【ウブだけど大人すぎる佐田さんの少女時代】

まずはジャブ程度に簡単なご質問からお伺いしましょう。

佐田さんは少女時代はどんな娘だったんですか？

「小学生の頃から髪型とかメイクの研究が大好きな女の子でしたね」

なんと！　オシャマさんだったんですね。

「もしかしたら、オシャマを超えていたかもしれません（笑）」

えっ！　どういうことですか？

「小学生の頃からボディコンに憧れていたんですよ」

なんと！　あの「お立ち台」なる場所に登るとすぐにマ◯コが見えてしまうアレですか？

「そうです。あのボディコンです。でも、世の中には小学生が着るようなボディコンは売っていないんですよ」

それはそうですよね。なにしろマ◯コが丸出しになる服ですからね。大人になるまで我慢するしかないでしょう。

「いいえ。実は大人になるまで待たなかったんですよ。どこを探してもないので、母に作ってもらいました」

ボディコンをですか？

「そうです。だから小学生時代はボディコンにハイヒールで通学してました」

南無三！

記者も長いこと小学生の安全と安心に気を配ってまいりましたが、ワンレン＆ボディコンでハイヒールをつっかけてランドセルを背負った子は見たことがありません。

ちなみにそのような小学生に対して友達はどんな反応をしていたんですか？

「友達からは『それ、どうやってやるの？』みたいな感じで興味を持たれましたね。だから友達にもメイクをしてあげたり、髪型をセットしてあげたりしてました（笑）」

聖なる学び舎が一瞬にして夜の六本木状態になってしまったんですね。

「そういえば、その頃から友達の悩みを聞いていたような気がします。それに男子からは『将来AV女優になれよ』って言われてましたね」

嗚呼、三つ子の魂百までとはまさにこのことです。

ともあれ、少女時代の佐田さんは、学校では完全に「姉御肌」だったわけですね？

「そうかもしれません（笑）」

あのう。

「なんでしょう」

メイクやファッション以外の「小学生らしい趣味」みたいなものはなかったんですか？

「うーん、そうですねぇ。あ、今でもそうなんですけど、お料理が好きでしたね」

ほう！　いいですね。どんな料理がお得意なんですか？

「昔から『ご飯を食べられることがありがたい』と思っていたんで、自分で魚を釣ってきて、さばいて綺麗に食べるのが好きでした。あと、春になったら海にワカメを採りに行ってましたね」

うむ。とても良い話ですが、小学生らしさはあまりありませんでしたね。

しかしながら、少女時代の佐田さんが姉御肌で行動的で思いたったら必ず実現するタイプだということがよくわかりました。

さて佐田さん、ここからは少々「立ち入ったお話」をお伺いしたいと思いますが大丈夫でしょうか？

「はい、大丈夫です（笑）」

佐田さんが生まれて初めて「エロス」を意識したのは何歳ぐらいの時でしたか？

「あれは確か小学生の時だったと思います。初めて『源氏物語』を読んだ時に心がざわついたのが最初でしたね」

げ、源氏物語！　なんて趣深いんでしょう。

一見、ウブなように見えますが、かなり高尚な性の目覚めです。

言うなればこれは、生まれてすぐに「天上天下唯我独尊」と叫んだ釈迦と一緒です。

「でもそのすぐ後にセックスの知識も得ることができましたね」

ええっ！　小学生でですか？

まさか源氏物語を吟じた後に「あなおかし」などと言いながら「大きなお友達」とセックスに興じたわけではないですよね？

「まさか（笑）。うちは父も母も性に関してはとてもオープンだったんです。だからセックスのことは母から聞きました。ちなみに私は、『大きなお友達』というわけではないですけど、当時からオジサンが大好きでしたね」

なんと！　どんなオジサンが好きだったんですか？　変なオジサンじゃなければ良いのですが。

「田村正和さんとか、志村けんさんとかが好きでしたね（笑）。完全に恋愛対象でした」

そのお二人の共通点が全くわかりません。

しかも、前のほうの方はさておき、後のほうの方は記者が心配していた「変なオジサン」です。

「私は個性的で自分のキャラクターをしっかり持ったオジサンが好きなんですよ」

なるほど。確かにご両人ともに強烈な個性をお持ちです。

となると、初体験もお相手は個性的なオジサンだったりするんですか？

「いいえ、それが残念なことに同級生だったんですよ。本当はオジサンが良かったんですけど『好きだ』と告白されてしまって……。実は私、押しに弱いんです」

エロいですね。姉御肌の女性が「押しに弱い」だなんてエロいことこの上ありません。

さて、いよいよ次は佐田さんの「デビュー作」についてお伺いしたいと思います。