【山之上彼方プロフィール】

陰謀説・オカルトライター。木曜スペシャルやUFO、1999年終末予言などに心震わせ青春を過ごしたオカルト世代。あの世とこの世は本当に地続きかもしれないと思っている。ましてや宇宙人がいないわけがないと断言する情熱家でもある。

【リモートワークで見るチャンス増！？「小さいおじさん」】

さてさて3回目の緊急事態宣言。リモートワークで家にいることが多く、神経も過敏になっているせいか、不思議な現象に遭遇している人も多いようです。

夕やけ大衆の編集長も、以下のような深刻な事態に陥っているとのこと。

「なぜか、静物に魂を感じるようになってきたのです。テレビには掛け物をしないと霊界との扉が開くとか、モノに生命が宿っているように感じることが多くなってきたのです。」

私はこの話を聞き、

「編集長はもうすぐ、あの人が見えるようになる」

と直感し、期待に胸が震えました。

　あの人とは……そう。一昔前、世間を騒然とさせた「小さいおじさん」です。

ストレスによる幻覚説もありますが、この「小さいおじさん」を目撃した人は意外に多く、特徴も◎緑のジャージを着ている ◎体長３０センチ前後 と一致する点が多いのです。

特に芸能関係の方に目撃者は多く、いち早くその様子を詳しく語っていたのが、釈由美子様です。

「浴室で泣いていると、小さいおじさんに励まされたが、怖いのでシャワーで流した」「パジャマを着た小人が体操していた」「着ていたジャージに「村田」と書いてあった」etc……。

　釈様の場合、天然なキャラクターのせいもあり、話に信ぴょう性を感じなかったのですが、徐々に目撃談も増えてきて、私もふと思いました。

そもそもこの世の中、人間や動物だけという考えが傲慢。妖精がいてもおかしくないのでは……と。

世界でも、同じような特徴を持つ妖精が存在するそうです。アイルランドでは、4人に一人が目撃しているという「レプラコーン」という妖精がいて、「レプラコーンに注意」という交通標識を立てている地域まであるのだとか。

　もちろん、夕やけ大衆読者にとって「おじさん」という点が不満なのはわかります。同じ妖精なら、オッサンよりレディのほうがいい。激しく同意です。

なぜおじさんなのかという疑問については様々な説がありますが、私個人の意見としては、多分一瞬だけ見えるので、細かいディティールを覚えていないため、毛が少なく寸胴ボディの「おじさん」というイメージが残るのではないかと想像します。

はてさて、編集長は小さいおじさんと遭遇できるのか。いえ、編集長だけではありません。リモート生活が長く続いているあなたの部屋の片隅に、すでに「彼」はいるかもしれません――。

　見つけると幸せになるそうなので、怖がらないでくださいね。