康でないと、メシや酒もうまくないし、セックスのときに体力も続かない。最悪、アソコがいうことを利いてくれないという事態も想定できる。

 

だからわたしは、スポーツジムに通うようにしている。

 

アスレチックマシーンや屋内ランニングで、汗を流すと気分はいい。引き締まった女性インストラクターの身体を見るだけでも、ストレス解消になる。

 

そんなある日のこと、わたしは新しく入ってきた女性会員と親しくなった。

 

彼女は45歳の人妻で、なんでも最近ウエストまわりが気になってジムに来たとのこと。歳相応に目じりのしわやほほのゆるみは隠せないが、パッチリとした目といい少し大きい目の口といい、若いころはさぞ美しかったと思える顔立ちをしていた。

 

「むかしはモデルかなにかを?」

 

「いえ、少しだけ」

 

お世辞のつもりでいった言葉が、的中してしまった。なんでも10代、20代のころは、雑誌モデルだったらしい。

 

「どおりでお美しいと思った」

 

「いやですわ」

 

はにかむ姿もさまになっている。わたしはそれとなく彼女に近づき、自分のことを話し、そして彼女のことを聞き出した。

 

だんなはテレビ局に勤めていて、プロデューサーをしているらしい。毎日が多忙で、家に帰ってくるのもまれ。

 

「けど、わたし、知ってるんです」

 

「なにをですか?」

 

「不倫してることを」

 

相手は女子アナウンサー。この噂を流せば、マスコミがこぞって押しかけてくるであろう有名人らしい。

 

「でも、それは最後の手段にとっておくの。わたしはわたしで楽しんじゃおうと思って」

 

つまり、彼女はダイエットが本当の目的ではなく、楽しむための男探しをこのジムで行おうとしているわけだ。

 

もっけの幸いとはこのことである。わたしは自分が独身であることを告げ、首尾よくデートに誘い出したのであった。

 

だんなは週末も仕事だというので、わたしは休日である土曜日に約束を取りつけた。そして、約束の時間に街中のカフェで彼女を待つ。

 

「すいませ~ん、お待たせしちゃって」

 

にこやかな笑みで駆けつける彼女。身につけているブラウスもスカートも上品で、スタイルは、その場所にいる誰よりもはえて見える。

 

しかし、わたしはなんとなく違和感を感じ取っていた。なんと彼女の後から、同じくらいの年恰好をした別の女性がついてくるではないか。

 

「この子、わたしのモデル時代からの友人なんです」

 

いわれてみれば、写真ばえするであろう美しさに満ちている。しかし、デートの席に友人を連れてくるというのは、どういった了見か。

 

「はじめまして」

 

それでもわたしは、満面の笑みで挨拶をした。

 

その後、わたしたちはホテルのレストランで食事をし、バーでグラスを傾けた。本来ならこのあと、しっぽりと二人でベッドインのつもりだったが、さすがにそれはあるまいと、次に期待を寄せることにした。

 

しかし、ジムで知り合った彼女は、とんでもない提案をしてきたのである。

 

「このあと、どうします?」

 

「どうって、別に……」

 

「よかったら朝まで、ごいっしょしていただけません?」

 

「え? まあ、明日も休みですから、それはいいですけど」

 

「実は……」

 

彼女はそこで、友人を連れてきた理由を述べた。

 

夫への仕返しのため、ダンディな殿方と浮気をする決心をした。とはいえ、一人では、なんだか恐い。そこで、むかしからなんでも話し合ってきた親友を連れてきた。彼女となら何があっても平気だし、安心できる。

 

わたしは呆気にとられてしまった。トイレにも連れ立って出かける女子校生じゃあるまいし、なんでもかんでも友だちといっしょという神経を疑ってしまう。

 

「ダメでしょうか?」

 

すねたような上目づかいで、彼女はいう。

 

「え……、いえ、わたしは、別に……」

 

その答えに、二人は手を取り合ってよろこぶ。わたしは複雑な心境のまま、バーを出たのであった。

 

ホテルの部屋に入り、女性二人はいっしょにシャワーを浴びに出かけた。ソファーに座ってくつろいでいると、まんま女子校生のようなはしゃぎ声が聞こえてくる。

 

「かなり精神年齢は低いようだな」

 

モデル業界というものが、どういった仕組みになっているか知らない。けれど、彼女たちはちやほやともてはやされ、あまり苦労も知らないのであろう。だから、10代の知識や精神のまま成長を遂げてしまう。

 

すべてが、そうだとはいわない。だが、いまからコトを行おうとする二人は、そうに違いない。

 

ほどなくして、バスタオルを巻いた二人は出てきた。

 

スラリと伸びた手脚にふくらんだ胸。さすがにスタイルは、申し分ない。

 

「じゃ、じゃあ」

 

百戦錬磨のわたしも緊張をおぼえる。

 

ベッドに移って一人はわたしの身体を舐め、もう一人をわたしが舐る。なめらかで艶やかな肌の感触が二重になって伝わり、興奮はいつもより早くわき起こり、全身を覆う。

 

3人でくんずほぐれず。一人に挿入して一人を舐め、上に乗せて一人に挿し込み、別の一人の部分をすする。彼女たちはわたしの上でキスを交わし、互いの胸をまさぐっている。そして、二人並べて四つんばいにし、交互に貫く。

 

「あ、だめぇ、やああん!」

 

「もっとぉ、あああん、いい、やああん!」

 

よがり声の二重奏。わたしは奇妙な気分に浸りながらも、二人の肉体を玩弄し続けたのであった。

 

その後、彼女はジムに顔を出さなくなった。彼女の浮気がばれたのか、それともだんなの不倫を追及したのか、真相は分からない。

 

もったいない気もしたが、こっちから連絡するのもはばかれる。仕方がないので、いまは別の相手を物色している。

 

 


【選者紹介】

 

長月タケオ(ながつきたけお)

 

1962年生大阪府出身在住。1988年官能小説誌への投稿でデビュー。

 

1995年第1回ロリータ小説大賞(綜合図書主催)佳作受賞。

 

おもな著作『ひとみ煌めきの快感~美少女夢奇譚』(蒼竜社)

 

『病みたる性本能』(グリーンドア文庫)

 

『禁断の熟女』(ベストロマン文庫・共著)

 

『19歳に戻れない』(扶桑社・電子版)

 

『誘惑する女 熟女たちの悦楽』(九月堂・電子版)

 

ほか

 

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