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今回のインタビューは、「独身時代、小学校の先生をしていた」という石井江梨子さん(34)。明るくて受け答えもシャキシャキ。大きめの丸メガネを掛けているせいか、ちょっと『Dr.スランプ』のアラレちゃんを思わせる。
「先生をやってるころは、生徒さんにも人気だったんでしょうね?」
こう水を向けると、
「人気だったかはともかく、小学生って、本当に日ごとに進歩するんですね。昨日できなかったことが、今日はできたりする。そんな生徒たちの変化を見るのがとても楽しみでした」
現在の夫(32)に出会ったのは、教師になって2年ぐらいしたころ。
「友達と飲みに行ったら、男性2人が声を掛けてきて――。まあ、ごくありふれたパターンですね(笑)」
ご主人は2つ年下で食品会社勤め。口数が少なくちょっとぶっきらぼうだが、仕事熱心でマジメ。お互いの実家に行き来してるうちに子供ができてゴールイン。彼女は子供の出産、子育てをきっかけに教師を辞め、専業主婦になった。こんな経歴からは「AVに出演する」なんてほど遠い感じだが、一体なぜまた?
「うーん、簡単にいえば、セックスレスかな。実は、2年ぐらい前、夫が管理職(課長)に昇進したんです。でも、このころから家に帰ると“疲れた、疲れた”でね。夜はすぐ寝ちゃうし、土曜日、日曜日も1日中、部屋にこもってパソコンやスマホでゲームをしている。セックスの回数が極端に減ったのもここらあたりからでした」
それまでは最低でも週1回だったが、昇進後は月1回になり、最近はせいぜい2~3か月に1回ぐらい。
「私のほうから誘っても、“ん~、どうしようかなぁ”って乗り気じゃないし……。かといって浮気をしてるわけでもないんです。たぶん仕事のストレスもあるんでしょうね。それに夫はあまりセックスが強いほうじゃないみたい」
一方の江梨子さんはというと――。
「私ですか? 私はまあ、どちらかというとスキなほうで(笑)。初体験は17歳だったけど、わりと早めにセックスの良さに気づきましたしネ。経験人数は夫も入れて6人だけですが、エッチのブランクが1~2か月あると、精神的にも肉体的にもなんかイライラ、ムラムラしちゃって。その意味で性欲は他の女性と比べてたぶん強いほうなんだと思います」
セックスの味も十分知り尽くした34 歳の人妻とあらば、文字通り“したい盛り”。なかなか誘ってこない、誘ってもはぐらかしてしまう夫に業を煮やし、ネットで密かに1人遊び用のローターを買って試してもみた。
「でも、オナニーをすればするほど、気持ちがセックスに向かっちゃうんですね。夫に求めても応えてくれないからよけい欲求不満になって」
こんなとき、スマホでふと目についたのがAV女優の募集広告だった。
「もう“これだァ”って(笑)。巧い男優さんと思いっきりセックスができて、お仕事は短期。それでいてバイト代はめちゃ高い。そのころちょうどクルマを買い換えようと思ってましたからね。これの頭金にしようと」
いや、あの、でも……。撮影ではその日初めて会った男優さんとヤルわけで、ご主人に悪いとか思わないんですか? 思わずこう聞くと、
「そりゃまぁ、夫に“AVに出る”なんて言いませんが(笑)。でも、男優さんとは撮影で会って、二度と会ったり関係を持つこともないわけでしょう? それに男優さんとエッチして気持ちよくなっても、浮気とか不倫とかじゃなくて、あくまでお仕事。オナニーとそんなに変わらないわけじゃないですか」
実は、AVに出演した人妻さんにインタビューをしていて、この中年記者がもっともわからなかったのが、人妻さんたちのこの言葉。夫とのセックスに欲求不満だからAV出演を決めた。ここまではまだわかるとして、AV出演に対する夫への罪悪感があまりない。もっといえば、浮気や不倫という感覚がほとんどない。理由は「男優とのセックスは1回だけで体の関係“だけ”だから」。出演すれば男優に感じまくるが、これは「オナニーと一緒」。男が「風俗遊びぐら構わないだろう。別に浮気じゃないんだから」と言うのと一緒なのである。しかも、男の場合はカネを払うが、AVに出演する人妻は貰う側。貰ったおカネ(ギャラ)も「今はおばあちゃんの家に居候なので、引っ越しの費用に充てたい」とか「正式な結婚式を挙げたい」。江梨子さんの場合は「家族で乗っているクルマを買い換えたい」である。おカネを使って風俗遊びをする亭主よりずっとマトモ(!?)なのだが、それでもこの中年記者はなにか抵抗を感じてしまうんですよねえ……。敢えてダメ押しで、「でもほら、他の男に抱かれるわけでしょう? ご主人に悪いとか、そんな気持ちはないんですか?」と聞くと、
「う~ん、もちろんないことはないですよ。でもほら、私のほうから(セックスを)誘っても応えないんだから仕方ないじゃないですかぁ。……ああ、でも子供たち(10歳と5歳の男の子)には“後ろめたい”っていうのはありましたね。夫に悪いってのより大きかったかもしれません」
夫への罪悪感はともかく――AVに出演すると決めてからは早かった。
「私って、思い立ったらあまりうじうじ考えず、わりとパパパ~っとやるほうなんです。AVのプロダクションに電話をして、スタッフの人たちと打ち合わせをして、撮影の日時や内容を決めて。どんなエッチがいいか聞かれたので、“首締めやスパンキングなんかのMっぽいのも好きだけど、男の子を虐めるSっぽいのもやってみたい”と答えました(笑)」
撮影日は4月7日。5人の男優と絡むシチュエーションになった。「撮影前夜は緊張しましたか」と聞くと、
「いやぁ。子供たちは知人に預けることになっていたのですが、大人しくしてくれるかなあと、それが心配なだけでした(笑)」
素人妻AV嬢はこんな方が多い。小心者の記者は、見知らぬスタッフの前で素っ裸になること、裸になってセックスをすることを考えて夜も眠れない状態になるだろうが、大部分の人妻さんは江梨子さんのように「そんなに緊張しなかった」という答が多いのである。ひとつには前もって「どんなホテルで、どんな男(優)と、どんなことをする」というスケジュールが知らされていることもある。
「まあ、その通りにやったらいいんでしょ、という安心感はありますよね。正直言って不安より“明日はどんな感じになるのかなあ”とか“男優さんがステキな人だったらいいな”とかいう期待感のほうが大きかったぐらいでした」
ギリギリのところになると、男より女のほうが開き直って肝がすわる(図太い?)と言うが、その通りなのかもしれない。
翌4月7日の撮影は1対Ⅰでのセックス、若いM男クンへのS攻め、電マや拘禁グッズによるオモチャ遊びと順調に進んだ。
「どれも驚きと快感でしたが(笑)、一番驚いたのは、最後の若い男優さん2人との絡みでした。お風呂で2人に攻められ、ベッドインしたんだけど、ベッドでダイさんという男優さんのアレがなかに入ったとたん、もうめっちゃ気持ちいいんですよ。いや、動かし方とかじゃなくて、とにかく中に入れただけで気持ちいいの。よく、“セックスの相性がいい”とかいうけど、彼を受け入れながら“ああ、コレのことなんだ”とわかりました。いえ、どこがどうだから気持ちいいなんてわかりません。とにかく入れているだけで気持ちいい(笑)」
こうして乱れに乱れた元女教師のAV初撮影も終わったのだが、でありますが、彼女は監督やスタッフたちの要望に応えて“第2弾”の出演も計画中とか。
「うふふ、また新しい快感や発見があるかもしれませんからね」
取材&記事:梅
【石井江梨子さんのデビュー作はこちら】
『子供たちの前では見せられない教育ママの裏の顔 石井江梨子』(SODクリエイト)
https://www.dmm.co.jp/digital/videoa/-/detail/=/cid=1sdnm00295/
- 【石井江梨子さんのプロフィール】
- 石井江梨子(いしいえりこ)
- ▶︎B82(E)W59H92
- ▶︎年齢=34歳
- ▶︎結婚10年目
- ▶︎専業主婦(元・小学校教諭)
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