【山之上彼方プロフィール】

陰謀説・オカルトライター。木曜スペシャルやUFO、1999年終末予言などに心震わせ青春を過ごしたオカルト世代。あの世とこの世は本当に地続きかもしれないと思っている。ましてや宇宙人がいないわけがないと断言する情熱家でもある。

「おみくじは浅草寺が当たるらしい」

２０２２年になりましたが、まだまだオミクロン株で感染拡大が油断できない状況です。とはいえ、去年のようにビクビクするだけはもうウンザリですね。少しでも明るいことを想像し、普通の生活に戻していきたいものです。

ところでみなさん、年末年始はどう過ごされましたか。私は、今年はおみくじを何度もひきました。こんな職業についていると、「この吉や凶の文章は誰が考えたのだろう」ということが気になります。神社によっては、ウケ狙いが過ぎ、あまりにも軽い文章になっていて逆に心配になってしまうところもあります。そして

「まあ、しょせん人間が作った印刷物だしなあ」

と実感し、遠い目になります……。

しかしネットなどを見てみると、浅草寺のおみくじはちょっと違うようで、とても当たると評判です。しかも凶を引く確率が高いのだとか。

それもそのはず、浅草寺では「おみくじの割合」を公表していますが、その内訳がこちら。☆大吉：17本 ☆吉：35本 ☆半吉：5本 ☆小吉：4本 ☆末小吉：3本 ☆末吉：6本 ☆凶：30本

なんと全体の３割が凶……！　みなさんが浅草寺でおみくじを引くときは、ぜひ３本しかない「末小吉」を狙ってほしいと思います。

おみくじの発祥の地とされる滋賀県の比叡山延暦寺の「元三大師みくじ」は、なんと予約が必要。１回千円、占ってもらうのに数十分！ 「安くて簡単に結果が出る」というおみくじの最たる特徴を完全無視した仕様です。さすが発祥の地。

しかも、すぐには引けません。その前に相談したい迷いや悩み事を詳しく紙に書き、その内容をもとに、おみくじの修行を重ねた僧侶と面談するそうです。おおおおみくじに面談ッ？！

そこでおみくじを引いたほうがいいのか、お寺側が判断するとのこと。悩みの内容があいまいな場合、おみくじを引けないこともあるそうです。ハードル高い！

引くと決まれば、自分ではなく僧侶がお経を唱えつつおみくじを引き、別室でその内容を解説してくれるとのこと。

　ここまで手順があると、逆に興味が湧きますね。一度予約を入れてみようと思います。

とにもかくにも、これを読んでいる方の２０２２年が大吉となりますように。ちなみに、ドクターコパ「2022年の最強風水」を見たところ、今年のラッキーフードはお米、豚肉、豆類、ラッキーナンバーは３と７、そしてラッキーカラーは山吹色、ワインレッド、クリーム色、ゴールドだそうです。信じるだけならタダ。テンション上げていきましょう！