• twitter
  • RSSリーダーで購読する

icon
Popular Keywords
現在人気のキーワードタグ

icon

中高年の性告白

  • TOP
  • 桃色コラム
  • 長月タケオ選「中高年の性告白」第90回 東京都在住H・Nさん(68歳)の告白【熟女から手ほどきを受けた初の一人旅】

長月タケオ選「中高年の性告白」第90回 東京都在住H・Nさん(68歳)の告白【熟女から手ほどきを受けた初の一人旅】

icon
Catch Up
キャッチアップ

長月タケオ選「中高年の性告白」第90回 東京都在住H・Nさん(68歳)の告白【熟女から手ほどきを受けた初の一人旅】

このコーナーは官能小説家の長月タケオ氏が一般の中高年読者から寄せられた「性の告白」をご紹介するものです。そこにはシニアである我々同世代が共鳴する「あの頃」の時代背景があり、実体験ならではの生々しい「性の現実」があります。懐かしくも妖艶な古き良き官能の世界をご賞味頂ければ幸いです。編集長

【熟女から手ほどきを受けた初の一人旅】

H・N 68歳 東京都在住

高校を卒業し、無事大学にも受かり、それを記念して念願のひとり旅に出かけた。予定は2泊3日。鈍行の列車に揺られ、駅弁をほお張りながら、なんとか目的の海岸にたどり着いた。

幼いころに両親に連れられ、いつかもう一度と思っていた場所だけに、感慨もひとしお。しばらくぼう然と広がる大海原をながめ、心が洗われる気分を堪能した。

貯金をはたいての貧乏旅行だったので、その日はパンと牛乳を食事とし、駅の待合室に泊まった。けれど、季節の冷気に身体が冷え込み、固いベンチで身体が痛み、次の日は思い切って安旅館に泊まることにした。

宿について風呂につかり、食事を終えると仲居さんが布団を敷きに来てくれた。わたしが恐縮して部屋の隅にいると、仲居さんはなんだか意味ありげな顔つきでいった。

「お客さん、あんまさんはいらんかね」

さすが、客商売が長いと顔を見ただけで身体の疲れがわかるのかと、わたしは感心した。とはいえ、学生の身分であるわたしは、マッサージなど受けたことがない。それでも身体は夜になってもギクシャクしていたし、最後の夜くらいゆっくり眠りたいと考え、お願いすることにした。

しばらくしてあらわれたのは、自分と母親の間くらいの年齢とおぼしき女性だった。とはいえ、濃いめの化粧をほどこした表情はなんとも色っぽく、わたしは不覚にも下半身が熱くなる。

「お客さん、お若いわねぇ、いくつ?」

わたしは布団にうつぶせになって実年齢を答える。

「そう、どおりで肌艶もいいし、身体もやわらかい」

そういいながら、わたしをあお向けにした彼女は腕を揉み、脚を揉み、次第にその手は下半身に伸びる。

「な、なに……」

「ふふふ、心配しないで」

彼女は慣れた手つきでわたしのパンツをおろすと一物を握り、こすりはじめる。その、やわらかで緩急を加えた手の動きに、わたしのモノはたちまちのウチに大きく勃起した。

「若いっていいわねぇ。なんだかわたし」

彼女はそういって顔を近づけ、一物に唇をそえる。わたしはそれだけで暴発しそうになるのを必死にこらえた。

「お客さん、女は知ってるの?」

「え?」

「知らないの? もったいない。ハンサムなのに」

「は、はぁ」

「なんならわたしが手ほどきしてあげようか?」

「え?」

「本当はもっともらうんだけど、お客さんなら」

彼女は右手の指を3本立てる。

「の、半分でいい」

飲まず食わずの貧乏旅行が幸いして、それくらいの余裕はある。それに、もはや股間はビンビンにうずいている。

卒業記念旅行で童貞も卒業するのも、おつなものかと考えたわたしはうなずいてしまった。

「ありがとう」

そういって、彼女はとうとう、自分の口の中にわたしを納めた。

舌がサオに絡みつき、ねっとりとした感触が全体をおおう。温かな唾液が染みつき、内ほほの粘膜で摩擦を加える。

わたしは我慢の限界をおぼえ、瞬く間に彼女の口の中に吐き出してしまったのだった。

「うん、うん……」

ちり紙の上にわたしの精液を吐き出した彼女は、舌なめずりをしながら色っぽい視線でわたしを見る。

「本当は口でなんかしないの。けど、初めての女になるんでしょ、わたしが。ゆっくり楽しませてあげたいからね」

そういうと彼女は立ちあがり、マッサージ服を脱ぎはじめた。

白い蛍光灯の下で全裸になる彼女の姿は、想像以上の美しさを保っていた。若い女の子のような張り詰めた可憐さは失われているが、熟した色香とでもいうのか、周囲の空気に溶け込んでしまいそうな危うさがそなわっていた。

釣り鐘型の乳房に、少し色づいた乳首。腰をねじりながら、見せつけるように服を脱ぐ様子は妖艶だ。

一度吐き出してしまったわたしだったが、彼女の仕草を見つめているウチに、一物はふたたび大きく固くなる。

「すごい、もうこんなになってる」

彼女はうれしそうにいうと、ふたたびわたしを舐りはじめた。

彼女の舌技で完全によみがえったわたしに、彼女はまたがり、指でしごきながら自分にあてがう。

「ここに入るの。わかる、わたしが濡れてるの」

わたしが何もしないのに、すでに彼女の部分はじんわりと潤っている。それが、割れ目に当てられた先の感触でわかった。

「挿れるわよ」

彼女はそういって腰を沈める。わたしの一物は、肉厚のある肉ビラをかき分けながら膣壺に埋没していった。

彼女の内部はやわらかで、なめらかで温かく、口以上に気持ちのいいものだ、と改めて認識させられた。

内部の筋肉がうねうねとうごめきながら、わたしを奥へ奥へといざなっていく。肉粒のようなものが細かく動き、襞がまとわりついてくる。

彼女は最初、動かなかった。女の内部を確実に、わたしに知らしめようと考えたのかも知れない。

わたしにとって、自分が初めての女になる覚悟。

そこまで考えていたのか、いまとなっては怪しいところだが、そのときのわたしには思えた。

「動くわよ、ゆっくり、ゆっくり……」

自分に言い聞かせるように彼女はつぶやく。その動きに合わせ、わたしは内部をかき混ぜる。

徐々にあふれ出る愛蜜。ピチャピチャとしずくの音がひびく。

彼女はわたしの身体を起こし、乳房に顔を押しつけた。わたしは、まるで赤ん坊のように乳首に吸いつく。

「そうよ、ああん、好きなように、うん、好きなようにしていいのよ。好きに……」

客と売春婦という意識は、わたしの脳裏から払拭されていた。そこにあるのは、男になる若造と手ほどきを与える年上の女。それが営利目的だということも忘れ、わたしは彼女に溺れる。

彼女も、仕事を度外視した素振りを見せる。いや、そうであってほしかった。

「ううん、そうよ、そう。ああん、気持ちいい、いい、じょうず」

わたしを抱きしめながら、彼女は腰を振る。わたしも下から彼女の身体を突き刺す。ふれ合う肌の感触と膣内のぬめりに興奮は絶頂に達し、一物は脈打ちをくり返す。

「うん、いきそうなの、出そうなの?」

わたしの頂点が近づいているのを、彼女は察したようだ。

「じゃあ、今度はわたしを上から犯して。ちゃんとした形で男になりなさい」

やさしい言葉で言うと、彼女はわたしからおり、あお向けになった。

わたしは正常位で彼女をつらぬく。彼女はわたしの肩に手をまわし、大きく脚をひろげ、かかとをあげる。わたしは強く腰を打ちつけ、せりあがる精液を我慢していた。

「ああん! やん、いいのよ、そのままいっていいのよ! はやく、さあ、はやく!」

わたしは奥の奥まで挿入したまま射精した。筋肉が震え、頭の中が真っ白になるほどの快感が身体中を駆け抜けた。

すべてが終わると彼女はカネを受け取り、わたしにキスをして部屋を出た。

「あなた、立派よ。とてもじょうず。いい男になりなさい」

旅行の最後に、わたしはふたたび海を見に行った。1日違うだけなのに、大海原の姿は違って見えた。童貞を失った意識がそう見せたのだろう。

あれから50年近くたつが、辛いときや苦しいときは、あのときの海を思い出す。そして、自分に自信をあたえてくれた女性のことも。

  • 【選者紹介】
  • 長月タケオ(ながつきたけお)
  • 1962年生大阪府出身在住。1988年官能小説誌への投稿でデビュー。
  • 1995年第1回ロリータ小説大賞(綜合図書主催)佳作受賞。
  • おもな著作『ひとみ煌めきの快感~美少女夢奇譚』(蒼竜社)
  • 『病みたる性本能』(グリーンドア文庫)
  • 『禁断の熟女』(ベストロマン文庫・共著)
  • 『19歳に戻れない』(扶桑社・電子版)
  • 『誘惑する女 熟女たちの悦楽』(九月堂・電子版)ほか
電子書籍のお求めはコチラ
誘惑する女 熟女たちの悦楽 長月タケオ短編集
  • 長月タケオ選「中高年の性告白」第90回 東京都在住H・Nさん(68歳)の告白【熟女から手ほどきを受けた初の一人旅】

icon
Linkage
関連記事

icon
FANZA新着動画
特選素人娘マル秘動画

FANZA新着動画一覧 >>
icon

このサイトにはアダルトコンテンツが含まれます。18歳未満の閲覧を禁止します。当サイトに掲載されている画像、文章等の無断転用・無断掲載はお断りします。
ご使用のブラウザによってはご閲覧いただけないサイト内のコンテンツがある場合もございますのであらかじめご了承の上ご閲覧ください。

Copyright(C) 夕やけ大衆 All rights Reserved. 風営法届出番号 第8110800026号

当サイトにはアダルトコンテンツが含まれます。
18歳未満および高校生の閲覧を禁止致します。

ENTER
LEAVE