中出しに肢体を震わす杉本彩

　平成令和は、風俗で働く人妻を描いた作品も多い。たとえば『生きちゃった』（20年）で、大島優子（33）も演じている。

「大島は自宅で間男（毎熊克哉）と不倫しているところを、夫に目撃されます。そこから夫婦関係が崩壊していき、デリヘルを始めるんです」（映画雑誌編集者）

　ラブホの一室。大島はピンクのキャミソールという格好で、中年客（北村有起哉）の股間に顔を埋める。

「んっ……ん、んふぅう」

　懸命に口奉仕する彼女。

「推定Ｆカップの胸の谷間や、パンティ越しに逆ハート型の桃尻もスケスケ。元トップアイドルも、人妻役と、なるとここまで大胆になるんですね」（前同）

　客と人妻風俗嬢の恋愛を描いているのが、水沢アキ（67）の『やさしい手』（10年）。彼女は夫の借金を返済するため、50歳にして、手コキ専門店で働く。

「壁の穴を通して手淫をするので、お互い、顔が見えないんです」（下関氏）

　そんな中、水沢は彼女好みのペニスと出会う。

（大きいわ。この人……。なんだかこっちまでおかしくなってきちゃう）

　そんな心の声が入り、発情した彼女は我慢できず、空いている手でオナニー。

「当時56歳の水沢が、大胆にもオールヌードを披露。乳房も尻も重力に逆らえず、濃い紅色の乳首は長さ２センチほどまで伸びており、まさに熟しに熟し切ったイヤラしい体でした」（映画ライター）

　このように、スター女優の「イケナイ人妻セックス」を見てきたが、「最も、人妻の背徳エロスに満ちていましたね」

　と吉村氏が太鼓判を押すのが、杉本彩（53）主演の『花と蛇』（04年）。

　ご存じ、ＳＭ小説の巨匠・団鬼六原作で、杉本演じる静子が、緊縛に、ろうそく攻め、放尿といったハードな調教を受けるのだが、「一番エロいのが、調教前の夫（野村宏伸）とのセックス。この幸せな人妻が、後にマゾ奴隷に落ちていくことを思うと、ゾクゾクしますね」（吉村氏）

　ダンスを踊った後、床に倒れ込む２人。彼女はドレスを脱がされるのだが、「お椀型の巨乳に引き締まった腹筋と、息をのむほどの美ボディ。人妻を演じた女優の中でもダントツのスタイルですね」（下関氏）

　そんな素晴らしい裸体を、正常位で貫かれると、「アアアッ！」

　弓なりにのけ反り、色っぽく髪を振り乱す。その後、背面座位や対面座位とさまざまな体位を楽しみ、夫が中で果てるや、杉本もビクッビクッと肢体を震わせながら、オーガズムへ。

　不倫にせよ、夫婦にせよ、一度、こんな淫らで美しい人妻とイケナイことをしてみたいものです。