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懐かしのお色気テレビ番組「桃色ハプニング」マル禁舞台裏30

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 20世紀のテレビにはエロスがあふれていた。お茶の間で一家団らんしながら、生おっぱいを見ることができたのだ。そんな時代を懐かしみながら、「お色気番組」で発生した仰天ハプニングや、今だから語れる過激な裏側を紹介しよう!

 1980年代前半、関東地区を中心に土曜深夜のお色気番組戦争が勃発した。

「先駆けは『さんまのサタデーナイトショー』(テレビ東京系=1981〜84年)です。若き日の明石家さんまさんがセクシー美女とエッチなトークをする他、美保純の風俗レポも。ヌード満載の内容で、当時のテレ東で視聴率ナンバーワンでした」(放送作家)

 ところが、84年に突然、打ち切りになってしまう。「“お色気番組が視聴率トップでは、体裁がよろしくない”という局幹部夫人の意向によるものとか。それに憤慨したさんまさんは、以後、テレ東には出なくなったんです(※)」(前同)

 その一方で、フジテレビ系が83年から始めた『オールナイトフジ』が大ヒットしていたことで、他局も土曜深夜にエッチな番組をぶつける事態に。視聴率バトルが過激化していく。

 所ジョージと巨乳女優・早乙女愛が司会を務めた『TV海賊チャンネル』(日本テレビ系=84〜86年)は、男性視聴者に向けて直接的に“オカズ”を提供した。

「滝川真子、早川愛美らAVギャルが、裸で乳房や腰を揺らし、見せつけまくる『ティッシュタイム』というコーナーが人気に。しかも、“終了まで、あと○秒”と表示されるなど、非常に実用的でした」(同)

「あはぁ〜ん」「ふぅ〜ん」とスタジオ内に喘ぎ声が響いたのが、『ミッドナイトin六本木』(テレビ朝日系=84〜85年)だ。

「ドクター荒井なる人物が“性感マッサージ”を女性に施すコーナーが人気でした。感じやすい部分をマッサージされた美女たちが、生放送中に快感に身悶えるんです」(芸能ライター)

 大物の出演もあった。

「愛染恭子のゲスト回は伝説です。“本番女優”がマッサージで激しく感じて、艶っぽく喘ぎ、イッてしまう・・・・・・その一部始終を生中継したんですから」(前同)

 当時は、平日深夜放送のお色気番組もあった。

「『グッドモーニング』(テレビ朝日系=84〜86年)は、タイトルと異なり、エロい深夜番組でした」(同)

 ピンク映画を主戦場とする脚本家・小松公典氏は、この番組を熱く語る。

「『オナッターズ』という3人組ユニットが、エグいハイレグなどで出演していたんです。僕は、メンバーの中でも童顔&巨乳の深野晴美さんにどハマりして、股間を押さえながら画面にくぎづけでした。ちなみにメンバーの一人は、現ダウンタウン浜田の夫人・小川菜摘です」

 しかし、お色気番組戦争は、国会で問題視されたことで、85年頃に終戦となる。

 時は流れ、ほとぼりが冷めた頃に土曜深夜のお色気番組が復活する。『ギルガメッシュないと』(テレビ東京系=91〜98年)だ。

「ネットの普及前、裸の女性たちを手軽に見られる貴重な番組でした」(前同)

 出演していたイジリー岡田氏(56)にとって、この番組はピン芸人として初のテレビレギュラーだった。

「初めは普通の情報番組だったんですが、なぜか、僕の担当だけ『AV女優のお宅訪問』というコーナー。僕は女の子の部屋にあったタンスを開け、下着を探し出したり。もともと萩本欽一さんに憧れて芸能界入りしたので、下ネタには抵抗があったんですが・・・・・・」

 エロに迷いがあったイジリー氏の心情とはうらはらに、番組は3か月でエロ路線に。細川ふみえ、なぎら健壱、Tバックで話題だった飯島愛らが加わった。

「そこから、なぎらさんと、裸にエプロンだけの姿の野坂なつみちゃんが料理を作る『夜食バンザイ』というコーナーが大人気となって、視聴率が上がっていきました」(前同)

 やがて迷いを断ち切ったイジリー氏は、エロ芸人としての地位を確立し、番組は絶頂期を迎える。

「なぎらさんから受け継いだ『夜食バンザイ』で、裸エプロンの憂木瞳ちゃんが、脚立に上って棚にある調味料を取るとき、僕の位置からはアソコが丸見えでした。カメラさんはギリギリ映らないように計算し、僕の肩ごしに撮影。リハーサルは入念でした」(同)

 当時のスタジオには、裸見たさのギルガメ信者のサラリーマンであふれていたという。

「テレ東に仕事でやって来た、スポンサー企業などの人たちです。『ギルガメ』の収録をやっていると知ると、帰らないんですよ」(同)

 そして、スタジオではさまざまなハプニングが。

「ゲストの豊丸さんが暴走して、藤小雪ちゃんのエプロンをバサ〜ッと上げて、全部が丸見えになったことがありました。そのときは、アメリカからCNNの取材が来ていたんですよ。よりによって(笑)」(同)

 イジリー氏は、番組終了から24年もたった今も「ギルガメ見てました」と言われるという。

 そんな『ギルガメ』に、お色気で対抗したのがフジテレビだ。中でも、中山秀征、今田耕司、常盤貴子らによる『殿様のフェロモン』(フジテレビ系=93〜94年)は強烈だった。

「『殿様〜』では、ハケがついた水車を回転させ、AV女優の股間を刺激するコーナーがスゴかった。ただし、ハケの快感で女優がイカないように、水車の速度は適度に調整されていたようですが」(前出の放送作家)

 しかし、『殿様〜』も、お色気企画が人気すぎて問題になり、早期打ち切りに。

 そんな、テレビからお色気が消えつつあった時代に奮闘していたのが、『トゥナイト2』(テレビ朝日系=94〜2002年)だ。

「ラブホでカップルに“お楽しみ”を自撮りしてもらう『ある愛のかたち』というコーナーは、テレビの限界かもしれません」(前同)

 深夜ほど過激ではないが、ゴールデンタイムや昼間の放送枠でも、昭和のテレビはお色気に頼っていた。

 古くは、野球拳で山本リンダら芸能人が下着姿になることがあった『コント55号の裏番組をぶっとばせ!』(日本テレビ系=1969〜70年)が、その典型。また、「芸能人水泳大会の類もエロに満ちていた。特に『ドキッ!丸ごと水着女だらけの水泳大会』(フジテレビ系=87〜98年)。出演者を西田ひかるら旬のアイドルに限定、男性に視聴者を絞った姿勢は評価に値しますね」(テレビ関係者)

 前出の小松氏は語る。「楽しみはズバリ、騎馬戦での“ポロリ”です。AV女優を仕込んだヤラセだったんですが、一応はアクシデントの体なので、家族の前でも堂々と見ていられたのがありがたかった」

 また、『スーパージョッキー』(日本テレビ系=83〜99年)は、日曜昼から攻めた内容だった。

「出演者が熱湯につかった時間だけ、PRタイムがもらえる『熱湯コマーシャル』が目玉でした。熱湯に入る前、簡易更衣室で水着姿に着替えるんですが、制限時間になると更衣室のカーテンが落ちる仕組みが秀逸」(前出のテレビ関係者)

 飯島直子、細川ふみえら人気グラドルが生着替えを体験。藪本雅子アナがルーレットで選ばれ、生着替えをしたことがあった。

「ただ、局アナの露出が日テレ局内で大問題に発展したそうです」(前同)

 お色気をウリにしたテレビドラマも存在した。代表的作品が、竹下景子がソープ嬢を演じ、しっかり接客場面もあった2時間ドラマ『モモ子』シリーズ(TBS系=82〜97年)。

「露天風呂ロケで竹下さんが乳首ポロリしたアクシデント写真が、写真誌に掲載されたこともありましたね」(前出のライター)

『我慢できない!』(フジテレビ系=95年)は、26歳だった鈴木京香が新妻を演じた作品だ。

「夫・西村和彦とのセックスが大好きという設定で、同居する義理の両親の目を盗んでヤリまくる、全編エロエロな京香を堪能できました」(前同)

 最後に、イジリー氏の金言を紹介したい。

「『ギルガメ』が終わってから、若者による陰湿な性犯罪が増えたと聞きます。若者たちの欲求の発散口としてのエロ番組は、必要だったと思っています」

 120%、異議なしだ。

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