秋吉久美子が温泉でズブリ！

「82年公開の『ジェラシー・ゲーム』は、30代夫婦と20代カップルの夫婦交換をテーマにした映画で、大信田礼子（73）が30代の人妻役を熱演しています」（映画ライター）

　大信田は夫が20代カップルの女（高橋ひとみ）と愛し合っている最中、20代カップルの男のほう（村上弘明）と旅館で１泊する。

「ねえ、僕たちも……」

　村上が彼女に覆い被さり、浴衣を脱がせる。

「ダメ……アッ」

　美乳があらわとなり、赤褐色の乳首が露出する。大信田は隠そうとするが、唇を塞がれてしまうと、今頃、夫が若い女と楽しんでいることを想像したのか、諦めたように力が抜ける。

　正常位で突っ込まれると、「あああっ！　すごいっ」

　旦那よりいい、とばかりに村上にしがみついて、絶頂に達するのだ。

　師弟関係にある人妻の秋吉久美子（67）と好色な建築家（津川雅彦）の不倫を描いた『ひとひらの雪』（85年）も名作中の名作だ。

　２人は温泉旅館へ。湯けむりの立ちこめる夜の露天風呂で津川は彼女に迫り、秘部をまさぐる。「あ、いけません。こんなところで……人が来ます」　秋吉は拒絶するが、指が敏感な部分に触れたのか、「アッ！」と身震いするや、紅潮した色白乳と、桜色の乳首が湯船から姿を現す。

　津川は秋吉を体の上に乗せると、湯船の中でズブリ。

「はああっ！　いけません。あとで……アア、んはぁ」

　イヤよと言いながら、彼女は湯を波立たせ、座位で悶絶するのだった。

　一方、夫婦の結合では、松坂慶子（69）の『青春の門』（81年）が素晴らしい。彼女は主人公の母親で、菅原文太演じる伊吹重蔵の妻役。

「重蔵は坑夫たちのまとめ役で、男気あふれる男。のっけから、妻役の松坂と夫婦の営みをおっ始めるんです」（映画雑誌編集者）

　息子を寝かしつけた松坂の背後から重蔵が抱きつく。

「あかんって……」

　浴衣を強引に脱がされると、釣り鐘型の乳房がポロリ。そのまま後ろから肉棒をねじ込まれ、「アアアッ！」

　彼女は必死に自分の口を手で塞ぎながらも、悦びの声が漏れてしまう。

「子どもと川の字に寝ながら、夫婦でこっそり楽しむ。淫臭が漂ってくる生々しい濡れ場」（前出の下関氏）

　では、平成の人妻は？

　２０１７年のドラマ『雨が降ると君は優しい』（Ｈｕｌｕ）でセックス依存症の人妻を演じたのは佐々木希（33）。彼女は、赤いドレスを着て、行きずりの男と次々と関係を重ねる。

　初めは夫（玉山鉄二）に隠していたが、やがて「嫉妬させたい」と大胆に。白昼、佐々木は出会い系サイトで知り合った中年男性とラブホテルへ。

「シャワーシーンのスラリとした美脚、肩甲骨の美しい背中も必見です」（前同）

　濡れた肌のまま、男の待つベッドに入る佐々木。

「正常位ピストン中は顔のアップになりますが、美形の佐々木が眉根を寄せ、半開きの唇から吐息を漏らす。それだけで十分にヌケる濡れ場でした」（同）

　１９９７年の『不機嫌な果実』は、映倫から成人指定を受けた。主演は南果歩（58）で、昔の恋人（鈴木一真）と逢瀬を重ねる人妻役だ。問題となった場面は、鈴木との浮気セックス。

　黒のワンピース姿の彼女は、立ったままで鈴木とベロチュー。さらに、ワンピースの裾をずり上げられ、濃いピンクのパンティを鈴木の手で食い込まされる。

「ハア……ああっ」

　ベッドに倒れ込む南。鈴木は彼女の足の指を舐めながら、秘部に顔を近づける。

「このときにはパンティも脱がされているので、南のアソコの匂いも嗅げたでしょうね」（前出の下関氏）

　人妻の禁断の香りまで漂う迫力シーンだった。

「昭和に比べ、平成の人妻はどこか屈折した欲望を抱えていることが多い」（同）

　２０１１年の『恋の罪』は、清純派女優だった水野美紀（47）が、人妻刑事役に挑戦。バリバリのキャリアウーマンかと思いきや、「過酷な仕事と家庭とのバランスを保つため、変態性交にハマっているんです」（映画ライター）

　映画冒頭から、ラブホテルのバスルームで彼女が立ちバックでハメられており、「アアッ！　あああっ！」

　全身ビショ濡れになりながら、獣のように喘ぐ。しかも推定Ｄカップの乳房はおろか、縦長のアンダーヘアまで丸見えなのだ。

　さらに、こんな場面も。

「女性の遺体が発見された廃墟で、愛人（児嶋一哉）とテレフォンセックス。“私は変態です”と言わされながら、オナニーをするんです」（映画ライター）