数多くの人気アナを世に送り出し、ブームを巻き起こしたお台場の雄。その綺羅星たちの性と現在を追う！

　昨年末、突如としてフジテレビの久慈暁子アナ（27）の退社報道が飛び出し、女子アナファンを驚かせた。

「学生時代に女性誌『nonno』の専属モデルだった彼女は、改めてモデル業などに挑戦するのではといわれています。美貌とスタイルを生かした写真集発売にも期待です」（芸能記者）

　彼女は、２０１７年、鳴り物入りでフジに入社。将来のエース候補“ポスト加藤綾子”として期待されたが、わずか５年で退社。

「目標だった東京五輪報道のメインに先輩の宮司愛海アナが、『めざましテレビ』のメインキャスターに後輩の井上清華アナが指名され、目標を失ったようです。　また、一時は結婚かとも報じられたヤクルトの原樹理との破局も、一つのきっかけだった可能性も」（女子アナ評論家・百園雷太氏）

　久慈アナでさえエースになれない“女子アナ帝国”フジテレビ。同局のトップを獲るのは何より難しいのだろう。そんなスターぞろいの歴代フジ女子アナを、男性遍歴とともに振り返ろう。

「フジが“女子アナ帝国”を築くことになったのは、80年代の伝説的お笑い番組『オレたちひょうきん族』の存在が大きかった。　山村美智、寺田理恵子、長野智子ら“ひょうきんアナ”が、お笑い芸人たちにもみくちゃにされながら、人気者になっていき、女子アナのバラエティ進出、タレント化、アイドル化が一気に進んでいきました」（芸能評論家三橋りの氏）

　そして、88年に入社した、河野景子（57）、八木亜希子（56）、故・有賀さつきさんの「花の３人娘」が、フジの女子アナ人気を決定づけた。

「育ちの良さと親しみやすさの八木、華やかな有賀、美貌と硬派な仕事ぶりの河野と、個性が違ったのがよかった」（前出の百園氏）

　男性関係で、世間をアッと驚かせたのは河野だった。

「パリ支局特派員を経験するなど、キャリア志向かと思いきや、入社６年目の94年にフジを退社。同10月に人気力士の貴乃花との熱愛が発覚し、翌95年にデキ婚。展開がとにかく早かった」（前出の三橋氏）

　大横綱を支え、貴乃花の引退後は、おかみさんとして力士の育成に尽力。しかし、18年の貴乃花の日本相撲協会退職とともに離婚。

「今も女として現役。20年12月、映画プロデューサーのジャッキー・ウー氏との熱愛が、身を寄せ合ってテニスを楽しむラブラブ写真とともに報じられました。　同時に、それぞれが前妻・前夫と婚姻関係にあったときからのつきあいではと囁かれました」（芸能記者）

　お色気を感じさせるタイプではなかった八木も、男性関係は華やかだった。

「91年に写真週刊誌にスクープされた、ウッチャンナンチャンの内村光良との熱愛が印象的。デート中の車内でカメラを向けられ、互いに視線を逸らすように下を向く、生々しさが感じられる写真でしたね。　また、明石家さんまに求愛されていたことも明らかになっているし、同僚の野島卓アナに二股をかけられたこともありました。３人娘の中で、実は最も肉食系だったのかも」（百園氏）

　３人娘の次に時代を作ったのは、94年入社の木佐彩子（50）だった。

「明るいキャラクターとノリの良さが持ち味で、『笑っていいとも！』での海ガメのモノマネ、青汁飲み、音痴な歌声などで人気者にった、バラエティアナの第一人者ですね」（百園氏）

　男性関係の噂は多くなかったが、当時のヤクルトのエース、石井一久と結婚。

「魚の骨も全部、外してあげる尽くし上手。帰国子女で英語がペラペラの木佐が、石井のメジャー進出を支えました。　17年にはバラエティ番組で、“（プロ野球選手は）２月のキャンプから帰ってきて、ちょうど、みんな（約10か月後の）年末のオフに出産する”と、プロ野球選手との“子作り生セックス事情”を明け透けに話しています。ベッドの中でも、尽くし上手の床上手に違いありません」（前同）