【あの小島みなみさんがデビュー10周年を迎えました】

　早いもので、かわいいかわいい小島みなみさんがデビュー10周年を迎えました。

　十年ひと昔とはよく言ったものですが、中高年世代からしてみれば、目の中に入れても痛くない孫のような娘が、こんなに立派に成長して感慨深いことこのうえありません。

　ということで、夕やけ大衆のAV女優観察隊は、お祝いも兼ねて小島みなみさんの元にインタビューに行ってまいりました。

　果たして「夕やけ世代の孫娘」はデビューから現在までの間に、どのような変貌を遂げたのでしょうか。他のメディアでは到底、聞くこともないような、あーんなことやら、こーんなことまで聞いてまりましたので、続きをお楽しみください。

【今、明らかになる小島みなみさんのデビュー秘話】

　それではさっそく小島みなみさんにお話を聞いていきましょう。

ーーデビュー当時と現在を比べて、小島さんが一番、変わったことってなんですか？

「一番ですか？　そうですねぇ。まず第一にAVに対する偏見がなくなりましたね。最初の頃は自分がAVに出ているってことを、あまり声を大にして言えなかったんですけど、今はたくさんの人に私のAVを見てもらいたいって気持ちでいっぱいです」

ーー素晴らしい。それでこそ「夕やけ大衆の孫娘」です。いやはや、なんとも立派に育ったものです。

　ちなみにデビュー当時は、AVに対してどんなイメージを持っていたんですか？

「デビューする前は、すごく怖いイメージでした。でも面接まわりをしていて、すぐに『怖くない』ってことがわかったんですよ」

ーーほう。それはどうしてですか？

「実は私、三度の飯よりいちごが大好きなんです。そしたら、面接周りの時にメーカーの方がそれを知って、いちごのショートケーキを出してくれたんですよっ」

ーーええっ！　いちごのショートケーキと言えば、昔は誕生日とクリスマスにしか食えなかったシロモノですよ。それを単なる新人女優の面接の時に出すなんて、そのメーカーの方はめちゃくちゃ良い人じゃないですか。

「そうなんですよーっ。でもそれだけじゃないんです！」

ーー他にも何かあったんですか？

「私がすごく喜んでいたら、マネージャーさんが『俺のもあげるよ』って、言ってくれたんです！」

ーーぎゃぴーっ！　なんてイイ話なんでしょう！　イイ話すぎて腰が抜けそうです。よもやこれは「一杯のかけそば」」を超えるエピソードかもしれません。

「ここまできたら、あの話もしなければなりません」

ーーえっ？　あの話とは？

「なんと、デビュー作の撮影の時に、スタッフの皆さんが『桐箱入りのいちご』を持ってきてくれたんです！」

ーーひーーーーーっ！　ナンマンダブナンマンブッ！　もはやそれは、秀吉の兵糧攻めに匹敵するほどの「いちご攻め」」です。そこまでされたら、どんな屈強な武将でも兜を脱いで降参するしかないでしょう。

「だから私も、もらった恩は必ず返すって気持ちで頑張りました」

ーーまさに武士道。現代の「いざ鎌倉」とは、このようなことを言うのでしょう。

　しかしながら、今の小島さんがあるのは果物の「いちご」のお陰だったなんて、さしもの夕やけ大衆観察隊も驚きを隠せません。

「あ、でも、いちごに関してはちょっと補足しておかなければならないことがあるんですよ」

ーー補足？　いちごにですか？

「そうです。実は『いちごそのもの』はめっちゃ好きなんですけど『いちご味』の名がついたものは、あまり好きじゃないんです」

ーーなんと！　そうだったんですか。今の補足を聞かなかったら、危うく我々夕やけ大衆と中年ファンの数名が小島さんの事務所を「いちご味だらけ」にするところでした。クワバラクワバラっ！

　ところで、そもそも小島さんは、いつからそんなにいちごが好きになったんですか？

「小さい頃に母がベランダでいちごを育てていて、その成長を見ているうちに好きになったんです。そうそう、私が生まれて初めて包丁で物を切ったのもいちごでしたね」

ーーオウ……ッ。小島さんの優しい思い出の中には絶えず、いちごがあったんですね。ひょっとして初恋の場面にもいちごが登場したんですか？

「いいえっ！　そこにはいちごは出てきませんでした！　代わりにいたのはポケモンです！」

ーーああ無常なり。おそらくこの娘にとっての初恋は、大して優しい思い出がはなかったのでしょう。

　ところで、小島さんはいちご以外に好きな食べ物はないんですか？

「米です！」

ーーおわっち！　即答じゃないですか。しかもいちごの紅と米の白で「紅白」とは目出度いことこのうえありません。

　次は、そんな元気いっぱい、幸せいっぱいの小島さんの知られざる「苦労時代」にスポットライトを当ててみたいと思います。続きをお楽しみください。