このコーナーは伝説のアダルトライターである舐達磨親方に、古き良き「あの頃のアダルト」を回想していただくものです。昭和、平成、令和の「男女の愛欲」を取材し続けてきた親方は、まさに歩く伝説。中高年読者の皆様も、若かりし頃にタイムスリップした気持ちでお楽しみください。

編集長より。

【“逆夜這い”なる性感マッサージで前立腺ヌポヌポ！】

　“逆夜這い”という三行広告が気になってワシはすかさず電話を入れたざんす。すると若い女のコの声で、「お客さんがアイマスクをして、こちらが性感＆前立腺マッサージをします」だって。

　ワシは面白そうってんで素っ飛んでその店のある東中野駅へ。駅前から電話して、場所を教えてもらい、駅から歩いて２～３分のマンションの一室へ。チャイムを鳴らすと、２２～２３歳の女のコがニッコリ笑顔でお出迎え。「こちらへどうぞ」と案内された部屋は、何やらお産の時の分娩台？　みたいな物が置かれ、点滴や浣腸の器具があったりしてまるで産婦人科みたいっす。

　でまぁ彼女に前金で１万４０００円を払い、シャワーを浴びるように言われ、ワシは真面目に体を洗い、チ〇チ〇タマタマ、アナルも念入りに。でもって用意してくれたバスタオルを腰に巻いて、アイマスクをしてベッドにゴロンします。

　すると何やら人の気配がして、バスタオルを外され、胸あたりにパウダーらしきものをスリスリ。鳥の羽のゆようなもので全身をサワサワされ、チ〇チ〇から内もも、タマタマを刺激されいい気持。「ハイ、今度はうつ伏せになって下さい」てんでクルリすっと、今度は何やらヒンヤリしたものをお尻にヌリヌリされ、おぉっと指がヌッポシ！　いやはやこれがかなり強引でズボズボヌポヌポ！

　ようやっと仰向けにさせられ、すでに勃起しているチ〇チ〇をニギニギシコシコ！　と同時にアナルにも指を入れられ、前立腺をグニグニ刺激されマン。

　これがもぉ気持良く込み上げてくるのを必死でこられるざんすが、いよいよ我慢の限界ってんで発射してしまうざんすぅ。えーっ！　どっかに飛んじゃってると心配したけど、アイマスクしたままなので全然わかりまへん。

　昇天後、アイマスクを外すと、アリャリャ何のこっちゃ彼女って最初に出迎えてくれたコでしたわ。かなり色っぽいコだったので何だかモッタイナイ気がします。ところで発射したアレはどこに飛んだのか聞くと、「全然飛んでない」ってガックシ。

　それにしても目隠しされていやらいことされるのって、けっこう興奮させられますよ。ところでその日はどうやらお尻に空気が入ってしまったみたで、歩いていると、やたらとオナラが出まくります。プープープーなんて笑ってしまいましたわ。タハハハハ

【舐達磨親方プロフィール】

1952年、山口県岩国市生まれ。夜の世界のフリーライターとして、新聞や雑誌で数多くの男女の物語を紡ぐ。中でも独特の風俗体験ルポは絶大の人気を博す。