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2022年の年明けに、TBSが放ったドラマ第1号は『義母と娘のブルース 2022年謹賀新年スペシャル』。2018年に放映され、圧倒的人気を誇った「ぎぼむす」のスペシャル版だ。原作は桜沢鈴による日本のコミック。ドラマでは、スーツをバッチリと決め、ビジネス用語を駆使する義母の岩木亜希子役の綾瀬はるかのユニークさと一生懸命さが見るものの心を打った。年末年始に過去ドラマが一挙再放送されたので、それを見た人も多いだろう。
ドラマの前半は、竹野内豊演じる妻を亡くした宮本良一と出会い、小学生の娘・みゆきを育てる母親として奮闘する姿が描かれた。ところが、この良一が病気で他界し、義母と娘の濃密な関係がスタート。亜希子に想いを寄せるパン屋の麦田章(佐藤健)とのパン屋をたて直すストーリーをメインに、成長したみゆきを演じる上白石萌歌と綾瀬はるかの愛溢れるやりとりが描かれた。
今回のスペシャルでは、竹野内豊が良一とはまったく性格の違う「ハゲタカ」の一員・岩城良治役で登場。ハゲタカは好調な麦田のパン屋に目をつけ、経営の悪化した大手製パン会社との合弁を画策。岩城の黒い野望に気づき、なんとか合弁を阻止しようとする亜希子だが、見た目が良一にそっくりな良治に、心を奪われそうになる、という描写が何度も繰り返され、見るものをハラハラさせる。
結局、パン屋はハゲタカどもの思い通りに合弁させられるのだが、最後の最後に亜希子が放った「最後の手段」によって、野望は打ち砕かれる、という新年にふさわしいストーリー展開。
最後には良治にも「良心のかけら」が残っていることが示唆され、良一と撮ることができなかった「家族写真」を良治を良一に見立てて取り直すことになる。
ウェディングドレス姿で家族写真を撮る綾瀬はるかが美しい。
しかし、このスリーショットは亜希子に想いを寄せる麦田には許せなかった。シャッターが切られる瞬間、画面に乱入する麦田というハチャメチャな場面でストーリーは終了。
いやあ面白かった。この作品世界への愛おしさが、ますます込み上げてくる仕上がりだった。
このドラマとともにスタートした2022年がいい年であればいいのだが。
- (文)久慈修人『週刊大衆』専属記者。【Twitter】@SayEach
- (編集)スナイパー神津『週刊大衆』編集部員。【Blog】https://sniperkozu.com/
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