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長月タケオ選「中高年の性告白」第30回 千葉県在住S・Sさん(63歳)の告白【女の貪欲さを見せた年増ホステス】

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長月タケオ選「中高年の性告白」第30回 千葉県在住S・Sさん(63歳)の告白【女の貪欲さを見せた年増ホステス】

このコーナーは官能小説家の長月タケオ氏が一般の中高年読者から寄せられた「性の告白」をご紹介するものです。そこにはシニアである我々同世代が共鳴する「あの頃」の時代背景があり、実体験ならではの生々しい「性の現実」があります。懐かしくも妖艶な古き良き官能の世界をご賞味頂ければ幸いです。編集長

【女の貪欲さを見せた年増ホステス】

S・S 63歳 千葉県在住

大学を出て営業部で勤めだしたころ、3ヵ月間、研修で現場を体験させられた。会社はそこそこの鉄鋼メーカーだが、当時はまだまだ職人の腕や経験が頼りの時代で、だからこそ豪放磊落な気質を持つ人が多かった。

先輩社員たちは口も悪く、気も荒いが腹に一物を持たない人たちばかりだった。わたしのような若造の面倒見もよく、仕事が終わればおごりでよく飲みにつれて行ってくれた。

たいていは駅前の焼鳥屋か一杯飲み屋だったが、給料日やボーナスのときとなると2軒目に出向くのがキャバレーだ。それもお触りOKの安キャバレーで、先輩たちは目当ての女の子を指名し、わたしにあてがわれるのは年増で厚化粧の、どう見ても40代半ばから50歳といったホステスだった。

それでもおごりだし、逆らうこともはばかれたので、わたしは黙って先輩たちのあとについて店におもむく。しかし、真っ赤な顔をしてホステスたちの胸や太ももを揉み、触り、なでる先輩たちの様子を尻目に、黙って苦いビールを飲むだけだった。

研修も最後の土曜日、先輩たちは送別会だといって飲みに誘ってくれた。みんなは青二才だったわたしに、社会や仕事の厳しさ、楽しみを教えてくれた先生たち。

「ホント、最初、見たときは、こんな奴、大丈夫かねぇと思ったもんだ」

「そうそう、けど、これからはオレたちと違ってエリートコースまっしぐらだ」

「けど、たまに現場に遊びに来てくれよ」

わたしの胸に熱いものがこみあげる。

時間が過ぎ、宴もお開きとなると二次会へ。

「いつものキャバレーでいいか」

もちろん、わたしに断ることなどできない。

「これさえなければなぁ……」

そんなことを思いながら、わたしは先輩たちに従ったのであった。

「いらっしゃ~い」

黄色い声に迎えられ、わたしたちは席についた。先輩たちは馴染みの女の子をかたわらにおき、中にはひざの上に乗せる人もいる。わたしは「どうせ、いつもどおりの年増だろう」と、あきらめ半分にとなりに座ったホステスを見た。

「いらっしゃいませ~、あら、こちら、お若いのね」

わたしは会釈しながら彼女の顔を見た。

「アケミっていいます。よろしく」

いままでと同じ年増は年増だが、40、50というほど老けてはいない。いや実年齢はそのくらいかもしれないが、目鼻立ちといい、暗い店内で見せる肌艶といい、30代半ばでも通るような風貌だった。

「乾杯しましょ」

アケミは言う。わたしはかすかな緊張をおぼえながら、グラスを合わせる。

先輩たちは早くも出来あがっていて、半裸のホステスたちを触りまくっている。

「アナタは、どう?」

妖しい目でアケミは言う。

「い、いや、ボクは……」

「緊張してるの? ほら」

アケミはわたしの手を取り、胸乳に押しつけた。わたしは驚き、手をのける。

「せっかく遊びに来たんだから、楽しまないと」

「で、でも……」

「あら? 女は初めて?」

「いえ、そんなことでもないんですけど」

ちゅうちょするわたしの耳もとで、アケミはささやく。

「アナタ、かわいいわね」

「そ、そうですか」

「キスしてあげようか」

わたしはアケミの顔をまじまじと見つめる。するとアケミは半睡の目を向け、唇を開いて舌を伸ばしながら、わたしに吸いついてきた。

わたしは身を固くする。するとアケミは、わたしの手をスカートの中に導いていく。

「ほら、わかる?」

アケミは下着の中に手を忍ばせる。

「濡れてるでしょ」

「はい……」

「このごろ、男日照りなの。よかったら」

わたしは驚愕の眼ざしで彼女を見る。

「け、けど……」

「どうして? わたしじゃイヤ?」

「いえ、そんな、けど……」

「明日はお休みでしょ。朝までゆっくり出来るじゃない」

「でも、あの、あまり持ち合わせが」

「ううん、無粋なこといわないの。わたしが誘ってるんだから」

陰部を触らせながら、彼女はわたしの股間をまさぐり始めた。

「ホントに……」

「お店から出たら、角の喫茶店で待ってて」

ほどなくしてお開きとなり、わたしたちは店を出た。先輩たちは、そのあとも違う店に行くといったが、わたしは明日に用事があるからと言い訳して、その場を離れた。

先輩たちと別れ駅に向かうふりをして、アケミが指定した喫茶店におもむいた。ドキドキ、ワクワクしながら待っていると、私服に着替えたアケミが現れる。

「お待たせ」

化粧を薄くしたワンピース姿のアケミは、美しいとはいえないが、水商売をする女性独特の色香に満ちていた。

「時間がもったいないから行きましょ」

彼女は席につくこともなく、レシートをとって店の出口に向かった。

タクシーに乗り、到着したのはホテル。わたしは昏倒しそうなほど緊張し、足は震え、手のひらは汗でびっしょりだった。

部屋に入りや否や、彼女はわたしに抱きついてきた。そして舌を差し入れ、わたしの歯ぐきや内ほほを舐る接吻を与えてくれた。

「もっと、気持ちを楽にして」

「け、けど」

「こんなところで女を抱くのは初めてなの?」

「はい」

「ふふふ、このぶんじゃ経験も少ないようね」

図星だった。学生時代につき合っていた彼女と経験はあったが、とてもかわいらしいものだった。もちろん正常位のみの、口での愛撫も知らない体験だった。

「じゃあ、わたしが大人の女を全部教えてあげる」

そういうとアケミはひざまずき、わたしのズボンと下着をおろして、いきなり一物にしゃぶりついてくる。

「そ、そんな……」

「うううん、汗のにおいがステキ」

身体全体を揺らして、むしゃぶりついてくるアケミ。わたしはそのたくみな技に負け、早くも最初の一発を口に中に放ってしまったのであった。

その後、ベッドに移って、全裸のわたしたちは互いをむさぼりあった。とはいうものの、わたしを求め、わたしに迫ってくるのはもっぱらアケミの方だった。

馬乗りになり、自分の手でわたしを中に導くと、激しく前後左右に腰を振り、身体を上下させる。少し垂れさがった乳房だが、わしづかみにすると柔軟な心地よさを与えてくれる。

「ああああん、いい、もっと、もっとよ!」

るつぼと化した秘肉をかき混ぜ、わたしは彼女の内部にほとばしりを放つ。けれど、飢えたアケミはそれだけでわたしを許してくれなかった。

汗をかいたので二人で風呂に入った。湯船に向かい合ってつかると、アケミはわたしの両脚を肩にかけ、飛び出た一物を咥える。力が復活すると、そのまま背後から突くようにねだる。

風呂場が終わると今度はまた、ベッドの上でくんずほぐれず。回を重ねるごとに、満足するどころか、アケミはますます貪欲な淫乱となり、絶叫に近い声をあげて悶え、よがり、喘いだのであった。

結局、朝が来るまで5発、いや6発は抜かれただろうか。しかも、半狂乱となったアケミはわたしの背中に爪を立て、肩にかみつき歯型をつけた。それでもホテルを出るときはすっきりとした顔になって、「また、お店に来てね」と明るい声でアケミは言った。

わたしはしばらく、女性を見るのが恐かった。ひょっとしたらアケミは特別ではなく、女性すべてがあそこまで淫乱なのではないか、という思いに駆られたからだ。

本社で営業勤務となったわたしは、あのキャバレーに出向くことはなくなった。あのときの先輩たちも、いまはほとんどが鬼籍に入ってしまい、アケミがどうなっているのかは知る由もない。

 

 


 

【選者紹介】

長月タケオ(ながつきたけお)

1962年生大阪府出身在住。1988年官能小説誌への投稿でデビュー。

1995年第1回ロリータ小説大賞(綜合図書主催)佳作受賞。

おもな著作『ひとみ煌めきの快感~美少女夢奇譚』(蒼竜社)

『病みたる性本能』(グリーンドア文庫)

『禁断の熟女』(ベストロマン文庫・共著)

『19歳に戻れない』(扶桑社・電子版)

『誘惑する女 熟女たちの悦楽』(九月堂・電子版)

ほか

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