今回、２０歳から４２歳までの５００人の女性に〈コロナ禍のオナニー〉について本誌がネットアンケートを行ったところ、実に３０％が「増えた」と回答（グラフＱ１参照）。コロナ前に取ったアンケートと比較すると、頻度は倍増していた。いったい、なぜなのか。

　建設会社ＯＬの奈緒さん（26・仮名＝以下同）は、「外食や外飲みができなくなったストレスと、自粛と在宅ワークで家にいることが多くなったのが、一番の原因」と肩をすくめる。

「家にずっといると、イライラが募っちゃうんですよね。家で暇だから、ついエッチな動画を見ちゃう。コロナ前は週１回くらいだったんだけど、コロナで１日に２〜３回やることもあるんです」

　今回の調査で最も多かった「オカズ」（グラフＱ３参照）は〈女性向けＡＶ〉だったが、彼女も、これを愛用しているという。

「ある女流監督のホテルシリーズが最高。男優と女優が、恋人のようにホテルでエッチするんだけど、キスやクンニがたっぷりで、女優さんのしぐさや言葉も自然。自分がエッチしてるような気分になれるんですよね。最近月２０００円の見放題会員にもなりました（笑）」（前同）

　コロナでオナニーが増えた理由は、外出自粛などで恋人やセフレに会えないこともある。財団法人職員の由香さん（28）は、コロナになって彼氏と会う回数が激減したという。

「私だけじゃなくて公務員の彼も、職場から“極力、外で人と会わないように”とクギを刺されているんです。しかたないから、リモート飲み（ビデオチャットを通して会話する飲み会）をすることが多くなったんだけど、彼が“由香がオナニーをしているところを見たい”と言い出して・・・・・・」

　まさに、テレフォンセックスの現代版といったところ。彼女は続ける。

「最初はパンティ越しに下半身を触ってたんだけど、そのうち“下着を脱いで”と言われて（笑）。彼に自分の恥ずかしい姿を見せるのって、生身でセックスするよりエッチな気分になるんですよね」

　一方、夫が家にいる機会が多くなった人妻のオナニー事情はというと——。

　パート妻の美子さん（39）は、「セックスはまったくしなくなって、オナニーの回数が増えた」と話す。　

「うちは、もともと年１〜２回の“準レス”でした。夫が在宅ワークで家にいる分、ケンカが増えて、セックスはゼロに。しかも、コロナで“パート後の息抜き”もできなくなったでしょ？これがねえ・・・・・・」

　彼女は、パート先の主任と、定期的に飲みに行き、ホテルに寄り道する関係にあったという。　

「たまった性欲を処理できないから、夫が寝静まってから、ソファでオナニーするのが日課になっています（笑）」（前同）

　このように、女性たちの一人遊びが増えたせいか、コロナ禍で、女性向けアダルトグッズの売り上げは右肩上がりだという。

　アダルトグッズメーカー『ＳＳＩ ＪＡＰＡＮ』の広報を務めるＹｕｋａ氏は、こう話す。　

「コロナになって販売店、オンラインともに、売り上げが伸びてますね。特に２０〜３０代の女性が、電マやローター、そしてクリトリス吸引型のバイブを、よく買っている印象です」

　実際に本誌の調査でも、半数近い女性が、自粛生活中に自らアダルトグッズを購入していることが判明した（グラフＱ５参照）。

　保育士の泉さん（23）はなんと、３種類のアダルトグッズを持っているという。　

「一つは卵型のローターですね。これは前から持っていたんだけど、新しいのが欲しくなって、１年ぐらい前に電動歯ブラシ型のクリ用ローターも買いました」

　乗り換えたわけではなく、兼用しているのだとか。　

「ある晩、久しぶりに卵型を使ったら、濡れすぎていたのか、スポンとアソコの中に入っちゃったんです。最初は焦ったけど、ナカでブルブルと動くと意外に気持ちよくて。それからは、歯ブラシ型でクリ、卵型でナカを刺激するようになったんです（笑）」（前同）

　もう一つのアダルトグッズは・・・・・・？

「いや、あの・・・・・・、アナルバイブなんですよ。ちょっと試したくなっちゃって」（同）

　と、まさかの三刀流！

　大谷翔平もビックリですな。