今、芸能界で“五輪離婚ラッシュ”とでも言うべき現象が起きている。

「マスコミが五輪報道一色になる間隙を突いて離婚すれば、さほど騒がれずにすむ——という計算は当然あるでしょうね。　バツイチ芸能美女は、夫や家庭の束縛から解き放たれているので恋愛もフリー。他人から“不倫”と後ろ指をさされることもない。セックスも常に“臨戦態勢”と見て間違いないでしょう」

　こう指摘するのは、ＴＶ美女研究家の八木晶王氏だ。

　東京五輪の開会式を１週間後に控えた７月１６日、とんねるずの石橋貴明と離婚したことを発表したのは鈴木保奈美（55）。ともにバツイチだった２人は、１９９８年に再婚。３人の娘をもうけたが、数年前から夫婦の危機が囁かれていた。

「鈴木は昨年秋に億ションを購入し、１１月に個人事務所を設立。着々と離婚の布石を打っていたわけです。　子育てが一段落したことや、亭主関白の石橋の相手をするのに疲れたことが、離婚の決め手になったようです」（女性誌記者）

　夫とは別の人生を歩むことになった彼女。独身時代は奔放な恋愛遍歴で知られていただけに、バツイチになった今、男に猛アタックする可能性もありそうだ。

　石橋と再婚する１年前の９７年まで、Ｆ１ジャーナリスト・川井一仁氏の妻だった鈴木だが、「出世作『東京ラブストーリー』（フジテレビ系＝91年）のプロデューサーとの不倫関係は関係者の間では有名でした。彼女は妻のいるプロデューサーを略奪するつもりだったようです。鈴木が“体が目当てだったんでしょ”と詰め寄ったこともあったとか・・・・・・。　次に交際した江口洋介は彼へのあてつけだったという見方もあるくらいで、かなり恋愛にのめり込むタイプ。もちろん再婚当時は、石橋にベタボレしてましたけどね」（ベテラン芸能記者）

　前出の八木氏が言う。

「ユーチューバーとして活躍している石橋ですが、テレビの仕事がなくなり、家でゴロゴロしている時間も増えたはず。女優人気が再燃中の鈴木にとって、そんな亭主がウザくなったのかもしれません。芸能界版“濡れ落ち葉離婚”といったところでしょうか。　恋多き女だった彼女のこと。『東京ラブストーリー』のヒロイン・赤名リカのように、新しい男に“セックスしよ！”と迫っているかもしれませんよ（笑）」

　一方、東京五輪開会式翌日の７月２４日に、市村正親との離婚を発表したのは篠原涼子（48）だ。舞台での共演をきっかけに２００５年に結婚（市村は再婚）。２４歳も年上の市村との間に２人の子をもうけた彼女だが、昨夏、主演ドラマ『ハケンの品格』（日本テレビ系）の収録時に、コロナ禍を理由に夫と別居。そのまま離婚に突き進んだ。

「１４年に市村が胃がんになったときは、かいがいしく世話をしていた篠原ですが、近年はママ友や若い男を交えて夜な夜な、飲み歩くことが多くなった。５月まで放送されたＮＨＫ朝ドラ『おちょやん』の撮影終了時には“おちょやんの仲間を旦那より愛しています”なんて言ったという噂も。心の距離はすでに離れていたんでしょう」（夕刊紙記者）

　１３歳の長男と９歳の次男の親権は、市村が持つことになったが、「市村は１０月の舞台公演で、長男をデビューさせるようです」（芸能記者）

　女盛りを迎えた妻と枯れる一方の夫。“年の差婚”のあるあるが露呈してしまったとも言えそうだが・・・・・・。

「群馬のヤンキーだった篠原は早熟で、性にも開放的。今は女盛りの肉体を持て余しているんでしょう」

　と芸能ライターの織田 祐二氏。さらに続ける。「トリンプ『天使のブラ』ＣＭで見せた極上の胸の谷間といい、ニベア花王『ニベア　美容オイルクレンズ』ＣＭで見せるセクシーなドヤ顔のアップといい、今の彼女は完全に“女モード”。“お母ちゃんモード”でないことは確かです」

　そんな篠原は、ネットフリックス配信のドラマ『金魚妻』で、ヒロインの不倫妻を演じることが決まっている。

「離婚後の第１作ということもあり、濃厚な濡れ場を見せてくれそうです」（テレビ誌記者）

　覚悟を決めた、彼女の濡れ場に期待しよう。