• twitter
  • RSSリーダーで購読する

icon
Popular Keywords
現在人気のキーワードタグ

icon

中高年の性告白

  • TOP
  • 桃色コラム
  • 長月タケオ選「中高年の性告白」第48回 熊本県在住M・Tさん(61歳)の告白【イジメてほしいとねだるハイミス教師】

長月タケオ選「中高年の性告白」第48回 熊本県在住M・Tさん(61歳)の告白【イジメてほしいとねだるハイミス教師】

icon
Catch Up
キャッチアップ

長月タケオ選「中高年の性告白」第48回 熊本県在住M・Tさん(61歳)の告白【イジメてほしいとねだるハイミス教師】

このコーナーは官能小説家の長月タケオ氏が一般の中高年読者から寄せられた「性の告白」をご紹介するものです。そこにはシニアである我々同世代が共鳴する「あの頃」の時代背景があり、実体験ならではの生々しい「性の現実」があります。懐かしくも妖艶な古き良き官能の世界をご賞味頂ければ幸いです。編集長

 

【イジメてほしいとねだるハイミス教師】

 

M・T 61歳 熊本県在住

 

あれは、わたしがまだ現役教師だった12月のこと。とある研修会に出かけたわたしのとなりに、年のころなら30代半ばの女教師が座った。長い黒髪をひとつにたばね、黒縁のメガネをかけ、薄い化粧に黒いスーツと、一見すれば色気のない女性だった。

 

わたしはとくに気にもとめず、講演を聴き、質疑応答に耳をかたむけていた。やがて休憩時間となり、わたしは紙コップのコーヒーを買い求め、喫煙スペースへ足を運んだ。

 

そこには件の女教師が先に座っていた。膝上10センチほどのスカートから伸びた形のいい脚を組み、細くて長いタバコから紫色の煙をくゆらせている。研修にあてがわれた会議室では気づかなかったが、細身の割には胸が大きく、スタイルは申し分ない。

 

わたしはかすかな緊張をおぼえつつ、彼女の近くに席を取った。

 

「あら?」

 

わたしの姿に気づいた彼女は、メガネ越しに見つめる。

 

「たしか、わたしのとなりの……」

 

「あ、はい……」

 

「あなたもタバコはお喫いに?」

 

「ええ、まあ……」

 

それから二人は、喫煙者にとって学校勤務はなかなか辛いとか、最近の親は教師に期待をかけすぎるとか、いろいろ話す。すると、彼女の考えとわたしの考えはほとんど同じであることがわかり、いつしか意気投合してしまう。

 

「うれしい。わたしって考え方がおかしい、とっぴ過ぎるってよく言われるんですよ」

 

「そうですか? ボクはそう思いませんよ。むしろ、まっとうな教師の考えだと」

 

「あの……」

 

そのとき彼女は、少しうつむき加減になっていった。

 

「今日、このあと、ご予定は?」

 

「いえ、別に」

 

「よかったらお食事でもしながら、もう少しお話できませんか?」

 

40年近く生きてきたが、女性の方から声をかけられるのは初めてだった。それに、よく見ると、彼女は顔立ちも端正で清楚な趣を漂わせている。

 

やがて、休憩時間は終わり、もとの会議室へ。しかし、おこなわれた研修会の内容は、何一つ記憶に残ることはなかった。

 

会場をあとにし、わたしたち二人は駅に近い居酒屋へ入った。

 

「気取った店よりも、わたしはこういうとこの方が好きなの」

 

席について生ビールを頼み、まずは乾杯。このときになって、彼女は自分の名を告げた。

 

「吉原といいます。K高校で生物を担当しています」

 

「あ、わたしは……」

 

わたしも自己紹介をする。

 

それからは次から次へと料理を頼み、二人は談笑しながら平らげる。見た目のしなやかさとは違い、彼女はよく飲み、よく食べる。わたしも釣られて何杯もビールをお代わりし、やがて心地よい酔いに沈みはじめる。

 

「ねえ、場所、変えない?」

 

2時間近くたったころ、彼女はいった。

 

「いいですね、次は落ち着いたところで飲みなおしましょうか」

 

「うん、それもいいけど……」

 

彼女は意味ありげな視線でわたしを見つめ、耳もとでそっととささやく。

 

「どうせならホテルに、どう?」

 

わたしは驚き、彼女の顔を見つめる。彼女は薄い笑みを浮かべ、妖しい目でわたしを見る。

 

「イヤ?」

 

「いえ、けど……」

 

「奥さんに遠慮してるの?」

 

「どうしてボクが、その、結婚してるって」

 

「指輪」

 

わたしは慌てて左手を見る。

 

「マジメなんだ」

 

「い、いや……、そんな……」

 

「マジメな男の人、好きよ。でも」

 

「でも?」

 

「たまには冒険も必要よ」

 

すえ膳食わぬは男の恥。そのうえ、わたしは酔っていた。教職にある妻帯者という身分も忘れ、彼女にさそわれるまま店を出たのであった。

 

彼女は独身だった。それがわたしを安心させ、大胆な行動に走らせたのかもしれない。

 

「シャワー、浴びてくる」

 

ホテルに入ると、彼女はそういい残して浴室に消えた。わたしは軽い頭痛とめまい、かなりの緊張感に襲われ、ベッドの上に寝転がった。

 

「大丈夫か?」

 

完全な浮気である。しかも相手は、今日知り合ったばかりの女。許されるべきことではない。けれど、拒否できる男もこの世には少ないはずだ。

 

「まあ、一晩限りだけだろうから」

 

そんなことを考えているうちに彼女が戻ってきた。わたしはその姿を見、いだいていた不安などもうどうでもいい、という気分を感じ取った。

 

バスタオルを胸もとに巻いただけの彼女は、生乾きの髪を垂らし、もちろんメガネははずしている。その姿は着衣のときとは違い、妖しく艶美で、見とれてしまうほど麗しい。

 

「どうしたの?」

 

彼女は、少女のように小首をかしげてたずねる。

 

「い、いや……」

 

「アナタもシャワー、浴びてくれば?」

 

はやる心をおさえ、わたしも浴室に入った。その時点で、股間の一物はむくむくと頭をもたげはじめている。

 

「いや、今日はついてる」

 

わたしは、ぬるい目の湯を浴びながら思った。

 

部屋に戻ると明りは落とされ、彼女は布団の中にもぐり込んでいた。わたしは、そっと彼女の横にすべり込む。

 

「ねえ」

 

「ん?」

 

「わたしって、はしたない女だと思う?」

 

「いや、そんなこと」

 

「いつもはこうじゃないのよ。でも」

 

「でも?」

 

「アナタを見て、なんだか……」

 

いまにも泣きそうな目でわたしを見て、彼女は訴える。その姿に愛しさをおぼえたわたしは、彼女を抱きしめ唇を重ねた。

 

布団の中で、彼女はすでに全裸であった。わたしは、こんもりと盛りあがった乳房を揉み、もう片方の手を股ぐらにしのばせる。

 

「あん……」

 

指を膣に入れると、彼女は甲高い声をあげた。

 

「や、なんだか、変……」

 

「やめようか」

 

「いやん、いじわる」

 

さんざん秘部をこねくりまわし、蜜をかき出し、乳首を吸う。興奮のたかまった彼女は、大きく身悶えし、わたしに抱きついてくる。

 

「ねえ、お願い、ねえ」

 

ねだる彼女。わたしはすでに大きく屹立した一物を手に添え、奥深くまで挿入を果たした。

 

「あ……!」

 

白い肌がうっすらと朱に染まる。華麗な表情が歓喜にゆがむ。

 

わたしは、思うがままに突き立てた。彼女の内部は温かく、締りがよく、蜜の量も多い。わたしは彼女が一番よく見える体位を取った。ひざの上に乗せてわたしが横たわると、彼女は馬乗りになって腰を振る。

 

「やんやん、いい、気持ちいいぃ!」

 

髪が乱れ、乳房が揺れ、全裸の体躯が舞いおどる。その淫靡な姿を堪能し、わたしは再び正常位に戻し、抜き差しを繰り返す。

 

「ねえ、お願い、ねえ」

 

「イクのか?」

 

「イ、イク、イキそう、お願い、一緒に」

 

わたしは一度彼女から抜き取り、急いで枕もとのコンドームをつける。そして、ふたたび内部に納めると、猛スピードで抽送を繰り返し、そのまま達したのであった。

 

それで終わりだと思っていた。わたしは、いい思いができた、との余韻を感じながらホテルを出る。そして次の日、いつもどおりに出勤した。

 

1限目の授業が終わって職員室に戻ったとき、電話がかかってきた。相手は彼女だった。

 

「どうして……」

 

「学校と名前がわかれば簡単でしょ」

 

「いや、そんなことじゃなくて……」

 

「忘れられないの。もう一度会って。会ってくれないと……」

 

「わかった、わかった」

 

困惑してみても、本心はまんざらでもない。少なくとも、彼女は美人でグラマーでスケベ。しかもわたしのことを気に入ってくれている。

 

その日の授業が終わると、わたしは彼女が指名した喫茶店に出向いた。

 

「ごめんなさい。昨日のことが忘れられなくて」

 

「いや、こっちこそ」

 

そのまま飯も食べずにホテルへ。学校への電話は都合が悪いので、携帯の番号とメールアドレスを教える。すると3日とあけずに、彼女はセックスをせがんでくる。

 

わたしたちは、奇妙な出会いで不倫関係におちいった。しかも、関係が深まりつつあるとき、彼女は変わった趣向のプレイを求めはじめたのだ。

 

彼女が望んだのはSMだった。しかも自分で縄やムチ、バイブを調達し、責めてくれと言い出す。

 

「お願い、わたしをムチャクチャにして。イジメて、お願い」

 

懇願されて拒絶することもできず、わたしは彼女を打ち、バイブをめり込ませ、縄で縛る。それはそれでなかなか面白いプレイなのだが、浣腸を持ち出したり、屋外での行為を求めたりしてくることもあった。

 

「このままでは危ない」

 

エスカレートしてくる要望に、わたしは危険をおぼえる。

 

わたしには家族がある。しかも教師という職業だ。同じ教職の身にある不倫相手と、尋常でない行為を楽しむ。発覚すれば、家族も職業も、いままで築きあげてきたすべてを失ってしまう。

 

だからと言って、わたしから別れを切り出せない。切り出して逆上されれば、とんでもない結末が待ち受けているかもしれない。

 

わたしは困惑した。困惑しながらも、彼女の求めに応じる。ただ、それが幸いした。

 

「アナタ、このごろおざなりになってない?」

 

「え?」

 

「縛り方も雑だし、ムチのたたき方も弱い」

 

「そ、そうかなぁ」

 

「むかしはもっと乱暴だった。飽きたの?」

 

「いや、そんなわけじゃ……」

 

「わたしは飽きちゃった。もっといい人、見つけようかな」

 

僥倖である。彼女の方から別れを切り出してくれた。

 

二人の関係は終わり、わたしは事なきを得た。その後、彼女が新しい相手を見つけたのかどうかは知らない。20年前の、甘美でありつつ、破滅目前でもあった思い出だ。

 

 


【選者紹介】

 

長月タケオ(ながつきたけお)

 

1962年生大阪府出身在住。1988年官能小説誌への投稿でデビュー。

 

1995年第1回ロリータ小説大賞(綜合図書主催)佳作受賞。

 

おもな著作『ひとみ煌めきの快感~美少女夢奇譚』(蒼竜社)

 

『病みたる性本能』(グリーンドア文庫)

 

『禁断の熟女』(ベストロマン文庫・共著)

 

『19歳に戻れない』(扶桑社・電子版)

 

『誘惑する女 熟女たちの悦楽』(九月堂・電子版)

 

ほか

 

長月タケオ『誘惑する女 熟女たちの悦楽』

 

電子書籍のお求めはコチラ

http://amzn.asia/fVLfrF8


【中高年の性告白バックナンバー】

◀【古希になって初めて体験したSM】
◀【酒乱女の異常戯に耐えた同棲生活】
◀【アメとムチで成績を上げてくれた家庭教師】
◀【美女を目当ての大誤算】
◀【ソープ嬢のテクニックでインポが改善】

◀【街から逃げてきた女と人生の転落】
◀【古女房が愛おしくなった香水の力】
◀【性奴隷になった令夫人】
◀【二人でやってきたご夫人と3人戯】
◀【未亡人の貪乱な舌使い】
◀【バイブを隠し持っていた女房】
◀【愛液こそ回春の妙薬】
◀【勃起薬を飲む時間を間違えてチャンスを逃す】
◀【生徒の母に誘惑された新米教師】
◀【本気で娼婦を愛してしまい散財したわたし】
◀【かつて憧れた美人妻によく似た娼婦を抱く】
◀【記憶にない絶頂で従順になった高慢OL】
【女の貪欲さを見せた年増ホステス】
【武道館で出会った清楚で淫乱な少女】
【レズ女二人のおもちゃにされた出張の夜】
【泥酔した娘を悪戯したわたしの後悔】
【5年ぶりに再会した元妻との懐古SEX】
【母親のほうが魅力的だった若気の至り】
【古希過ぎのわたしをよみがえらせてくれた淫乱娘】
【電動バイブを持ち込んだ夜から夫婦円満】
【間違いを犯さぬための風俗通い】
【フーテン時代のわたしに妻を抱かせた紳士】
【ピンサロで豪遊4Pの結果、無一文に!】
【兄が助っ人をしてくれて無事に挿入】
【女体の味を教えてくれた10歳年上の叔母】
◀【旅先で出会った一夜限りの古風な五十路女】
【夜の世話までしてくれる元ホステスの居候】

【黄金水を飲んで興奮してしまう倒錯の性衝動】
【淫乱OLと穴兄弟になった同期社員5人】
【マセた幼馴染の少女に誘われて】
【わたしをセックスの虜にした年増看護婦】
【夫に頼まれて人妻を抱いた旅の宿】
◀【ウソでだまして美女をモノにしたわたしの後悔】
【となりに越してきた若夫婦の痴態をのぞき見して回春】
【パソコンを習い始めたわたしが先生に抱いた妄想】
【ムチでぶたれ、ロウを垂らされて歓ぶいかず後家】
【同級生の女の子に口で気持ちよくしてもらった15の夏】
【尻穴を舐ってくれる風俗嬢にぞっこん】
【息子の嫁を襲ってしまったバブル時代の悪夢】
◀【板前のわたしが酔った女将から受けた誘惑】
【1万円で中出しをせがんだ早イキの援助交際熟女】
◀【大学生のわたしが家出少女と過ごした甘美な10日間】
◀【洗濯屋のわたしと、いきなり迫ってきた若奥さまとの密かな悦楽】
◀【還暦を過ぎて悟ったオッパイの魅力】
◀「EDになったわたしに真実のよろこびを教えてくれた愛人」

  • 長月タケオ選「中高年の性告白」第48回 熊本県在住M・Tさん(61歳)の告白【イジメてほしいとねだるハイミス教師】

icon
Linkage
関連記事

icon
FANZA新着動画
特選素人娘マル秘動画

FANZA新着動画一覧 >>
icon

このサイトにはアダルトコンテンツが含まれます。18歳未満の閲覧を禁止します。当サイトに掲載されている画像、文章等の無断転用・無断掲載はお断りします。
ご使用のブラウザによってはご閲覧いただけないサイト内のコンテンツがある場合もございますのであらかじめご了承の上ご閲覧ください。

Copyright(C) 夕やけ大衆 All rights Reserved. 風営法届出番号 第8110800026号

当サイトにはアダルトコンテンツが含まれます。
18歳未満および高校生の閲覧を禁止致します。

ENTER
LEAVE