芸能界には、バリバリのヤンキーだったり、ギャルだったりしたスター美女が少なくない。そんな「喧嘩上等！」「Ｓ〇Ｘ上等！」なヤンチャ姫たちの過去と現在を、クローズアップ！

　地元の秋田で泣く子も黙るヤンキーにしてギャルだったのは、佐々木希（33）だ。

　ＪＲ秋田駅前のファッションビルでショップの店員をしていた彼女が、青年漫画誌にスカウトされたのをきっかけに芸能界入りしたのは２００６年、１８歳のときだった。　

「地元では美少女である以上に、ヤンキーとして有名だったそうです。中学時代、担任に呼び出された彼女が教師の股間を蹴った話や、祭りの夜に女同士でタイマン勝負をして、負けた女の髪を切る“髪切りデスマッチ”で連戦連勝していたという武勇伝は、今も語り継がれています」（芸能記者）

　ケバいギャルメイクをした佐々木がタバコを片手に女友達と撮ったプリクラや、金髪にカラコンの彼女が恋人とおぼしき茶髪の男と撮ったプリクラも存在する。

　そんな彼女が生涯の伴侶に選んだ男が、お笑いコンビ『アンジャッシュ』の渡部建だった。２人は２年の交際を経て１７年に結婚。翌１８年には長男も生まれた。

　だが、好事魔多しとはことのことか。昨年６月、渡部と愛人の“多目的トイレ不倫”が発覚。渡部は大ブーイングを浴びることに。

　あまりにゲスな夫の不祥事に離婚やむなしと見る向きもあったが、当の佐々木は現状維持”を選択。夫の不始末を詫びて回る気丈な姿に心を動かされた関係者も少なくなかったという。　

「その一方で、佐々木は渡部の不倫相手の女に直接電話し、問い詰めたといいますからね。その気の強さは、さすが元ヤン。おそらく渡部にも金的蹴りの１発や２発は、お見舞いしているはずですよ（笑）」

　と言うのはＴＶ美女研究家の八木晶王氏だ。　

「それでも別れないのは、惚れた男には一途なヤンキー魂ゆえでしょう。一度の失敗で男をポイ捨てするのは、“絆”を大切にする元ヤンのプライドが許さないというわけです」（前同）

　今年４月に足かけ１１年連れ添った夫と離婚した吉瀬美智子（46）も、福岡の中高生時代はバリバリのヤンキーだったという。

　一度、こうと決めたら決断が早いのがヤンキーの特徴だが、彼女も離婚へ向かって一直線だったようだ。　

「吉瀬は高校卒業後、福岡のエステサロンでアルバイトをしているところをスカウトされて芸能界入りしていますが、ヤンキー時代の写真を見ると、ダブダブの紺のセーラー服とロングスカートをはいた彼女が、茶髪のロングヘアをワンレンにしてメンチを切っている。背筋がゾワッとなるほど“怖い顔”をしてるんですよね（笑）」（前出の芸能記者）

　胸元に“あばよ”の文字が入った緑色のジャージを着用した吉瀬の写真も、ド迫力もの。今にも仲間と暴走行為を始めそうな臨場感が伝わってくるのだ。離婚を切り出したときも、この形相だっ！？

　今年７月、２４歳年上の夫・市村正親と離婚した篠原涼子（48）も、群馬県桐生市の中学生だった頃は本物のヤンキーだったという。　

「あの時代、地方で暮らす元気のいい若者はツッパるのが当たり前でしたからね。篠原も例外ではなかったということ。彼女は中学生時代からヤンキーの彼氏がいて、中３時には“半同棲”していたなんて噂もある。かなり早熟だったようです」

　と言うのは、芸能ライターの織田祐二氏。　

「彼女は中学卒業後にタレントを目指して上京。９０年に『東京パフォーマンスドール』の一員になりますが、このユニット自体がヤンチャな女の子の集まりだったという説もある（笑）。篠原には合っていたようです。９１年に『ダウンタウンのごっつええ感じ』（フジテレビ系）のレギュラーになり、下ネタ系のイジラレ役に徹した彼女をダウンタウンの２人も評価。松本人志も“頭は弱いが、根性はある”と篠原を褒めてましたね」

　チャンスをつかんで上へ、上へ。そんな篠原のヤンキー魂が、彼女を女優として成功させた原動力になったことは間違いない。

　先頃、２人の息子の親権を市村に譲って離婚した篠原だが、その後、年下の韓流アイドルや飲食店オーナーとの熱愛疑惑が次々に発覚。女盛りの身で“ＳＥＸ上等！”を地で行く姿は元ヤンの鑑。アッパレです！