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キャッチアップ
このコーナーは伝説のアダルトライターである舐達磨親方に、古き良き「あの頃のアダルト」を回想していただくものです。昭和、平成、令和の「男女の愛欲」を取材し続けてきた親方は、まさに歩く伝説。中高年読者の皆様も、若かりし頃にタイムスリップした気持ちでお楽しみください。
編集長より。
【ビーチパラソルの下で女のコと一日中おしゃべり出来た!の巻】
湘南は葉山海岸に、ほんのひと夏だけのフーゾクが登場したことがあります。当時は都内のマンションで女のコとイチャイチャするのが裏フーゾクというかモグリのフーゾクの多くはそうだったけど、この海水浴場での営業はかなり話題になった。
どういうシステムかっつうと、よくある海の家に丸1日2万円で女のコをレンタルするというわけですな。このフーゾクのネーミングが良かった。わかりやすいというか「パラソルガール」ですからね。で、海岸にシートを敷いてパラソルを立て(すべて貸してもらえる)そこに女のコと2人で恋人同士みたいに寝そべるわけです。
嬉しいことに飲み物やハンバーガー、おでん無料で、飲み放題食べ放題ってんだからタマラナイ。普通は海水浴って、友達何人かで出かけるけど、1人で行けるってのがいい。1人で海水浴なんてそれまではほとんどいなかったけど、このパラソルガールがお相手してくれるってんで友達のいない男にバカウケしたというわけです。
それに最初っから水着姿ですからねぇ。雰囲気も盛り上がるし、まさかそこでエッチなんて出来ないけど、女のコによってはホテルでエッチを要求するというわけです。
まぁ女のコにしてみれば、葉山の海に遊びに来て男のコにナンパされて、それがバイト収入になるってんだからお気楽なものですな。
ところで2万円のうち、半分は海の家に入れ(飲み食い込み)て自分の取り分は1万円。これがねぇどこの海の家でもやっていたというわけでもなく、海の家に置いてあるメニューに“パラソルガール2万円”なんて書いてあるところだけでした。
でもパラソルガールの女のコって、みんな真っ黒け。だって毎日焼いてんだから、そうなります。でもお客の男性は東京から来てっからみんな真っ白い肌していて、とてもカップルには見えなかったのが笑えます。見リャスグわかるからね。これが逆に真っ白お肌の女のコと日焼けした男だったら、自然でうらやましいカップルに見えたんだろうけど、それにしても、ひと夏の経験で終わってしまったのは残念でした。今ではあれば必ず泳ぎいに行ってますよオッサンでも(笑)
【舐達磨親方プロフィール】
1952年、山口県岩国市生まれ。夜の世界のフリーライターとして、新聞や雑誌で数多くの男女の物語を紡ぐ。中でも独特の風俗体験ルポは絶大の人気を博す。
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