鈴木京香（53）がNHKドラマ10『セカンドバージン』（10年）で共演した長谷川博己と熱愛関係になったことは、よく知られている。

　彼女が演じるバツイチで子持ちの出版プロデューサーと、長谷川ふんする妻のいるキャリア官僚の道ならぬ恋を描いた作品で、

「2人の糸を引くような濃厚なキスシーンが評判になりました」（夕刊誌デスク）

　11年に公開された映画版では、濡れ場もより過激に。

「ベッドでハグしながら貪るようにキスを交わしていた2人ですが、京香が長谷川を押し倒して馬乗りになると、彼のシャツを脱がし始めます。上半身を裸にされた彼の上に着衣の彼女が乗っているという場面から一転、上になった男はブルーのキャミの上から、豊満な乳房を荒々しく揉みまくるんです」（芸能記者）

　荒々しい「ハア、ハアッ」という　吐息に、ときおり、「あ、いや。ダメ」という言葉を交えながら発情していく艶技は、エロさ満点だ。

「戸惑いつつも徐々に本気になっていく様子が、切迫感のある吐息に表れてますね。これは性の喜びを知り尽くした熟女にしか出せない喘ぎ声。母性と神々しさを感じさせるボディも魅力的です」（木下氏）

　一方、TBSの連ドラ『白夜行』（06年）で初々しい処女喪失シーンを見せてくれたのが綾瀬はるか（37）。

　互いに幼い頃に受けた心の傷と罪の記憶を共有する、幼なじみの男女の物語で、

「ヒロインの綾瀬と山田孝之が結ばれるのは第4話。濡れ場はドラマのタイトルバックとシンクロして流れるので、描写は淡泊でした。　それでも、しっかり抱き合った2人が上になり、下になりしてキスを交わし、男が緩く腰を使っているように見える演出もされてましたね」（織田氏）

　事後、上気した顔の彼女が山田の胸に顔を埋め、

「人の体ってホントはあったかいものなんだね」

　とつぶやき、ほほ笑む場面には、情事の満足感をうかがわす生々しさもあった。

「当時20歳の綾瀬には、精いっぱいの濡れ場。ふっくらして、あどけない表情をした彼女が見られるだけでも、お宝映像です」（織田氏）