【あのSODに新レーベルが誕生】

気がつくと、あれだけ喧（やかま）しかったセミの声も、すっかり聞こえなくなってしまいました。

猛暑日が続いたせいで人間たちは「夏の終わり」にまったく気づいていませんでしたが、虫たちはちゃーんと季節の移り変わりに順応していたようです。

秋ですなぁ……。

つい先日まで扇風機の前で金玉を冷やしていたのが嘘のようです。

耳を澄ますと時折「秋の虫」の声まで聞こえてきているではありませんか。

時の経つのはあっという間です。

しかし、アレですな。

よくよく考えてみれば、虫の声というのはオスが「メス」を求めて鳴き散らしているわけで、これを人間に例えてみると、知らないオッサンが庭先で「セックスしたい」と騒いでいるのと一緒です。

そう思うと、身の毛がよだつような気持ちになるのは記者だけでしょうか。

とまあ、そんなくだらない話はさておき、あのソフト・オン・デマンドに「新しいブランド」が立ち上がったという情報が入ってきました。

秋ですなぁ……。

芸術の秋に「新レーベル」を立ち上げるなんて風流以外のナニモノでもありません。

しかも、新レーベルは熟女や人妻などの「大人の女性」をテーマにしたシリーズだというではありませんか。

こりゃ早くも金玉が、天高く肥えてしまいそうです。

そこに加えてレーベル名が『麗ーKIREI SODー』だというのです。

あのSODが自分から「KIREI」を標榜するのですからタダゴトではありません。

いったいどんな女優さんが出演するのでしょう。

気になって「秋の夜長」も熟睡できません。

そこで夕やけ大衆オヤジ記者は、いつものごとく呼ばれてもいないのに『麗ーKIREI SODー』の第一弾女優さんに取材に行ってまいりました。

続きをお楽しみください。

【そこには金玉がデングリ返るようなオトナ美女が！】

さて皆さん。

皆さんは漫画の中で「甲斐性のなさそうなオヤジ」が何かに驚いて腰を抜かしているシーンを見たことがあるでしょうか。

見たことがあってもなくても、まずはその光景を思い浮かべてみてください。

なぜなら、記者が「彼女」に会った瞬間が、ちょうどそんな感じだったのです。

実際、記者は知らない女に急にチ◯ポを舐められた時のような情けない悲鳴を上げてしまいました。

「おわっち！」

しかしながら、なんて美しい女性なんでしょう。

そしてなんて妖艶なんでしょう。

すでに記者のカリ首は目の前の女性に「ただならぬエロス」を感じてか、勝手に鳴動を始めています。

それではご紹介いたしましょう。

お名前は佐田茉莉子様。

ご出身地は博多美人を筆頭に「美人しかいない」との誉れも高い福岡県です。

身長は抱き心地満点の162センチ。

気になるスリーサイズは上からB85(F)W58H88です。

それでいてお年が「41歳」だというのですからタマリマセン。

よもや「四十シゴロ」を地でいくような女性だといっても過言ではないでしょう。

ところで佐田さん。

「はい、なんでしょう」

お綺麗すぎて腰が抜けそうですが、佐田さんは普段はいったい何をされている方なんですか？

「ありがとうございます。普段は育児のかたわらメンズエステのお仕事とセクシャルカウンセラーをやっています」

なんと！　最初のご発言からしてツッコミどころ満載です。

お子さんがいらっしゃるんですか？

「はい。10歳になる娘がいます。でも、夫はいないんですよ（笑）」

ということはシングルマザーですか？

「そうです」

ということはシングルマザーをやりながらメンズエステとセクシャルカウンセラーの2つの仕事を掛け持ちしているわけですか？

「そうですね（笑）」

すごいですね……。

つまり、母として娘の面倒をみながらメンズエステで知らない男のオシャレの面倒をみて、挙句の果てにセクシャルカウンセラーとして人様の下半身事情の相談にも乗っていることになります。

これでAV女優さんとしての顔が加わったら画面の向こう側にいる人たちのカリ首の面倒をみることになりますから、その業績はほとんどマリア様と一緒です。

佐田さん。

「はい、なんでしょう」

佐田さんは虫も殺さぬようなお顔をしていながら、ものすごくアクティブな方だったんですね。

あまりのギャップの激しさに右の金玉と左の金玉が入れ替わりそうです。

「ありがとうございます。でも、私的にはただ好きなことを実現しているだけなんで、全然辛くないんですよ。むしろストレスフリーです（笑）」

なんということでしょう。人様に「施し」（ほどこし）を与えて幸せになれるなんて、この方は生まれながらにしての女神に違いありません。

ところで、セクシャルカウンセラーってどんなことをするんですか？

「読んで字のごとく『性の相談や悩みを受け付ける仕事』ですね。ただ、メインのお客様は女性になります。男性の相談もお受けしますが、その場合は女性のお客様からのご紹介などに限らせていただいております」

今どきの女性はどんな性の悩みが多いんですか？

「やっぱり『セックスレスの悩み』が多いですね。旦那さんや彼氏から性の対象としてみられなくなったことで女性としての自信をなくしてしまったという方が相談に来られることが多いです」

嗚呼、なんて素晴らしいお仕事なんでしょう。

佐田さんは、まさに性に悩める女性の「駆け込み寺」的な存在ではないですか。

んん？　ちょっと待ってください。

「どうしましたか？」

今、私の頭の中に薄ぼんやりと「妙な三角形」が浮かんできました。

「えっ！　どんな三角形ですか？」

つまりですな。佐田さんはメンズエステで男性を美しくして女性から見て「魅力的な肉体」を作るお手伝いをしているわけですよね。

「そうですね」

そして同時に女性の性の悩みを聞いて男性から見て「魅力的な仕草やアプローチ」のご指導をしているわけです。

「はい、そうです」

そして今度はご自身がAV女優さんになることで「魅力的な肉体を持つ男性」と「魅力的な仕草やアプローチを持つ女性」に対してご本人自ら、男女の奏でる「性のラーゲ」を公開しているわけです。

「あら！　なんだか繋がってますね」

そうです。佐田さんのしていることと、これからしようとしていることは「性の世界平和」以外のナニモノでもないのです。

「まあ。もしそうだとしたら素敵なことですね！」

はい。素敵すぎて腰が抜けそうです。

心なしか佐田さんの背後に「曼陀羅」（まんだら）まで見えてきました。

もはや佐田さんが観音様にしか見えません。

次はそんな佐田さんがどんな性癖を持っているのかを知るために過去に遡（さかのぼ）ってほじくり返してみました。

さらに続きをお楽しみください。