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さて、ここで箸休め。女性のよがり声にもいろいろあるが、先日行われた『パナソニックビューティ』の新商品発表会で、犬の鳴き声をマネして見せたのが田中みな実(35)だ。
話の流れで“誰にも負けない技術”を披露することになった彼女は、十八番だという犬の鳴きマネを披露したのだが……。
「“ウゥ、ワンワン、ワン!”という声のデカさに驚きました。かつて田中と交際していた藤森慎吾が“声がデカくてギャップがすごい”と彼女を評しましたが……おそらく、ベッドで発する声も大きいんでしょうね(笑)」(夕刊紙記者)
はたして声の大きい女はアノときの声もデカいのか。
「声がデカいといわれるのは女性としては恥ずかしい。 本物のエクスタシーに達すると、むしろ無言になることが多いようですが、私の場合は、感じまくると超音波的な“キィ?”って声が出ちゃってるみたい(笑)。自分では気がつかないんですよね」(木下氏)
やはり、よがり声も十人十色ということのようだ。
それはさておき、ベテラン女優にも濡れ場の達人は多い。吉永小百合(77)が迫真の濡れ場とオナニーシーンを見せてくれたのは、映画『天国の駅』(84年)。
実在した女性死刑囚の半生を描いた作品で、彼女は2人の夫に翻弄される薄幸のヒロインにふんしている。
吉永と2番目の夫にふんした津川雅彦の濃厚なカラミは、今も語り草だ。
「白襦袢一枚になった吉永は津川に愛撫されるものの、反応がイマイチ。苛立った津川は“それなら自分で慰めてみろ”と彼女の手を取り、強制的にオナニーさせるんです」(映画誌ライター)
「ああ、いやっ」「やめてください」と懸命に抗う彼女だが、最後は男に布団の上に組み敷かれ、荒々しくバックで犯されるのだ。
汗ばみながら「ハァ、ハァ」と肩で息をしていた吉永だが、男がとどめの一撃を加えると、小さく「あう」と声を上げて、軽くアクメを迎えるのだった。
「くぐもった喘ぎ声を上げ、汗と涙で顔をグシャグシャにしながら、同時に恍惚の表情を浮かべる。これぞ昭和の濡れ場。脱ぎは一切なしで、あれだけエロい艶技ができる吉永は、やっぱり大女優。エロスの埋蔵量がハンパないです」(織田氏)
木下氏も、こう絶賛する。
「挿入後、顔が一瞬、愉悦の表情に変わるんです。私にもあるんですけど、ダメよって言いながら一瞬、抵抗するのを忘れちゃう。“あっ、ダメって言わなきゃ!”って思うけど、できなくて、盛り上がってしまう。悲壮な感じが、ゾクゾクするほどエロいですね」
爆乳で知られるかたせ梨乃(65)が全裸になって、男と組んずほぐれつするのは映画『身も心も』(97年)。
全共闘世代の中年男女4人の愛とセックスを描いた作品で、彼女は柄本明ふんするシナリオライターとカップルになる。
「延々と続く2人のセックスシーンの生々しさは、比類がないですね。柄本が、かたせの巨乳を揉みながら上になり、下になりしてハメまくったかと思えば、ねちっこいクンニからシックスナインに移行して互いの局部を舐め合うといった具合です」(映画誌ライター)
対面座位→正常位→後背位と、目まぐるしく体位を変えながら、ほとんど声を上げずに黙々とセックスに没頭する2人の姿は、鬼気迫るものがあった。
一方、映画『サヨナライツカ』(10年)は、中山美穂(52)の床上手ぶりが堪能できる作品だ。
タイ・バンコクで何一つ不自由のない生活を送っている彼女ふんするヒロインが、西島秀俊演じるビジネスマンと恋に落ちる物語で、2人の濃厚な濡れ場が話題になった。
「うっすらと肌が透けるワンピースをまとったミポリンが、赤いレースのパンティを脱ぎ捨てて男を挑発。チンボーたまらなくなった西島が腰のバスタオルを外して全裸に。すっぽんぽんになった2人はハグ&キス。熱っぽく口を吸い、舌を絡める音が聞こえてきそうな迫力でした」(芸能記者)
乳首こそ見せないが、汗まみれになった全裸のミポリンが乳房をさらし、股を大きく広げて男の腰を美脚でカニばさみして、まぐわう場面は、勃起度200%のエロさだった。
「ミポリンがロングヘアをなびかせて、男を見据える目力がまず素晴らしい。キスシーンの舌の絡ませ方もうまくてエロいです。 大げさでない喘ぎ声もリアル。ハァハァ、ブチュッという吐息と、粘膜音だけの濡れ場もいいもんだなと思いました」(木下氏)
最後は、濡れ場で女優が口にしたエロいセリフで締めくくろう。
濡れ場の達人、松坂慶子(69)はヒロインの女優にふんした映画『蒲田行進曲』(82年)で、風間杜夫が演じるスター“銀ちゃん”に、弟分の大部屋俳優ヤス(平田満)が見ている前で犯されてしまう。
「おっぱいを揉みしだかれ、押し倒された松坂が“イヤ~ん、やめてぇ~”と抵抗しながらも次第に感じ始め、“ああ~ん、銀ちゃ~ん、ああん、ひぃ~”と大声を上げるシーンは刺激的でしたね」(織田氏)
濡れ場の名場面には事欠かない黒木瞳(61)は、不倫妻にふんした映画『失楽園』(97年)で、役所広司を相手に際どいシーンを連発。
「義父の葬儀後、喪服姿のまま、役所に求められた黒木は“今日だけは許して”と一度は拒否するものの“代わりに、こうしますから”と言いながら、男のチャックを下ろして即尺するんです」(映画誌ライター)
ングング、ネチャッと、イヤラしい音を立ててフェラしていた彼女だが、
「やっぱり欲しい!」
と叫ぶやいなや、役所の首にしがみつき、おねだり。
「すべてのツボを押さえた喘ぎ声はもちろん、息遣いがエロい。呼吸音も“ハァハァ”“あああ~ッ”とか、官能小説ばりの表現にソソられます。声自体は細めですが、宝塚で鍛えただけあって、五感に訴えかけるインパクトがある。セックス後も忘れられないエッチな音ですね」(木下氏)
寺島しのぶ(49)は映画『愛の流刑地』(07年)で、スランプに陥った流行作家(豊川悦司)とW不倫する人妻を演じたが、
「彼女は映画の冒頭から全裸の騎乗位ファックを披露。汗をしたたらせながら豊川に跨またがり、下からおっぱいを揉まれながら腰をグラインドさせる姿が、たまらなくエッチでしたね」(下関氏)
下から男にガンガン突き上げられた彼女は、
「ああっ、ください! 私を……めちゃめちゃにして、ください!」
と、はしたないセリフを口にしてしまうのだ。
若い頃から脱ぎっぷりのよさに定評のあった秋吉久美子(67)が50歳の濡れ場に挑んだのが、映画『透光の樹』(04年)だ。
故あって、妻子ある映像制作会社社長(永島敏行)の愛人になった彼女は、彼との逢瀬を重ねていく。
「秋吉は温泉旅館で彼とセックスをするんですが、久々に味わう男の愛撫に体が反応。自分だけ軽くイッってしまうんです」(映画誌ライター)
秋吉は消え入りそうな表情で、こう呟くのだ。
「ああっ、私だけ、ステキになってしもうて……」
女優のアノときの声の魅力は、奥が深~いようで。
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