「東京五輪を境に、女子アナの“力関係”が激変したのは間違いありません」

　こう語るのは女子アナウォッチャーの丸山大次郎氏。

　その筆頭が、“五輪報道の華”といわれる開会式の中継を担当したＮＨＫの和久田麻由子アナ（32）だ。

「開会式中継は“局のナンバーワンアナ”が務めるのが慣例。先輩で、２０１８年平昌冬季五輪の開会式を担当した実績もある桑子真帆アナ（34）を押しのけての大抜擢です」（夕刊紙記者）

　東大卒かつ、お嬢様然としたルックスで、才色兼備の誉れ高い和久田アナ。開会式では、白スーツに巻きスカートで登場した。

「ふだんニュースを読むときの澄ました顔と違って、ニコニコしていてね。イタズラっぽい感じでほほ笑むところが妙にエロかった」

　と絶賛するのはエッセイストの下関マグロ氏だ。

　一方の桑子アナは、閉会式の担当となった。

「今年１月に起きたスキャンダルの影響が大きい。桑子アナと９年間、セフレ関係だった３０代男性が写真誌『フラッシュ』で大暴露。大学時代は不特定多数の男性と関係を持つどころか、“他人の彼氏を寝取るのが好き”といった発言をしていたと話したんです。保守的なＮＨＫは、“局の顔”失格と判断したようですね」（芸能記者）

　よほど悔しかったのか、桑子アナは開会式直前に女の意地を見せたという。

「開会式前日放送の五輪直前スペシャル番組でＭＣを担当した桑子アナは、ノースリーブで出演。推定Ｇカップ巨乳を猛アピールし、清楚系の和久田アナでは出せない色気を見せつけたんです」（前出の丸山氏）

　そうした下剋上バトルをよそに、ＮＨＫのスポーツ担当として抜群の安定感と爆乳を誇っているのが、パラリンピック開会式担当の杉浦友紀アナ（38）だ。

「１６年のリオ五輪では、金メダルを獲得した直後の競泳・萩野公介選手にインタビュー。“水を飲まないと答えられない”という萩野選手に対し、杉浦アナは自分の飲みかけのペットボトルを渡して飲ませた“間接キス”の前科があります」（スポーツ紙記者）

　一方、選手との交流では、日本テレビの五輪キャスターを務めた有働由美子（52）も負けてはいない。

「五輪の事前番組で、有働アナは柔道の井上康生監督にインタビューしたんですが、“当時（井上の選手時代）、私たちがつきあっている説があったの知ってますか？”と、ブッこんだんです（笑）」（芸能ライター）

　一方、フジテレビでも、勢力図に変化が見られた。

「当初は、加藤綾子（36）が五輪キャスターを務めるという話でした。それを花道に、視聴率低迷中の『LiveNews イット！』ＭＣを９月で降板。後番組にフジの若手女子アナを据える方針でした。その焦りもあって、６月に玉の輿婚をして保険をかけていたんでしょう」（番組制作関係者）

　だが、６月に発覚したフジ女子アナの“ステマ騒動”で事態は一変。

「局の人気アナ８人が不祥事で謝罪する事態に。この中にポストカトパン候補がいたため、いったん、“カトパン切り”は頓挫。ただ、それを聞きつけた加藤が自ら降板を申し入れたという話もあります」（前同）

　ＭＣ延命で花道もなし。そこで、お鉢が回ってきたのが、フジのスポーツ番組『Ｓ −ＰＡＲＫ』でＭＣを務める宮司愛海アナ（30）だ。

「現場での評判は上々。宮司は常にノートを持ち歩き、スポーツに関する知識を細かい字で、びっしりと書き込んでいるほどの努力家です」（民放局ディレクター）

　また、スタイルも抜群だ。

「推定Ｂ〜Ｃカップで巨乳ではないけど、ハリのある美しいバストライン。Ｔシャツ姿のときなどは、お椀型の美乳であることがよく分かりますね」（下関氏）

　一方、やらかしてしまったのは、同じくフジの『めざましテレビ』レギュラーの井上清華アナ（26）。同番組でスケートボード女子ストリートの取材をした際、「西矢椛選手が金メダルを取った直後、銅メダル獲得の中山楓奈選手と“（あらいぐま）ラスカルの話をしていた”と語ったんです。井上アナはなぜか、そこに執着し、ラスカルネタばかり。三宅正治アナから“競技の話をするのが当然”と釘を刺される始末でした。　過去、アスリートにとんちんかんな質問をした宮澤智アナ（31）はスポーツ担当から、ＢＳフジに配置換えされています。井上アナにはステマ騒動のこともあり、いずれ“左遷”との噂も・・・・・・」（芸能記者）

　危機を察してか、最近はお色気攻勢が目立つ彼女。

「『めざまし〜』のエクササイズ紹介コーナーでは、胸をこれでもかと張ってストレッチし、ツンと突き出た美乳を猛アピール。その“隠れ巨乳”で巻き返しなるか」（グラビア誌記者）