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2021年の夏ドラマが終了した。今回の夏ドラで特徴的だったのは、主人公に朝ドラヒロインが起用されていたこと。例えば、『プロミス・シンデレラ』に2020年に放映された『エール』の二階堂ふみ。『推しの王子様』に2007年に放映された『どんど晴れ』の比嘉愛未。『ナイト・ドクター』に2015年に放映された『あさが来た』の波瑠。『刑事7人』に2009年『ウェルかめ』の倉科カナ。
極め付けは『ハコヅメ』。2018年に放映された『半分、青い。』の永野芽郁と2019年『スカーレット』の戸田恵梨香のダブル主演だった。
このほかにも、朝ドラ『あさが来た』が知名度アップのきっかけとなった小芝風花が『彼女はキレイだった』に主演するなど、この夏ドラは「朝ドラ経験者」のオンパレードだった。
なぜ、こんな現象が起きたのか?
「ひとつには、民放ドラマのキャスティング担当者が朝ドラ女優に焦点を絞っていることが挙げられます。視聴率重視の民放ドラマにまったくの新人をキャスティングするのはあまりにもリスクが高い。その点、朝ドラ経験者だと安心して起用できるという点があるんだと思います」(テレビ誌記者)
また、二階堂ふみや戸田恵梨香のように、旧来からある程度名前を知られていた女優さんでも、朝ドラを経験することによって、さらに大きな女優にステップアップすることがある。朝ドラを通り抜けることによって、民放ドラマで使いやすい女優になることがあるということだ。
「朝ドラ女優を使うのは、民放にとってキャスティングに安心感があるということですが、ある意味では、冒険しない安直な方法を取るということです。朝ドラ女優にも限りがありますから、いつも同じ女優ばかりが使われるということにもなりかねない。視聴者に飽きられないようにしなければならないという意味では、朝ドラ女優起用の偏りは、ほどほどにした方がいいとは思います」(前出・テレビ誌記者)
それでも、民放ドラマへの朝ドラ女優起用の偏りはしばらくは続いていくものと思われる。ま、要はバランスなんだけどね。
- (文)久慈修人『週刊大衆』専属記者。【Twitter】@SayEach
- (編集)スナイパー神津『週刊大衆』編集部員。【Blog】https://sniperkozu.com/
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