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『極主夫道』(日本テレビ系)は、おおのこうすけ原作のコミックをドラマ化した作品。裏社会に数々の伝説を残した最凶の極道「不死身の龍」を玉木宏が演じる。極道から足を洗った龍が選んだのは、「専業主夫」の道だった、ということで、「スーパー主夫」として活躍する龍と周りの人間たちのドタバタ劇が毎回繰り広げられるのだ。
まあ、言ってみれば「他愛のない話」なのだが、無駄にキャストが豪華なのが面白い。レギュラー陣は主演の玉木のほか、妻の美久を演じる川口春奈、元舎弟の雅を演じる志尊淳、所属していた組の会長が竹中直人、その妻の姉御役が稲森いずみ、ライバルの元極道・虎二郎に滝藤賢一といった「本格ドラマ」を演じていてもおかしくないメンツが、コント風の軽いやりとりを繰り広げる。
まあ、考えてみれば、「主夫になった極道」という存在をシリアスに扱うのは難しい。それはそれで「ドキュメンタリー」な面白さは出るのかもしれないが、ゴールデンタイムの連続ドラマとしてはどうだろう。思い切り茶化して、マンガのような(もともと漫画だが)コミカルなテンポで展開される同作は、肩の凝らないエンターテイメント作品に仕上がっている。
しかし、このドラマで驚かされるのは、イケメンで売っていた玉木宏の見た目の極道ぶり。実は、7月期ドラマ『竜の道』で極道役は経験済みとはいえ、これまでの玉木宏のイメージからは程遠いコワモテ役を嬉々として演じている。
彼が「元気が出る」といって取り出す謎の白い粉が、実はクエン酸だったり、小麦粉だったり…というような危ないギャグが毎回登場。ほっこりさせてくれる。「主夫(主婦)なめたらあかんで」を決め台詞に、カンペキに主夫業をこなす一風変わったスーパーヒーローに注目だ!
- (文)久慈修人『週刊大衆』専属記者。【Twitter】@SayEach
- (編集)スナイパー神津『週刊大衆』編集部員。【Blog】https://sniperkozu.com/
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