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令和の世では炎上必至の道ならぬ恋も、男の甲斐性と称賛された時代があった。語り継がれる猛者たちの“荒ぶる下半身”!
25歳年下の女性社長との5年に及ぶ不倫を『週刊文春』に報じられ、芸能活動自粛となった近藤真彦。
「これまで不可侵状態だったジャニーズ事務所所属のタレントである“マッチ”こと近藤真彦をはじめ、多目的トイレでの不倫セックスが発覚して先日、長時間の会見を行ったお笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建、美人CAとの不倫が明らかになった競泳選手の瀬戸大也など、多くのスターが厳しい立場に追いやられました。 スポンサーの目が厳しい昨今、タレントにとって不倫騒動は致命傷になりかねない時代と言えるでしょう」(民放関係者)
だが、コンプライアンスが今ほど厳しくなかった昭和のスターたちは、現代の騒動が“ガキの火遊び”に思えるほどに、破天荒な不倫セックスに励んでいた。
今年の1月に、この世を去った宍戸錠(享年86)も、その一人。彼には妻も子どももいたが、女性を口説くことをライフワークとしていたという。
「1300人斬りを自称し、80歳を過ぎても、頻繁に違う相手とベッドインする生活を送っていたそうです。 日活時代の代表作『拳銃(コルト)は俺のパスポート』(1967年)よろしく、宍戸の下半身のコルトは、米寿を過ぎても錆びついていなかったようです(笑)」(スポーツ紙記者)
宍戸以外にも、昭和の映画界には妻子の存在などお構いなしに連日連夜、異なる女性器を堪能していたスターがゴロゴロといた。
鶴田浩二(享年62)も、そうだ。
「本人の守備範囲が広かったこともあり、下半身が乾く暇がなかったとか。天下の二枚目に口説かれてイヤという女はいない。間違いなく3000人とはヤッているでしょう」(ベテランのスポーツ紙記者)
そんな鶴田と共演も多かった松方弘樹(享年74)には、千人斬りとも3000人斬りともいわれる前人未到の大記録の伝説がある。 だが、松方本人は、この“武勇伝”を、まさかの形で否定しているのだ。
「晩年、本人は悪びれず語っていたそうですが、なんでも、“千人斬りというのは、一生涯で千人じゃなくて、1年で千人なの”と周囲に語っていたそうです。 1年で千人ということは、1日平均約2・7人の女性を相手にしなければなりません。AV男優顔負けの絶倫ぶりですね」(芸能プロ関係者)
そのうえで松方は事実婚も含め、3度の結婚を経験している。
「松方さんは74年に、NHK大河ドラマ『勝海舟』で共演した仁科明子さん(現・亜季子)と深い仲になりました。 彼女と結婚するために、元モデルの当時の妻に、3億円もの慰謝料を払って離婚しています」(前同)
だが、仁科と結婚後も、松方は妻一筋ではなかった。87年には歌手・千葉マリアとの間に隠し子が発覚している。
「この隠し子騒動に激怒した仁科さんが、松方さんにパイプカットを命じたのは、あまりに有名な話。 しかし、松方さんの艶福家ぶりは、パイプカットくらいでは収まりませんでした」(スポーツ紙デスク)
妊娠させる心配がなくなったからか、90年代になると、懲りない松方は、京都・祇園の高級クラブで働く30歳年下の女性に入れ込んだ。
「結局、仁科さんとは離婚し、その女性と事実婚の関係を続けました。17年に他界した松方さんを看取ったのも彼女でした」(前同)
松方の記録を上回る、桁違いの慰謝料を払ったのは沢田研二(72)だ。『ザ・ピーナッツ』の伊藤エミとの夫婦関係解消の裏には、誰よりも深くて真剣な道ならぬ恋があった。
「志村けんさんの代役として、映画『キネマの神様』への出演が決まったジュリーですが、かつて、同じ山田洋次監督による『男はつらいよ 花も嵐も寅次郎』(82年)で共演した田中裕子と、運命的な恋に落ちてしまったんです」(配給会社関係者)
田中は翌年、NHKの朝ドラ『おしん』の主演を務めたほど、トップの中のトップ女優だった。
「ジュリーは伊藤に18億1800万円もの慰謝料を払って離婚して、田中と再婚しました。よほど、心と体の相性がよかったんでしょう」(前同)
そのジュリーの生涯のライバルといわれた萩原健一(享年68)は、女に不自由しない人生を送った。
「ショーケンは、事実婚も含め4度の結婚をしています。中でも有名なのは、80年に結婚した、いしだあゆみとの離婚後の85年、人妻だった倍賞美津子とのツーショッットを週刊誌に撮られた事件でしょう。 怖いもの知らずなのか、倍賞の豊満ボディに魅了されてしまったのか、真相は藪の中ですが……」(ベテラン芸能記者)
萩原は、倍賞と85年に映画『恋文』で共演。それをきっかけに、深い仲に発展したという。
大統領夫人との許されざる恋
大物の妻に手を出したといえば、朝丘雪路と結婚する前の津川雅彦(享年78)も強烈だ。インドネシアのスカルノ大統領の第3夫人――つまり、デヴィ夫人と禁断の恋に落ちたと、夫人本人が語っているのだ。
「すでにスカルノ大統領が失脚したとはいえ、発覚したら国際問題に発展しかねない禁断の恋。 夫人は“偉大な大統領を忘れかけるほど彼に夢中だった”と語っています」(夕刊紙記者)
一方、スターたちには共演者である美人女優とは濡れ場を演じたり、親密になれるチャンスがある。 樹木希林と長く別居状態にあった内田裕也(享年79)は、映画『花園の迷宮』(88年)で共演した島田陽子と関係があったという。
本誌は、ある関係者から2人の性生活がかいま見える貴重な証言を得た。
「島田陽子との関係が取り沙汰されていた当時、裕也さんのカバンの中身を、たまたま目撃する機会があったんです。 カバンの中には、何種類もの電動バイブが所狭しと入っていたんです。数々のオモチャを駆使して、夜な夜な、ロッケンロールなプレイに興じていたんでしょうかね……」
結婚歴4回の三國連太郎(享年90)は、老いてからも恋の噂が絶えなかった。
「映画『釣りバカ日誌』シリーズで共演した石田えりと噂になったことも。 石田がシリーズを中途半端な時期に降板したのは、三國との“ただれた関係”が原因だという説もあります」(前出の夕刊紙記者)
同じ女優と2度の結婚と離婚を繰り返した山城新伍(享年70)も、イケイケのプレイボーイだった。
「女優の花園ひろみと夫婦だった頃も、女性を片っ端から口説いていた。川島なお美、早乙女愛らとも噂があったし、番組で共演した素人の女子大生との密会現場を写真に撮られたこともありましたね。 晩年、娘さんと絶縁状態になったのは、彼女の同級生に手を出したことが原因だったという噂もありました」(番組制作会社関係者)
“昭和の色男”といえば、火野正平(71)だろう。あまり結婚生活のイメージが湧かない個性派スターだが、報道された美女たちとの醜聞は不倫だったのか?
「70年に結婚した女性とは、すぐに離婚したと思われていましたが、戸籍上はずっと婚姻関係にありました。 ですから、新藤恵美、小鹿みき、紀比呂子、ホーン・ユキ、りりィ、望月真理子、仁支川峰子らとの関係は、すべて事実上の“不倫セックス”になりますかね」(同)
昭和の芸能界が輝いて見えたのは、欲望をむき出しにした大スターたちが、暴れ回っていたからに違いない。
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