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還暦記者久慈修人の「真夜中の取材ノート」第8回【女優を品定めできる朝ドラの良さ】

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還暦記者久慈修人の「真夜中の取材ノート」第8回【女優を品定めできる朝ドラの良さ】

このコーナーは長年「週刊大衆」の専属記者として夜の世界を中心に地を這う取材を行ってきた久慈修人が、これまでの記者人生で得た経験や思い出、そして今現在気がついたことを徒然なるままに呟く独り言です。ネタ元が主に週刊大衆ということもあるため「都市伝説的な形式」でお送りさせていただいております。つまり、信じるか信じないかは読者の皆様次第です。思わず腰をぬかしてしまうような奇妙な話、懐かしいあの頃の話、目頭が熱くなるような感動的な話、そしてただのタワゴトなどその内容は多岐にわたっておりますが、同世代のベテラン記者の話は夕やけ大衆の読者の皆様にもきっと深い共感を与えることでしょう。ここでは肩と股間の力を抜いてお楽しみください。

編集長

【女優を品定めできる朝ドラの良さ】

 NHK朝の連続テレビ小説、通称「朝ドラ」は、現在放送中の『エール』で102作目。1961年に放送された『娘と私』にはじまり、日本の朝を彩り続けてきた。

 私が初めて朝ドラの存在を認識したのは1966年の第6作『おはなはん』。小学生のときだったが、まあ、それほどハマりはしなかった。だいたい8時15分スタートだから、普通なら通学時間。朝ドラを見られるのは、夏休みとか春休みの時期だし、「おばさんの見るドラマ」にそれほど興味をそそられはしなかった。ちなみに、放送時間は2010年の第82作『ゲゲゲの女房』以降は8時スタートになっている。

 当初、一年一作の状態が続いていたが、1975年の『水色の時』以降は「東京制作」と「大阪制作」の作品が半年ごとに交互に上映されるというスタイルが続いている(ただし、『おしん』『君の名は』『春よ、来い』の三作は一年間放送)。

 ともかく、79年の『マー姉ちゃん』とか92年の『ひらり』なんかは面白いと思って見ていたが、長続きはしなかった。私が本格的に朝ドラを見てみようと思ったのは2000年の『私の青空』から。シングルマザー役の田畑智子の奮闘記なのだが、脚本が軽妙で楽しめた。今調べてみると、『ひらり』と『私の青空』は内館牧子の脚本。内館脚本と私は相性がいいのかもしれない。この後、『オードリー』『ちゅらさん』『ほんまもん』と続けて視聴したが、いつの間にかまたまた見なくなってしまっていた。

「本格的にちゃんと見よう。できたら一話も欠かさず」と決意したのは、第77作の『ちりとてちん』から。この一作前の『どんど晴れ』をちゃんと見ようと思ったのだが、途中で挫折してしまったので、今度こそ、と気を取り直して見はじめたのだ。『ちりとてちん』は、貫地谷しほり主演の女流落語家の出世ストーリー。上方落語の徒然亭一門が、再始動するシーンは痺れたねえ。これは、朝ドラ最高傑作なのでは、と思った。

 それ以降の作品は、全作目を通しているというのが、私の自慢だ。すなわち、『瞳』『だんだん』『つばさ』『ウェルかめ』『ゲゲゲの女房』『てっぱん』『おひさま』『カーネーション』『梅ちゃん先生』『純と愛』『あまちゃん』『ごちそうさん』『花子とアン』『マッサン』『まれ』『あさが来た』『とと姉ちゃん』『べっぴんさん』『ひよっこ』『わろてんか』『半分、青い。』『まんぷく』『なつぞら』「スカーレット』『エール』という作品の数々。私の中では、最高傑作はその後更新され、『カーネーション』がNo.1。次点が『ちりとてちん』、同率で『あまちゃん』といったところ。

 朝ドラで最近顕著なのが、一つの作品で「いい味」を出していた女優さんが、大きくなって別の作品で再登場するというケースが増えていること。例えば『ごちそうさん』で、主人公が嫁入りした西門家の次女を演じた高畑充希が『とと姉ちゃん』では主人公として登場。『あまちゃん』で、小泉今日子の少女時代を演じた有村架純が『ひよっこ』の主人公に。また、『とと姉ちゃん』で主人公の妹役を演じた杉咲花は、次作第103作目の『おちょやん』で主人公を務め、104作『おかえりモネ』では、『あさが来た』の女中・ふゆ役でデビューし、『なつぞら』で広瀬すずの妹役を演じた清原果耶が主役を演じることが確定している。

 これから伸びる新人を品定めできるのが、朝ドラの良さ。『あまちゃん』で全国区になった松岡茉優、『あさが来た』の小芝風花や吉岡里帆などのように、朝ドラをきっかけに売れっ子女優になるケースは枚挙にいとまがない。また、戦隊ヒーロー出身のイケメン俳優を積極的に起用するのも朝ドラのキャスティングの特徴だが、まあ、男性タレントについては、あまり深入りするのはやめておこう。

 ともかく、旬の女優やこれからの女優さんの初々しい演技を堪能できるのが朝ドラを見る楽しみの一つだ。

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