【山之上彼方プロフィール】

陰謀説・オカルトライター。木曜スペシャルやUFO、1999年終末予言などに心震わせ青春を過ごしたオカルト世代。あの世とこの世は本当に地続きかもしれないと思っている。ましてや宇宙人がいないわけがないと断言する情熱家でもある。

【総理大臣の都市伝説】

さて、自民党総裁選が始まります。なにをどうしたらいいのか説明をされないまま、ひたすら我慢を強いられてきた２年間。「政治なんてよくわかんない」とのんきなことを言ってたらとんでもないことになる、ということを私たちは学びました。私たちに直接決定権があるわけではないですが、注目しましょう。

アメリカの政治は、そもそもイルミナティが仕切っているというウワサがあります。しかも大統領候補自身が、公約に宇宙人についての情報をチラつかせてくることも。2016年、大統領選に出馬したヒラリー・クリントンは「たぶん宇宙人が世界を何度も訪れている可能性がある」とし、落選したものの、宇宙人の情報を開示することを公約に入れていました。トランプ大統領に至っては「本人が宇宙人」という説まで囁かれたほど。

日本の歴代総理大臣で、陰謀説や宇宙人説がある人はいたのだろうか……。

いました、いました。一番記憶に新しいのが、2009年、第93代内閣総理大臣に就任した鳩山由紀夫氏でしょう。その宇宙人グレイにそっくりのルックスと奇行で、当時あだ名はヒネリもなく「宇宙人」そのままでした。

彼もなかなかでしたが、彼の奥様、幸（みゆき）夫人のほうがガチでした。なんとＵＦＯに乗ったことがあるというのです！

「眠っている間に、魂が三角形のＵＦＯ（未確認飛行物体）に乗り、金星に行ってきた」

これは、まあセーフです。しかし次のような発言も。

「前世、トム・クルーズは日本人」

何を根拠に……。トム、巻き込まれ事故です。

ファーストレディーらしからぬ自由な発言をしたわりには、「過去のどの日本の首相夫人とも違うタイプ」（米ＣＮＮテレビ）と、やんわりした表現で報じられたのは、本当にラッキーでした。

終わりに、もう一つ総理大臣の都市伝説を。東京オリンピックの前から「日本でオリンピックが開催される年は総理大臣が辞める」という説が囁かれていました。

確かに1964年東京オリンピックでは池田勇人氏が辞任、1972年札幌オリンピックでは佐藤栄作氏が辞任、、1998年長野は橋本龍太郎氏が辞任……。

そして、オリンピック開催予定だった昨年、本当に安倍晋三氏が辞任。半ば強引に開催された今年、菅総理が辞任の意を表しました。あ、当たってる……！　

確かに「オリンピックの魔物」はいるのかもしれませんね。