名医に密着！男性器の不具合を改善すると心身ともに若返る！？

　総務省の統計によると、2024年度中に日本の全人口に占める50歳以上の割合が、史上初めて50％を超える見込みだという。

　いまや、国全体が高齢化問題に向き合わなければならない状況になっているわけだが、ここにきて中高年男性を中心に新たな問題が発生し始めている。

　それが新・包茎問題だ。一般的に、50代や60代以上で包茎の人は、ほとんどが若い頃から包茎で、治そうと思い続けながらも放置したまま現在の年齢を迎えてしまった、というケースが多い。

　ところが近年は、もともと包茎ではなかった中高年男性が包茎に発展する事例が増えているというのだ。

　こんな話をすると、読者の中には「たかだかペニスの皮が伸びただけで大袈裟な」と思う方も少なくないかもしれないが、中高年世代の包茎は、EDなどの機能不全の他にも人体に重大な健康被害を及ぼす疾病の原因になることがあるので決して軽視はできない。

　しかもその反面で、この年代の男性は、包茎を解消しただけでペニスの機能が向上することもあるのだ。

　つまり、ペニスの皮一枚で、その後の人生が大きく変わるといっても過言ではない。

　そこで記者は中高年の包茎と男性機能のメカニズムを解明するために、男性医療のエキスパートとして33年もの包茎治療の実績を持ち、全国に15医院を展開する『上野クリニック上野本院』の堀瀬忠直院長の元を訪ねた。

　まずは堀瀬院長に、これまで包茎ではなかった人が包茎に発展してしまう原因について聞いてみた。