コロナ禍にあって、ラジオ業界は大盛況だという。

「在宅勤務やテレワークのおともに“ながら聴き”ができるラジオの需要が高まっているんです。スマホで聴けるアプリ『ｒａｄｉｋｏ（ラジコ）』の存在も大きいですね」（ラジオ関係者）

　中でも注目は、聞くと「イケる」と評判の“癒やしボイス”を誇る美女の番組。

　その筆頭が、壇蜜（40）がパーソナリティを務める『壇蜜の耳蜜』（文化放送／月曜20時〜20時30分）だ。

　芸能ジャーナリストの佐々木博之氏は、彼女の声を、こう評す。

「甘いけどハスキーで、少し舌足らずな、あの独特の声が魅力です。“あなたのお耳の愛人”というあいさつから番組が始まるんですが、それだけでゾクゾクッときますよね」

　当初は、大ベテランの太田英明アナとのコンビで、壇蜜のＭっぽさが引き出されていたが、昨年の５月から一回り年下の山田弥希寿アナがアシスタントになると、キャラが一変。

「Ｓっ気満点のエッチなお姉さんのような雰囲気になりました。“克服”がテーマだった８月１６日の放送では、“シイタケとナスが苦手”という山田アナに、“何か、イヤラしいことされたの？　シイタケとナスビに、ほ〜ら痛くないわよって”とエッチな言葉遊びで、リスナーをドギマギさせてくれました」（芸人のユリオカ超特Ｑ氏）

　そんなセリフを耳元で囁かれたら、思わず昇天してしまいそう・・・・・・。

　一方、セクシー写真集の大ヒットで“美乳のカリスマ”となった田中みな実（34）の『田中みな実 あったかタイム』（ＴＢＳラジオ／土曜18時30分〜19時）も、必聴番組だ。

「テレビよりも吐息を多めにして、耳元で囁くような声を意識しているような気がします。これが、聴いていて心地いいんです。オススメは女性ゲストが出演する回。本音を、まったく隠さないんですよ」（前同）

　実際、今年２月には、ドラマ『Ｍ 愛すべき人がいて』（テレビ朝日系）で共演した、安斉かれん（22）をゲストに、こんな恋バナを展開していた。

「デートの話になり、“お互いの家を行き来するようになると、発展しやすいじゃん。気づいたら、そういう感じになってるから。でも、これって、つきあってるの？　って（聞くのは）ヤボじゃん”と、赤裸々に語っていました」（芸能記者）

　下ネタなら負けていないのが、７月に発売した写真集『Experience』が好評のＡＫＢ４８の柏木由紀（30）。

　彼女がパーソナリティを務める『柏木由紀のＹＵＫＩＲＩＮ ＴＩＭＥ』（ＴＯＫＹＯ ＦＭ／木曜深夜27時〜27時30分）では、こんな爆弾発言が！

「８月１９日の放送時のこと。写真集の話題の中で、“お母さんは、満足してくれて。おち・・・・・・じゃない、違う違う、父。お父って（笑）”と言い、爆笑していたんです。あれは、“お乳”ではなく、“おち〇ちん”と言おうとしたに違いありません」（夕刊紙記者）

　そんな柏木のサービス精神は、ケンドーコバヤシ、アンガールズと出演する水曜の『アッパレやってまーす！』（ＭＢＳラジオ／月曜〜木曜22時〜23時30分、土曜深夜24時〜25時30分）でも炸裂している。

「芸人たちのムチャぶりにノリよく応え、彼女の口からは“肛門”や“早漏”、さらには“キンタマ”なんて言葉が、ぽんぽん飛び出します」（前出の芸能記者）

　女優・吉岡里帆（28）の『UR LIFESTYLE COLLEGE』（J-WAVE／日曜18時〜18時54 分）は、美声が聴けると評判だ。

「ゲストを迎えてのトーク番組。彼女は、聞き上手で包容力があるんです。ナイツの塙宣之が、お漏らしした話や、“うんこち〇ちん”と下ネタを言っても、優しく相づちを打って、対応していました」（ラジオ関係者）

　前出の佐々木氏も、吉岡の美声がお気に入り。

「あまりエロスを感じさせませんが、それが逆に“夜は、どういう声を出すのか”なんて想像を膨らませてくれますよね」

　フリーアナの宇垣美里（30）は、ライムスター宇多丸がパーソナリティを務める『アフター６ジャンクション』（ＴＢＳラジオ／月〜金曜18時〜21時）の火曜パートナーで、いい味を出している。

「漫画オタクの宇垣は、アニメの話題になるとスイッチが入り、興奮して早口に。トーンが一気に上がり、“あらぁ〜”と、色っぽい声を聞かせてくれることもあるんです」（芸能記者）

　さて、今夜は、どの美女の声に癒やされようか。