濡れ場がエロいあの女優にも、初めて脱いだときがある。美女優30人の、うれし恥ずかし初脱ぎシーンにスポットを当ててみた。

　トップバッターは、7月16日に石橋貴明との離婚を発表した鈴木保奈美（54）。1998年に石橋とデキちゃった再婚をしてから23年目の破局だった。

　そんな彼女の初脱ぎ作品が映画『いちげんさん』（2000年）。石橋との再婚を機に芸能界を引退した彼女の“置き土産”になった1本だ。鈴木が演じる京都に住む目の不自由な女子大生と、スイスから来た男子留学生との恋愛物語で、「惹かれ合うようになった2人は、公園で熱いキスを交わすんですが、天気が急変して豪雨になり、ズブ濡れに。慌てて彼女の家に戻った2人は、体を乾かすために服を脱いでいきます。その際の保奈美の脱ぎっぷりの良さが印象的でした」

　こう振り返るのは、映画評論家の秋本鉄次氏だ。

「保奈美はジーンズを脱ごうとして転び、結果的に彼にジーンズを脱がせてもらうことになる。次の瞬間、彼女の胸元がアップになって、小ぶりながらツンと上を向いた乳房と、ビンビンにとがった乳首があらわに。　正常位で突かれた彼女は、男の腰の動きにしっかり呼応。“アン、アン”と喘ぎながら昇り詰めていく表情が、実に色っぽかった」

　そんな彼女の代表作『東京ラブストーリー』（フジテレビ系）で、恋のライバルを演じた有森也実（53）は、四十路を迎えてから完脱ぎした。

　映画『TAP完全なる飼育』（13年）がそれで、ヤクザに監禁された女子高生の母親にふんした彼女は愛人の極道を相手に凄まじい愛欲シーンを繰り広げる。

「全裸のまま床に転がった彼女が“うおお～”と獣のような声を上げながらオナニーするシーンや、男に暴力的に犯されるシーンは鬼気迫るものがありました」（映画誌ライター）

　有森のように、近年は映画で全裸になり、濃厚な濡れ場に挑む女優が増えてきた。その代表格が二階堂ふみ（26）だ。昨年も映画『ばるぼら』で謎の美女・ばるぼらを熱演。出演シーンの8割が全裸という過激さで、まさに“令和の濡れ場クイーン”的存在だ。

　彼女が初めて“完脱ぎ”したのは映画『リバーズ・エッジ』（18年）。どこかシラケた高校生たちのダークな日常を描いた群像ドラマで、二階堂ふんするヒロインが同級生の元彼とラブホでエッチするシーンで、彼女の裸を見ることができる。

「男は、マグロ状態の二階堂に正常位でガンガン突きまくり、密着した腰をビクビクさせ、フィニッシュ。　彼女は、お椀型の美乳と小豆色の小粒な乳首、逆ハート型の桃尻を披露。すべてが肉感的でソソられましたね」（前同）

　エッチは中出し？

　と思いきや、事後、男が中身のパンパンに詰まったコンドームを捨てるシーンも。なかなか芸が細かいのだ。

　脱ぎっぷりのよさに定評がある安藤サクラ（35）の初脱ぎ作品は映画『俺たちに明日はないッス』（08年）。

　この映画で彼女は、性に悶々とする主人公の男子高校生（柄本時生）の初体験の相手を演じている。

「２人は童貞と処女という設定で、最初はうまく挿入できないんですよ。そんなシーンをじっくり描き、最後は騎乗位でイタすのだから大したもの（笑）。今とは違って体も細身で、おっぱいも小ぶりですが、真正面からお乳をドーンとさらす女優魂はアッパレでした」

　と、女優ウォッチャーの下関マグロ氏も安藤の初脱ぎを絶賛するのだ。

　ちなみに彼女は、12年に柄本佑と結婚。柄本時生が義弟になる。図らずも義弟と騎乗位ファックを演じたことになるわけだ。夫である柄本佑は、多部未華子、瀧内公美、石橋静河、佐々木心音、小島可奈子などの女優と濃厚な濡れ場を演じてきた“令和の火野正平”的俳優。やはり、妻もスゴかった！

　続いては、映画で脱ぎまくったベテラン女優たちの、初脱ぎ作を観ていこう。

　爆乳の持ち主として知られる原田美枝子（62）が初々しいおっぱいを初公開したのは、映画『恋は緑の風の中』（1974年）だった。

　思春期を迎えた男子学生の“性の目覚め”を描いた作品で、彼女は主人公が恋い焦がれる同級生の美少女を演じている。

「原田は主人公の妄想の中で、裸を披露します。暴漢に襲われた彼女が緑の草原を逃げ惑ううちに、胸元があらわになって・・・・・・。おっぱいはチラ見せ程度なんですが、隠しようのない量感は、さすが原田美枝子でしたね」（前出の秋本氏）

　撮影当時、原田は15歳。今では許されない“青い果実”の露出であった。