欧米では、すでに当たり前の習慣となっているアンダーヘアの処理。剃毛になじみが薄い日本でも、近年はシモの毛を処理する人が増えてきているという。

「確かに、美容目的で剃ったり、脱毛する人が増えていますね。２０１７年に、美容脱毛サロン『ミュゼプラチナム』が２０〜３０代の男女を対象に行った大規模調査では、男性の約１８％、女性の約４５％が、アンダーヘアを処理していることが判明しました」（風俗ライターの大西啓氏）

　若者を中心に浸透してきているシモの毛処理だが、「剃るのは嫌だ」という人も少なくない。

「温泉文化の日本では、“大浴場でツルツルだと恥ずかしい”という人が多いですね。年代によっては、“シモの毛を剃るとツキが落ちる”という迷信を信じている方もいます」（前同）

　そこで今回、日本人１億人が悩むアンダーヘア問題について、性の伝道師であるセクシー女優を直撃。陰毛処理派と処理しない派、それぞれの言い分を聞いた。

　ボーボー派の代表は、ロリフェイスと小柄ボディで“妹系”女優として人気の小島みなみさん（28）。

「私は１０代の頃から陰毛が多くて、なんとなくムシっていたら、ますます陰毛が太くなったんです。今は髪の毛の４倍くらい太くて、長さは３・５センチ以上。ワイルドな陰毛です（笑）」

　かわいい顔と密林ヘアのギャップがエロい彼女は、「ヘアがあるとお風呂で体を洗うとき、ボディソープが、よく泡立つから便利です！それに、大事なところを守ってくれているボディガードですから。愛着が湧くし、心強いですね！」

　と、根っからの陰毛信者。性的興奮を高めるためにも陰毛は不可欠だという。

「エッチで感じてくると愛液で濡れた陰毛がビラビラに絡まって、恥ずかしいんですけど、アレって興奮するんですよね・・・・・・。あと、イクとき、全身がゾワゾワってなると陰毛も逆立ってくるから、大コーフンなんです！」

　一方のパイパン派は、どうだろうか。

「私はもともと陰毛が嫌いだったんです。性的な目線で陰毛を見られるのも恥ずかしい。だから、徐々に整えていくようになって、今は完全にツルツルです！」

　こう明かすのは、Ｈカップ巨乳の“お姉さん系”女優、君島みおさん（33）だ。

「パイパンだと感度が上がります！クンニされるとき、クリトリスに唇や舌の感触が生々しく伝わるので、敏感になりましたね。それに合体した後も、男性のモノがより奥まで入ってくる感覚があるんです」

　このように、どちらにも言い分はあるようだが、アンダーヘアの処理問題は、若者だけでなく、中高年や高齢者の間でも注目を集めているというから驚きだ。

「老後を見据えて、排泄後の拭き取りや清掃で介護者に負担をかけないために、アンダーヘアを脱毛しようと考えている中高年は意外と多いんです。今年の７月、医療脱毛専門院『リゼクリニック』が４０〜５０代の男女１１００人を対象に行った調査によると、この“介護脱毛”希望者は男性で３割、女性では半数以上になることが分かりました」（健康雑誌記者）

　あなたは、どうする！？