中高年男性たちが今、欲しているもの。それは、癒しと色香を兼ね備えた女たち。……ずばり、"熟女"です！心もアソコも元気が足りないとお嘆きの夕やけ大衆読者に、精力サプリより効果的な濃厚熟女トークを大公開。今回のゲストは自称BBA（ババア）系AV女優……ですが、実際に会うと超激マブな肉感系美熟女・岡江凛さんです！

――実は岡江さんとは今日が「初めまして」なんですが、事前に仕入れてきた情報の時点で、かなり濃い内容になるんじゃないかと勝手に期待してやってきました。グラビアモデル、女優、脚本家etc……諸々を含めると、芸歴としてはどれくらいになるのでしょうか？

「芸歴でいうと、今36歳なので……33年ですね。私、芸能デビューが3歳なんですよ」

――ええーっ！！そんなのwikiには載ってませんでしたよ（笑）？！初っ端からパンチ力満点のエピソードありがとうございます！子役もやってたのか……。

「N〇Kの誰でも知ってる某子ども番組に出演してました（笑）」

――もちろん私も知ってますよ。あの番組ですよね……。この流れからいきなりエロモードの話に行くのもアレなんで……とりあえず、岡江さんの青春時代の話とか聞かせてくださいな。初めて彼氏ができたのはいつでしたか？

「中学3年生の時ですね。私は女子校育ちで、中学からお嬢様学校に通っていたので同じ学校の人ではないんですよ。相手は一つ年上の高校生で、逆ナンパをきっかけにして付き合い始めました」

――逆ナン……なんとなく、もう不穏な空気が出てますが大丈夫ですかね。速攻で処女喪失とか、そういう話じゃないですか？

「あ、この人とはエッチしなかったんですよ。フェラチオもしなかったし……ペッティングくらいですかね。というか、私はその当時はおち〇ちんを入れるとか、ぜんぜん知らなかったんです。イチャイチャする＝エッチだと思ってました。だから、彼のおち〇ちんも見てないんですよ」

――思いのほか純情だったんですね。その人とは長く続いたのですか？

「いえ。高校に入学したらもう別の人と付き合い始めました。でも、その人ともペッティングまでなんですよね。というのも、してる最中に大事件が起こりまして……乳首が噛み切られそうになってしまったんです！半分くらい噛みつかれて、未だに乳首にはその痕跡が……」

――ぎゃーーー！！！最低、最悪！！！同じ女としては、考えただけで怒りと痛みに悶えます！！

「この人にはほかにも良くない思い出がありまして。16歳の誕生日にプレゼントを貰ったんですが、それがミニサイズの風水的な置物で……招き猫だったかな。これはあんまりだなと思って、つい開けた瞬間に『これだけ？』って聞いちゃったんです（笑）。16歳の誕生日って女の子としてはけっこう大事じゃないですか。なのに、ちっちゃい招き猫ひとつって！」

――うむむ……。岡江さんの乙女心の解読は、年ごろの男の子にはハードルが高かったか……？

「で、さらにあるんですよ！私に言われたことが相当ショックだったらしくて、今度は彼の母親がうちにリベンジしに来たんです。その時に渡されたプレゼントがお弁当箱だったんですけど、柄がなぜか福助で……。家族揃って趣味がイマイチすぎるだろって（笑）！！」

――縁起の良いものを贈る家訓でもあったんですかね（笑）。あと、母親がフォローに来るっていうのもモニョります。では、岡江さんの本格的な初体験はいつ頃だったのでしょうか？

「17歳、高校三年生の時です。相手は予備校の同級生で、一目惚れされて付き合い始めました。今でも覚えてますけど、畳ベッドで……めちゃくちゃ痛かったなぁ。この人とは半年くらいお付き合いしてたんですけど、登校中の通学路にまで付いてこられて遅刻してしまって、周りからは『男と同伴で遅刻した』って目で見られて……危うく退学になるところだったんです。それでお別れを告げたら今度はストーカー化してしまって……大変でした」

――ここまでは10代の頃のお話ですけど、それ以降はどういった恋愛遍歴を辿られたのですか？

「ちょっと遊んでた時代はありますよ。相手を一気に8人くらい抱えてたことがあります」

――えっ、それはみんな同時進行で？！

「弾けちゃったんでしょうね（笑）。だいたい、20代中盤くらいだったかなぁ。それまではずっと一途でやってきて、浮気もまったくしたことない、というかできないタイプの子だったんですね。でも、ある時に『できないことがあるのってつまんねぇじゃん』って思っちゃって……」

――なんですか、その一風変わった向上心は（笑）。

「やれるかどうか、一回やってみないとわかんないなぁというチャレンジ精神からきたものですね。年上、年下、A型、B型、O型……みたいに揃えていったら、いつの間にか8人くらいになっちゃって」

――それだけバリエーションを取り揃えたら、そりゃあ大人数になってしまいますよね。

「でも全員が全員遊びってわけじゃなかったんです。ちゃんと本命はいました。まあ、それも複数でしたけどね（笑）」

――岡江さんといえば、見事なまでのIカップ爆乳！若い頃からおっぱいは大きかったのでしょうか？

「小学校5年の時点でBカップありましたからね。高校生でFカップになって、20歳でIカップ。そのままほぼ同じサイズをキープし続けてます。父方も母方もみんな巨乳の家系なので、ある意味サラブレットなんです」

――爆乳サラブレット（笑）。でも、それだけ胸があると痴漢や変質者に遭う機会も多かったのでは？

「ですね。初めておっぱいを触られた相手は痴漢でしたもん。日能研のバッグを背負ってた時に後ろから、こう……」

――日能研って、思いっきりまだ小学生じゃないですか！

「中学１年の時には、痴漢から人生初の指入れをされた上に陰毛を抜かれるという被害にも遭いました。あと、渋谷のスクランブル交差点ですれ違いざまにマ〇コを触られたこともありますよ。誰だかわからないし、声もあげることができずに泣き寝入りになっちゃいました」

――痴漢、ダメ。絶対！私も若い頃はそういうのによく遭遇してたので気持ちはとてもわかります……。

「そういえば、スカートに精子をぶっかけられたこともありましたね。駅のトイレで洗ってたら、知らないお姉さんが『大変だね』ってクリーニング代をくれたんです。その時は親切な人もいるもんだと思ってたんですけど、友達に話したら『その人、たぶん痴漢とグルだよ』って……」

――もう、男とか女とかじゃなくて、人間が怖い！

「ねー（笑）痴漢遭遇しやすいタイプなんでしょうね、私」

――先に出てきた元カレたちの話といい、やっぱり期待を遥かに超えた強烈エピソードの持ち主ですね。そうした時代を経てのAVデビューをした後、ご自身のセックス観には変化は訪れましたか？

「ぶっちゃけてしまうと、最初デビューしたばかりの頃は、もともと名前を売りたくてAVを始めたところがあったので、セックス自体に対しては消極的だったんです。思い入れというものもなかったし。でも、2019年から岡江凛として復帰させてもらった現在は……月イチの撮影が本当に『有難いな』って（笑）！」

――仕事があることに対しての感謝という意味ですか？

「それはもちろんありますが、ちょっと意味が違うかな。だって今、完全にプライベートはセックスレスですから！ぜんぜん、何もないの。だから月イチでヤレるだけ有難いんですよ。つまりAVの現場というのは、私にとっては月に一度だけ女になれる場所！」

――撮影で性欲を発散してるんですね！？

「まあ、発散しきれない時もありますけどね。ドラマものだと演じることも必要になるので、必ずとは限らないんですよ」

――じゃあ、その発散できなかった欲はオナニーで解消しているとか？

「ときたまするんですけど、ヤリ始めたら犬と猫が寄ってきちゃうんですよ……。犬2匹、猫4匹の大所帯なもので、もう大変。そうなると母性が勝利してしまって、集中はできないです」

――そういえば、ツイッターにも一緒に暮らしてるわんちゃん、にゃんちゃんたちの写真をアップされてますよね。犬猫たちはオナニーには興味津々か……。

「オナニーを始めるとみんな『何の音？』『な～に～？』って顔をしてこっちを見てくるんですけど、聞こえているのがローターの音っていうのが何とも……。2階ですれば、猫たちが周りに来るし、１階ですれば犬が股間を嗅ごうとしてくるので『やめろ！やめろ！』ってなる（笑）」

――でも、賑やかで楽しそうですよね。岡江さんが凄く愛情を注いでいるのも投稿から伝わってきます。

「私には子どもがいないので、その分だけ愛を注いでるんです。近年、恋愛という恋愛をしていないんですけど、もし恋人をつくるのであれば、この子たちを大事にしてくれる人っていうのが第一条件。私は犬猫よりヒエラルキーが下でいい。私を口説くなら、まず6匹を手なづけるところから始めて欲しいです」

――それ、けっこうハードル高けぇ～～～（笑）！

「だからデートするにしても、どうしても外に行きたいなら付き合いますけど、本当はお家デートが理想なんです。私は一日のルーティンが決まっているので、それをあまり崩したくないんですよね……」

――ルーティン動画って最近のYouTubeの流行りですよね。岡江さんの毎日のルーティン、ちょっと覗いてみたいです。

「じゃあ、ちょっと仕事のない日のことを思い返してみますね。まず、朝起きるでしょ。すぐに犬猫のごはんやトイレのお世話して、ダラダラして。猫と戯れて、犬と戯れて、また犬猫のごはんとトイレを世話して……就寝」

　

――なるほど。確かにお家デートの方が良さそうだ（笑）。では、岡江さんをわんにゃんズごと愛してくれることを前提として「こういう男性にときめく」という好みのタイプを教えてもらえますか？

「仕事が好きな男性ってイイですよね。自分の仕事に誇りを持っている人って格好いいと思います。あと、よく私が使う言い回しだと『大人で子どもな人』が好きなんです。大人のように私の相談に乗ってくれて、子どものように一緒にはしゃげる人がいいな」

――年齢はあまり関係ないですか？

「はい。上でも下でもぜんぜんアリですね。でも、上限があるとしたら、さすがに父親より若い方がいいかもしれない。うちの父親は70歳。それ以下だったら問題ないです」

――岡江さんにとっての理想のセックスとは？

「ラブラブなやつ！」

――シンプルですね。熟女AVによくあるNTR（ネトラレ）とかにはあまり惹かれないですか？

「そんなことないです。NTRも、結局はラブラブに付随するジャンルだと思ってるんですよ。二人でイチャイチャが一番ですけど、ちょっとパターンを変えてみよう、みたいな。あれも、ラブラブプレイの一環なのかなーって思ってます」

――あー、そう言われてみれば。岡江さんのNTR理論、わかる気がします。

「私、浮気をされたりしても自分に責任があると思う方なんですよ。戻ってくるなら受け入れるし、別の女がいいなら愛を以て送り出します」

――だとすると、逆に岡江さん自身が浮気をした場合はどういう心境になるんでしょうね。

「相手の反応と自分の反応を楽しみますね。『浮気を知ったらこの人はどうでるんだろう。それを受けて私はどういう態度をするんだろう』って、頭の中で場面を思い浮かべたりします。ちなみに、本命じゃない相手には最初から『あなたは浮気相手』って断言しちゃいます。気をもたせたり騙したりはしない主義です」

――それを聞いて、岡江さんがAVの脚本も書かれていたことを思い出しました。まさに製作側、クリエイター側の視点ですよね。脚本を書くようになったのは、どういう経緯だったのですか？

「もともと、私は舞台の主催をしていたことがありまして、そのために脚本・演出・プロデューサーを兼任してたんです。これってもしかして仕事にできるんじゃないかと思ったのが最初のきっかけですね。AVであれば脚本家として参加したくて自分から売り込みをかけました」

――もう書かれるつもりはないのでしょうか？

「そんなことないですよ。今でも書きたいんですが、業界の情勢的にちょっと難しいのかなって。でも、文章を書くこと自体は好きなので、コラムのお仕事とかあればやってみたいですね」

――では、岡江さんの考える「熟女としての未来予想図」があれば聞かせてください。

「うちの犬猫たちをとにかく日々幸せにできるように。あの子たちを守っていければそれで……」

――それは、わんにゃんズの母としての未来です（笑）。

「熟女として……？ああ、それなら可愛いおばちゃんになりたいっていうのが夢ですね。良い年の取り方をしていければと思います」

――「可愛い」はわかりますけど、「おばちゃん」になりたいとは？！

「『おばちゃん』っていうワードが似合う女になりたいんです。ピンヒールを履いてカツカツ歩いているような、カッコ良い美魔女のおばさまではなくて、おばちゃん。私、自分でＢＢＡ（ババア）型だなって思ってるんですよ。親近感が沸くタイプというか。それでいて、性がふとしたときに漏れだす……みたいな」

――ああ、それが「自称・BBA系AV女優」に繋がるわけですね！

「どう見てもBBAなのに、『あれ？今、エロくなかった？』って感じさせる熟女を目指したいですね。美しさってその人その人の観点で、私は誰から見ても美しいタイプでない自覚があるんです。それでも、なぜかちょっとエロい……近い将来、そんなBBAになれたらいいな」

――ありがとうございました！

• 取材＆記事：もちづき千代子