『ひまわり』（1996年前期）で、ヒロインの司法修習生を演じた松嶋菜々子（48）は、朝ドラの好演が認められて大女優への道を突き進んだ。

「旭化成の水着キャンギャルだった彼女は、ハイレグの水着グラビアやセクシー系CMの仕事が多かった」（夕刊紙記者）

　中でも『とんねるずのみなさんのおかげです』（フジテレビ系）のエロいコントは、彼女の黒歴史だ。

「毎回、松嶋が四つんばいになって、“私はあなたたちのメスブタよ！”“下からも突き上げて！”などの猥褻セリフを絶叫。卑猥すぎて、経歴からも削除されているほどです」（夕刊紙記者）

　カネボウの水着キャンギャルだった鈴木京香（53）は、戦後に大ヒットしたラジオドラマをリメイクした『君の名は』（91年）に主演。古風なヒロインを演じたことが、女優として飛躍するきっかけになった。

「当時の彼女は演技もつたなく、女優として大成するようには見えなかった。ただし、美貌と豊満ボディは超一級品でした」（下関氏）

　そんな彼女は、ドラマ『セカンドバージン』（2010年・NHK）で濡れ場を演じた長谷川博己と恋仲になり、今も事実婚状態を続けている。

　1984年の『ミスマガジン』だった斉藤由貴（55）は、『はね駒』（86年前期）に主演。大正時代に女性新聞記者の草分けといわれた人物をモデルにしたヒロインを、明るく演じきった。

「『はね駒』は福島の方言で、おてんば娘のことだそうですが、バリバリ清純派だった斉藤の後年の不倫体質ぶりを見ると、あのタイトルは言い得て妙だったと言えそうです」（織田氏）

　93年の『同窓会』（日本テレビ系）で、工事現場で青姦するシーンに彼女の魔性の片鱗が、うかがえる。若い男（山口達也）にナンパされ、その場で服を着たまま、対面立位でガン突きされるのだから、すごい。

　84年の『第1回東宝シンデレラ』でグランプリに輝いた沢口靖子（56）は、『澪つくし』（85年前期）に主演。大正時代に千葉県銚子市のしょうゆ屋に生まれたヒロインを好演した。

「デビュー時の沢口の美少女ぶりは、無双でしたね。均整の取れた肢体にセーラー服がよく似合っていた。

『科捜研の女』（テレビ朝日系）のクールなリケジョぶりを見ると、彼女は今も、あまり変わっていないような気もします」（下関氏）

　大阪の高校時代、沢口の美貌が評判となり、彼女を見に来る他校の男子生徒が群れをなしていたという。

「彼女がいまだにノースキャンダルなのは、芸能界の七不思議ですよ」（前同）

　男を勃たせる朝ドラ女優の“朝勃ち女性器”も、十人十色のようである。