中高年男性たちが今、欲しているもの。それは、癒しと色香を兼ね備えた女たち。……ずばり、”熟女”です！　心もアソコも元気が足りないとお嘆きの夕やけ大衆読者に、精力サプリより効果的な濃厚熟女トークを大公開。今回のゲストは、第25回熟女クイーンコンテストでグランプリに輝いた西園寺美緒さん。年を重ねる毎に、ますます美しくますます性にアグレッシブに煌めいていくアラフィフ熟女の本音に迫る！

――西園寺さんは2016年4月デビューとのことなので、今年で6年目になるんですね。

「そうなんです。『西園寺美緒』になってもうすぐ6年。この名前は事務所の先輩でもある翔田千里さんに付けていただいたんですよ。年齢は、もうすぐ48歳になります」

――アラフィフ？！　えっ、うそ。めっちゃ綺麗じゃないですか。いや、でも確かに年を重ねた女性だけが醸し出せる特別な色香を全身に漂わせているので、納得といえば納得なんですが。……兎にも角にも、とんでもなくイイ女です！　西園寺さんがAVデビューされたのには、何かきっかけがあったんですか？

「若い時から性のことに好奇心旺盛だったんですよね。1980年代あたり、父が隠してたVHSのAVをこっそり見たりして。当時は中学生で処女だったんですが、その世界に凄く引き込まれてしまったんです。そこからは完全にAVのヘビーユーザー。特に好きだった女優さんは樹まり子さんでした」

――中学生の時点でそれはマズいんじゃないか（笑）。でも、それなら当時からAV女優という職業にどこか憧れを抱いていたのでは？

「今思えばそうだったかもしれませんね。だって、AVってロマンがあるじゃないですか。現実にないエロスが凝縮されている夢のような世界。自分が成長する毎にメディアも進化していくので、VHSはDVDになり今はスマホで、あの頃と変わることなく愛好しています（笑）」

――現役ヘビーユーザーだった（笑）。でも、20代の頃にAVに出てみようという考えはなかったんですね。

「はい。20代ではちょっと、応募するには至ってないですね。私、25歳で結婚して子どもも2人いるんですが、32歳の時に離婚をしているのでバツイチなんです。離婚後はキャバクラとかに勤めながら子どもを育てていたんですが、やっぱりお金がどうしても必要になってきて……」

――切実な理由がそこにあったんですね。

「その時には、すでに周りの友達から色々と情報を得ていたんです。『完全にフィクションの世界だから怖いことはないよ』って。話を聞いているうちに思っていたよりも安全そうだし、できることやできないこともしっかり確認してくれるみたいだし。それなら、AVデビューは金銭面を良くするための一つの手段になり得ると思って、母に相談をしたんですよ」

――ちょっと待ってください。相談って……。AVデビューするかどうかを、西園寺さんのお母さんに？

「そうです。母も納得してくれたので、自分から応募をしました。そして晴れて42歳に熟女AV女優としてデビュー！」

――お母さんから理解を得られるっていうのは凄いですね。ハッ！　もしかして、お子さんたちもこのことはご存じで？

「はい。2人とも、もうけっこう大人なので……。母と打ち合わせをして、子どもにはちゃんと伝えようという話になりました」

――どういう反応が返ってきたんですか？

「息子の方は絶句してましたね。娘は受け止め方が冷静で、これは男女差かなと思いました」

――ご家族も知っているとなれば、正直あまり怖いものはないのでは？

「それはそうかも。旦那も彼氏もいないので、ハードルは血縁者のみでしたからね。でも、まだ妹にだけは話してないですね。これも母と相談して決めました（笑）」

――それでも、離婚されてからデビューするまでに約10年くらい空いてるじゃないですか。その間のセックス事情ってどんな感じでした？

「定期的に会うような男性はいなくて、ごくたまーに……3～4ヶ月に一回くらいエッチするタイミングが来る、みたいな。その分、オナニーをめちゃくちゃしてましたね。私の人生、もうこれでいいやってくらい。完全なソロ活動（笑）。でも、たぶんその頃は今よりもずっと老けていたと思います」

――AVに出るようになってから、そんなに変わりましたか。

「生きてる張り合いとホルモンの分泌がぜんぜん違います！　母は43歳で生理があがったんですけど、私は今でもありますし（笑）。更年期の症状もないんですよね」

――まさに私も昔の西園寺さんみたいに、オナニーだけでもういいやって思うことが増えてきているんですが……。やっぱりこの思考は良くないですかね……。

「私はセックスって凄い！　セックスって大事！　って本気で思ってます」

――ううむ……西園寺さんにそこまで言われると、自分の考えを正していかなくてはと思いますね。西園寺さんの今のセックス頻度ってどれくらいなんですか？

「プライベートでは特にないんですけど、仕事で月数回あるだけでも現役感はバッチリです。そりゃ若い頃に比べたら体力はちょっと落ちてますけどね。昔のような元気なセックスではなく、中高年ならではのねちっこいセックスを好むようになった気がします」

――ねちっこい……。具体的にはどんなセックスなのでしょう？

「ずっと舐め合っていたり、焦らしたり。終わらないことを楽しむみたいなセックスですね。勢いはないかもしれないけど、脳の中はどんどんエロ度が上がりつつあるんじゃないかと思います。AVデビュー前は、ほんとに普通のセックスしかしてなくて。でも、その平凡なもので満足していたはずなのにな……」

――セックスの好みや考え方が変わったのは、やはりAVに出るようになったことが要因なんですね。

「そうですね。改めて、セックスって面白いって感じました。変わったシチュエーション、フェチズム。レイプや複数プレイ。SMもAFも黒人も、どれも始めてのことばかりで。40代から花開いたなって自分でも思います」

――快感の度合いも変わりましたか？

「感度上がりましたね～。最初は手マンだけで痛かったくらいなので。あと、自分でも知らなかったんですけど私って乳首の強度が凄かったんです（笑）」

――乳首の強度って、なかなかのパワーワードですね（笑）。

「真空状態にしたり、竹挟みで挟んだりしても大丈夫。甘嚙みとか引っ張られたりするのも気持ち良いんです。あ、でももちろん優しく愛撫されるのも好きですよ。ただ、AVに出て乳首の新しい快楽に目覚めたのは本当で。でも、それはAVの現場が安全で信頼できる場所だからこそ、冒険を楽しめるってことでもあるんです」