『光る君へ』『らんまん』主演スター「女性器」の履歴書

　娯楽の多様化で“テレビ離れ”が叫ばれて久しいが、いまだ色あせない“金看板”が、NHKが誇る連続テレビ小説、通称「朝ドラ」と、「大河ドラマ」の2つだ。

「女優にとっても特別な枠で、視聴率次第で、若手なら主演クラス、中堅ならば名女優に格上げが約束される。そのため、次回作のキャストが常に注目を集めます。今年後期の朝ドラ『舞いあがれ！』は福原遥（23）が、来年の大河『どうする家康』では有村架純（29）がヒロインと発表されています」（テレビ誌記者）

　そんな中、先頃、来年前期の朝ドラ『らんまん』と、2024年の大河『光る君へ』の主演女優が発表された。前者は浜辺美波（21）、後者は吉高由里子（33）が、それぞれ“顔”を務める。

「『らんまん』は、植物学者、牧野富太郎をモデルにした作品で、浜辺は主人公・万太郎（神木隆之介）の妻・寿恵子を演じます。　吉高が演じるのは『源氏物語』の作者、紫式部。『光る君へ』は彼女の生涯を描く物語です」（前同）

　すでに、人気女優としての地位を確立している2人について、アイドル評論家の堀越日出夫氏はこう語る。

「吉高は恋愛ものからコメディ、ホラーまでこなせる実力派。人懐こくて愛嬌たっぷりなキャラも魅力です。　一方、浜辺は圧倒的な美貌と飾らないキャラで売れっ子に。デビュー当初はステレオタイプな美少女役ばかりでしたが、今年1月の主演ドラマ『ドクターホワイト』（フジテレビ系）では、謎のクールビューティ役を好演。グッと大人に、色っぽくなりました」

　原宿でスカウトされ、06年に女優デビューを果たした吉高は、映画『蛇にピアス』（08年）で、ハードな全裸濡れ場に挑んでいる。

「オーディションで吉高が、蜷川幸雄監督に“こんな胸だけど、いいですか”と、その場でおっぱいを見せたというエピソードは有名。蜷川作品に出演したい一心で、とっさに取った行動だったそうです」（芸能記者）

　同映画で、後ろ手に緊縛されて、SMチックに犯される“首絞めファック”の生々しさは圧巻だった。

「“そこまでやる？”というくらい脱ぎまくった吉高ですが、以後、露出は控え気味。常に、次への期待を持たせるあたりがニクイですね」（前出の堀越氏）

　一方、浜辺は女子高生にふんした映画『思い、思われ、ふり、ふられ』（20年）で、北村匠海を相手に初めてのキスシーンを披露。

　連ドラ『私たちはどうかしている』（日本テレビ系・20年）で、横浜流星を相手にベッドシーンに初挑戦と、着実にステップアップ中だ。

「“処女女優”といわれていましたが、横浜との濡れ場では、しっかり舌入れキス。眼をつぶって恥じらう姿が、ソソりましたね（笑）」（前出のテレビ誌記者）

　私生活では、昨年夏に歌手のRyugaと初ロマンスが発覚し、“オトナ”への一歩を踏み出したばかりの浜辺。対して、吉高は恋愛経験が豊富だ。

「16年から彼女は関ジャニ∞の大倉忠義と親密になり、2泊4日のバリ島旅行に出かけたことも。しかし、18年早々に破局しています」（夕刊誌記者）

　酒豪としても知られ、コロナ禍前は、一人焼肉、一人赤ちょうちんも辞さずに飲み歩いていた。一方、浜辺もアルコール解禁になってまだ1年だが、イケる口のようだ。

「昨夏、あるバラエティ番組でロケバス移動の40分の間に、アルコール度数高めの缶チューハイを3～4本空けて、周囲を驚かせました」（前出の芸能記者）

　映画、ドラマ、CMに引っ張りだこの2人だけに、フトコロも、しっかり潤っているようだ。

「吉高は、同世代女性への影響力が大きく、ギャラはトップクラス。CMでも昨年までの三井住友銀行や、現在の久光製薬など、大手に起用され続けている。年収1億円超えは、確実です」（前出のテレビ誌記者）

　浜辺もまた、新CMクイーンとして名をはせている。

「こちらもNTTドコモに花王と、ナショナルクライアントぞろい。昨年は8社のCMに出演しました。若手なのでギャラは抑え気味ですが、数で稼いで年収も億に近いはずです」（前同）

　とはいえ、浜辺は昨年まで親から「お小遣い」をもらって生活していたという、堅実派だ。

「酒と男に関しては、ひと回り年上の吉高が経験値で勝りますが、2人とも並外れた女優魂の持ち主。特に浜辺には、これから仕事にセックスに、経験を重ねて大女優に成長してほしいものです」（堀越氏）

　来年以降も、この2人から目が離せなさそうだ。