お次は、豊満な女体に注目した【巨乳＆巨尻】編。『冷たい熱帯魚』（10年）で気弱な熱帯魚店店主（吹越満）の妻にふんした神楽坂恵（42）の、脱ぎっぷりのよさと濡れ場の生々しさは圧巻だった。

「知り合ったばかりの大型熱帯魚店店主（でんでん）にソファで、いきなりB105センチ・Iカップ爆乳をわしづかみされた彼女は、必死に抵抗するものの、男にベロチューされて乳を揉まれ続けているうちに脱力。犯された男の愛人になってしまうんです」（夕刊紙記者）

　実は極悪人の連続殺人犯だったでんでんに操られ、彼女と夫は地獄を見ることになるのだが……。

「夫の吹越との濡れ場やシャワーシーンでも、神楽坂は投げ出すようにナマ乳を披露。乳輪と乳首が大きめのぶっといおっぱいに圧倒されました」（下関氏）

　武田久美子（55）が全裸での騎乗位を見せたのは、『内閣特務捜査官ORDER』（1997年）。

　彼女は、西岡德馬が演じる特務捜査官の部下の女性捜査官役。ちなみに、この2人はデキている。

「負傷してベッドに寝ている西岡を看護していた武田は、いつの間にか黒のブラとパンティ姿に。背後からツンと上を向いた巨乳を揉まれ、次の瞬間、男に馬乗りになり、腰をグラインドさせます」（映画ライター）

　長い髪を振り乱し、

「ハァァッ、アア～ン」

　と甘い声を上げる武田は、事後のシャワーシーンまで見せる大サービスだ。

　原田美枝子（64）が推定Gカップの巨乳もあらわに全裸の濡れ場を演じたのは、『火宅の人』（86年）。

　緒形拳が演じる無頼派作家の愛人である新劇女優にふんした彼女の豊満な肉体と艶技力は、さすがだった。

「全裸でベッドに寝そべった原田が緒形に足を舐められて感じまくり、“ああン、もう、こっちへ来てください”と甘えて、巨乳を吸わせるシーンは興奮しました。　風呂で緒形が彼女の背中と乳を洗ってやる場面の、原田の持ち重りしそうな巨乳も最高でした」（三橋氏）

　巨乳、巨尻、美脚の三拍子がそろったグラマラス女優、かたせ梨乃（66）の濡れ場の集大成と言えそうなのが、『身も心も』（97年）。

　かたせ演じる人妻と、柄本明ふんする妻と別居中の脚本家が、中年カップルならではの、ねちっこいセックスを見せてくれる。

「ベッドに座ってパンティ1枚で大股開きした、かたせの股間に取りついた柄本が執拗にクンニしたり、2人が布団をかぶったままシックスナインしたり、舌を使った愛撫が目立ったのも、中年カップルらしかったですね」（下関氏）

　目まぐるしく体位を変えて、まぐわうと、バックでフィニッシュする。

「お疲れ気味の柄本がエッチになると、がぜん元気になるのも中年男のあるある。最後のバックは2人の立てるスパパン、スパパンという音が聞こえてきそうな迫力でした（笑）」（前同）

　高瀬春奈（69）が巨尻をさらして青姦バックを披露したのは、『お葬式』（84年）。

　山﨑努ふんする主人公の俳優が、妻の父親の死去に伴い、義父の葬式を出すことになるのだが、初めてのことで勝手が分からず、右往左往するばかり。

　そこに突然、高瀬ふんする彼の愛人が現れて、ムラムラした2人が林の中でイタす場面は、この映画のハイライトシーンでもある。

「喪服の上は着たままパンティだけ下ろした高瀬が木につかまって巨尻を突き出すと、山﨑がバックで挿入。　小刻みに腰を使う男に呼応し、尻を浮かせる彼女の動きがイヤラしかった。野外立ちバックの見本のような濡れ場でした」（三橋氏）

　最後は、男と女が肉弾相打つ【過激セックス】編。

　沢尻エリカ（37）は、『ヘルタースケルター』（12年）で完脱ぎ。全身整形を施して時代の寵児になったファッションモデル・りりこの栄光と転落を見事に演じた。

「恋人（窪塚洋介）と楽屋で立ちバック。男のガン突きに合わせてリズミカルに尻を動かす高度なテクは、エリカ様の面目躍如。　マネージャーの恋人の綾野剛を寝取ったり、映画プロデューサーの哀川翔と枕営業したり、ヤリまくる姿もカッコよかった」（前同）

『愛の渦』（2014年）は、門脇麦（31）が乱交パーティに初参加する女子大生を演じた異色作。

　とあるマンションの一室で開催された乱交パーティに参加した、男女8人の赤裸々な姿が描かれる。

「銀ぶちメガネで見るからに、あか抜けない容姿の門脇が最初の相手（池松壮亮）と、正座であいさつしてからエッチを始めるんですが、おっぱいを揉まれるうちにスイッチが入ってしまう。　最後は男にまたがり、絶叫しながらアクメを迎える彼女の姿がエグかった」（映画ライター）