夕やけ大衆の読者の皆さん、スケベ漫画家・成田アキラでございます。

　ワシがよく受ける質問に「成田先生はいつもどうやってプレイのパートナーを見つけるんですか？」というものがある。

　今回はそんなスケベのパートナーを見つけるコツについて話そうと思う。

　実は、世の中の女性は読者の皆さんが思っている以上にスケベなことに興味があって、自分の好きなプレイをしてくれる男性を求めているのだ。とは言ってもそんな女性たちだって「私はいまスケベがしたいです！」なんて看板をもって歩いているわけはない。普段はそんなことを考えているとはおくびにも出さず日常を生きている。

　だからこそ、我々はうまくスケベに興味のある女性を発見しなければならない。そのために大切なのは、〝常にスケベアンテナを張り巡らせておく〟ことだ。

　スケベアンテナとは、エッチをしたい女性をレーダーの如く見逃さない能力のことで、ワシは常に何時でもこれをビンビンにしているんだ。

　例えば、ワシは車に乗って仕事場まで通勤しているんだけど、信号で車の前を通り過ぎる女性が、服装や歩き方、仕草が妙にエッチな雰囲気をしていることがある。そういう女性を「いい女だなぁ」とじっと見ていると、向こうが何かを感じてにっこりと笑ってくれることがあるんだ。こういう女性は間違いなくスケベなことに興味のあるケースが多い。

　大体、そんな女性は、向こうもスケベアンテナを張り巡らせて、男性の視線にも敏感になっている。だから、向こうもこっちの視線に気がついて反応を返してくるというわけだ。

　ただ勘違いしないで欲しいのは、このスケベアンテナは〝性的な視線で見る〟ということじゃない。女性の小さな仕草や表情、雰囲気を見逃さない、ということなんだ。

　会社の女の子の髪型に変化があった。奥さんの服装が見慣れない服を着ていた。行きつけの飲み屋のママの香りがいつもと違うーーそんな小さな気づきを大切に積み重ねていくことが大切だ。そういう注意力がスケベアンテナであり、女性がエッチな気分になっている瞬間にピピッと反応することができるはず。

　逆にスケベアンテナを鈍らせる行為もある。それは四六時中スマホやパソコンを眺めていること。そんなことをしていると生身の女性に対する対応力は鈍るばかり。スマホやパソコンでも簡単にアクセスできる過激なエロ動画を見過ぎるのも良くない。

　辛いものを食べすぎると、舌がバカになって細やかな味が分からなくなるのと同じで、女性の小さなスケベサインに気づかないばかりか、あなた自身のエロに対する感度も鈍らせてしまう。生身の女性とスケベがしたいなら、生身の女性に普段から目を向けるべきなのだ。

　同様に、一見どんなに魅力的に見える女性でも、スマホばかり眺めているような女性は、スケベに対する感度は相当に鈍いので、アプローチしても難しいだろう。

　とにかく、スケベのパートナーを見つけたいなら、スケベアンテナを張り巡らせつつ「スマホを捨てよ。街に出よう」というわけなのだ。

成田アキラ先生プロフィール

1945年生まれ。もともとは子供向けの科学漫画を描いていたが。テレクラにハマり180度の方向転換。テレクラで出会った女性との体験漫画を描き始め大ブレイクする。その後も「女と車と温泉」にのめり込み、ついには女性をイカせるテクニック「V筋攻め」まで考案。現在もブログ、ツイッターと幅広く活躍している。スケベで世界を平和にすることを目的とした「日本艶主党」の代表でもある。

成田先生ブログ

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成田先生Twitter

@naritaakira3150